日本のノーベル賞受賞の今後

ノーベル賞に日本の科学者が2人も受賞しました。ここ数年、ほぼ毎年と言っていいほどノーベル賞受賞者を日本は輩出しています。これも戦後日本の科学技術振興・欧米の先端技術の吸収と応用という科学技術に対するどん欲さがあった賜物だと思います。(ただ、なぜか経済学賞や文学賞の受賞者がほとんどいないのが残念な所ではありますが)


今回受賞された方も長年の研究の成果が評価された証なのだとも思います。


ただ、ここまでは良いのですが、今後向こう数年先からは、日本のノーベル賞受賞者が出てこなくなってしまうのではないかという危惧がちらほら聞こえています。以下のニュース記事もその一つです。

【ノーベル賞】自然科学分野で日本人躍進も将来は…「中国が受賞ラッシュ」とも


ここでは中国人研究者の論文の数が増えていることに合わせて、国からの研究開発予算の横ばい状況や若い日本人研究者の留学への尻込みなどを理由として挙げています。


こうなるとノーベル賞に何の意味があるとか政治的なものにすぎないといった後ろ向きな意見が出てきたりもするのですが、現実的には論文数やノーベル賞受賞数は世界共通の指標になっています。それで国の研究成果などの評価もされてしまいます。ですので、世界の大学ランキングと同じように、いろいろな測り方がある中でも、この現実的な世界共通の指標を直視しなければならないと思います。


昨今、大学を中心に中国国籍、あと政府が支援してくれている中東系国籍の留学生が欧米の大学では留学生の大半を占めています。それだけ新しい先端の研究を学ぶ意欲が貪欲ということも言えるかと思います。語学学校などにも中国国籍の生徒も徐々にではありますが、増えてきています。それだけ将来の大学に向けた英語力を磨くことにも貪欲と言えるかと思います。

ここ数年は政治的な問題もあったりはしますが、この中国国籍の生徒の、英語をしっかり使えるようになり世界の先端で新しいことを学ぶという姿勢は見習うべきところがあると思います。日本の科学技術の水準を維持し高めていくためにも、若い世代が英語をしっかり使えるようになり、世界の最先端で学ぶ意欲を駆り立てていく必要があるのではないかと感じます。

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