アイルランドへ行くには、日本からは空路から飛行機で渡航する手段のみとなりますが、日本からはアイルランドへは残念ながら直行便がありません。そこでどういったパターンでアイルランドへ渡航できるか、検証してみたいと思います。ひとまず出発時間や到着時間は考慮に入れておりません。
アイルランドはダブリンが一番大きなゲートウェイとなりますので、今回はダブリンへ渡航するパターンでご案内します。
ロンドン経由
ロンドン経由で一番の候補となるのが、ブリティッシュエアウェイズでしょう。ブリティッシュエアウェイズは羽田と成田から、イギリスのロンドンまで直行便を就航させています。2019年には関西空港からもロンドン直行便が就航予定です。
まずは一旦ロンドンまで行き、ヒースロー空港でダブリン行きの便に乗り換えます。
ロンドンまでは、約12時間30分。ロンドンからダブリンまでは、約1時間30分かかります。途中乗り継ぎ時間がどのくらいかかるかにも寄りますが、日本からの飛行時間は、合計約14時間となります。
ロンドンからダブリンまでは、かなりの数の便がでいますし、ロンドンで入国審査を済ませれば、ダブリンで別途入国審査が必要ないので便利でもあります(※イギリスEU離脱後の対応は不明)
恐らく日本からだとパッと思いつきやすいルートだと思います。
中東経由(アブダビ・ドバイ)
ここ数年多いパターンが、中東経由です。とくにエティハド航空は料金が良心的だったりもしますので、パターンとして良く利用されるルートになってきました。
エティハド航空(アブダビ経由)
日本からは成田と名古屋からアブダビまで直行便が出ていますので、アブダビ乗継となります、アブダビまでは、約12時間、アブダビからダブリンまでは約8時間30分ですので、日本からの飛行時間は約20時間30分となります。名古屋発の便は北京経由となりますので、もう少し時間がかかります。
エミレーツ航空(ドバイ経由)
中東経由パターンの2つ目として、ドバイ経由のエミレーツ航空というルートもあります。こちらは成田・羽田・大阪から出ていますので、関西地区の方にも利用しやすい便になるかと思います。
ドバイまでは、成田から約11時間30分、ドバイからダブリンまでは約8時間となっています。
ヨーロッパ経由(ロンドン除く)
アイルランドはヨーロッパにありますので、ヨーロッパからの乗り継ぎもまた便利です。
パリ経由
日本からだとエールフランス航空のパリ経由が便利かと思います。エールフランスは、成田・羽田と大阪・名古屋から直行便が出ています。パリまでは、約12時間。パリからダブリンまでは、約1時間40分かかります。
その他ヨーロッパ経由
その他にヨーロッパ経由便ですと、ルフトハンザ(フランクフルト経由)・フィンランド航空(ヘルシンキ経由)・スイス航空(チューリッヒ経由)といったパターンも考えられます。
また、ヨーロッパはLCCのネットワークが発達していて、ダブリンはライアンエアーも多く便が飛んでいますので、ヨーロッパの主要都市に一旦到着してからLCCに乗り換えてダブリンまで行くという手法も考えられるかと思います。
アジア経由(香港)
キャセイパシフィック航空が2018年に香港ーダブリン直行便の運航を開始しました。キャセイパシフィックは、羽田・成田・札幌・名古屋・関西・福岡・那覇から香港まで就航しています(子会社のキャセイドラゴンも含める)。
これらの便を利用すると、香港で乗り継ぎができますので、便利です。特に、札幌・福岡・沖縄の方にとっては利用しやすくなったのではないでしょうか。
まとめ
アイルランド・ダブリンまでの飛行ルートパターン
- ロンドン経由
- 中東経由(アブダビ・ドバイ)
- ヨーロッパ経由(パリ・フランクフルト・ヘルシンキ・チューリッヒ)
- ヨーロッパのLCC利用
- アジア経由