アメリカとフィリピンの2ヵ国留学

フィリピンとアメリカの2ヶ国留学パターンを徹底解説

フィリピン留学と組み合わせて、2ヶ国留学するパターンがあります。フィリピンで安く費用を抑えてしっかり英語力の底上げを図り、2ヶ国目の留学先で本場の英語に触れていくというものです。その中でフィリピンとアメリカというパターンも選ばれたりもします。

アメリカに留学する前に、フィリピンでの留学を組み合わせて検討する場合、どういったやり方で2ヶ国留学ができるのか、検証してみます。

アメリカとの組み合わせの場合は、アメリカのビザの申請があるか無いかで大別できます。

アメリカのビザ申請が不要な場合

アメリカでの就学時間が18時間未満、または滞在期間が90日以下の場合、アメリカ留学のためのビザ申請は必要ありません。そのため、アメリカ留学の前にフィリピン留学を組み入れる場合、フィリピン留学の期間は基本的にご希望の期間で設定することができます。

<組み合わせ例>

(1)フィリピン留学:ご希望の期間で滞在可能

(2)アメリカ留学:90日間まで(※ただし週18時間未満の就学)

この場合、アメリカへ留学する条件は、週18時間未満の就学で、かつ90日以内となります。

そして、日本に一時帰国する必要もなく、フィリピンからそのままアメリカへ渡航しても構いません。

アメリカのビザ申請が必要な場合

アメリカでの就学期間が90日以上を超える場合、そして90日未満でも週18時間以上の授業を受講する場合は、アメリカの留学に際し、ビザの申請が必要となります。
アメリカの学生ビザについて詳しくはこちら

この場合だと、少し状況が複雑で、フィリピン留学終了後に一時帰国してビザ申請を行うか、またはフィリピン留学前にビザ申請を済ませておくかというパターンに分かれます。

■一時帰国する場合■

日本へアメリカ留学ビザ申請のために一時帰国される場合は、フィリピン留学の期間はご希望に合わせて設定することができます。アメリカ留学の期間もビザ申請を前提としていきますので、ビザ申請が不要な場合の制約は基本的に無いです。

このケースで気にしておかなければいけない点は、一時帰国した時にアメリカのビザ取得までにどのくらい時間がかかるかです。

時間に余裕がある場合は、そこまで気にされなくても大丈夫ですが、一時帰国期間をとにかく短くして、素早くアメリカに渡航できるようにしておきたいという場合は、アメリカで受講する学校は早めに決めておき、I-20を発行してもらって、DS-160などのオンラインフォーム作成やビザ申請予約をフィリピンにいる間に済ませておきます。

学校の手続きにも提出する必要な書類がありますので、事前に提出書類は用意しておいた方が安心です。また帰国後すぐに面接予約を入れている場合は、日本のご家族などと協力してもらって、ビザ申請に必要な書類を揃えてもらうことをお勧めします。

ビザ面接がいつで予約をとれるかはその時の状況次第になりますので、状況次第では早めにアメリカに渡航するという計画が計画通りにならない場合もあります。

<組み合わせ例>

(1)フィリピン留学:ご希望の期間で滞在可能

(2)一時帰国(期間はビザ申請次第)

(3)アメリカ留学:3ヶ月以上でご希望の期間留学可、OR 3ヵ月未満は週18時間以上の就学

■一時帰国しない場合■

フィリピンからアメリカへ、一時帰国しないで直接渡航する場合は、フィリピン留学前に事前にアメリカのビザを取得しておく必要があります。

学校からI-20が発行されるのは、コース開始の約4ヶ月前から発行してもらえます。

そこから最速でI-20を発送してもらい、ビザ面接の予約がいつになるかにもよりますが、ビザ審査期間も考慮に入れ多く見積もって、アメリカ留学前のフィリピン留学期間は、多くて2ヶ月程度になるのではないかと思います。

<組み合わせ例>

(1)フィリピン留学:最長2ヶ月程度

(2)アメリカ留学:3ヶ月以上でご希望の期間留学可、OR 3ヵ月未満は週18時間以上の就学

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