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時事ネタ

受験英語が変わる!

2010年代後半に向けて、大学入試改革が大きく動き出しています。知識偏重型から思考型へ大きな転換です。

その中でも一つの目玉が、英語です。

これまでは文法重視で、英文解釈・構文・語法・英作文といった、どちらかと言えば書くことが重視されていましたが、今後は「読み」「書き」「聞く」「話す」の4技能で評価されるようになります。

では、どういった試験を採用するのかというところなのですが、海外留学ではおなじみのTOEFLやIELTSといった試験を採択するか、または英検を活用したり民間会社が新しい試験を開発したりと、いろいろな動きがあるようです。

どのように落ち着いてくるかは別として、今後はしっかり書くこと・聞くこと・話すことを対策していかなければ、日本の大学(特に難関と言われる大学)を目指すのであれば避けて通れないことになりそうです。

日本のノーベル賞受賞の今後

ノーベル賞に日本の科学者が2人も受賞しました。ここ数年、ほぼ毎年と言っていいほどノーベル賞受賞者を日本は輩出しています。これも戦後日本の科学技術振興・欧米の先端技術の吸収と応用という科学技術に対するどん欲さがあった賜物だと思います。(ただ、なぜか経済学賞や文学賞の受賞者がほとんどいないのが残念な所ではありますが)


今回受賞された方も長年の研究の成果が評価された証なのだとも思います。


ただ、ここまでは良いのですが、今後向こう数年先からは、日本のノーベル賞受賞者が出てこなくなってしまうのではないかという危惧がちらほら聞こえています。以下のニュース記事もその一つです。

【ノーベル賞】自然科学分野で日本人躍進も将来は…「中国が受賞ラッシュ」とも


ここでは中国人研究者の論文の数が増えていることに合わせて、国からの研究開発予算の横ばい状況や若い日本人研究者の留学への尻込みなどを理由として挙げています。


こうなるとノーベル賞に何の意味があるとか政治的なものにすぎないといった後ろ向きな意見が出てきたりもするのですが、現実的には論文数やノーベル賞受賞数は世界共通の指標になっています。それで国の研究成果などの評価もされてしまいます。ですので、世界の大学ランキングと同じように、いろいろな測り方がある中でも、この現実的な世界共通の指標を直視しなければならないと思います。


昨今、大学を中心に中国国籍、あと政府が支援してくれている中東系国籍の留学生が欧米の大学では留学生の大半を占めています。それだけ新しい先端の研究を学ぶ意欲が貪欲ということも言えるかと思います。語学学校などにも中国国籍の生徒も徐々にではありますが、増えてきています。それだけ将来の大学に向けた英語力を磨くことにも貪欲と言えるかと思います。

ここ数年は政治的な問題もあったりはしますが、この中国国籍の生徒の、英語をしっかり使えるようになり世界の先端で新しいことを学ぶという姿勢は見習うべきところがあると思います。日本の科学技術の水準を維持し高めていくためにも、若い世代が英語をしっかり使えるようになり、世界の最先端で学ぶ意欲を駆り立てていく必要があるのではないかと感じます。

世界大学ランキング2016

イギリスのTimes Higher Educationから、2016年の大学ランキングが発表されました。

Times Higher Education World University Ranking 2016

もちろん、これが全てではないですが、一つの指標として見ることもできますし、この指標を重視するケースもあると思います。なので参考情報として活用できるデータではないかなと思います。

細かいランキングは掲載しませんが、上位はアメリカとイギリスの大学がほとんどを占めています。驚いたのは、これまでトップ3常連だったハーバードのランクが下がったことと、カナダやオーストラリアの大学のランクが上がってきていることが挙げられるかなと思います。

一方で、日本の大学はというと総じて下がってきています。安倍政権の目標とは裏腹に、日本の大学のグローバル化が遅れていることの表れではないかなと思います。アジアの中でみると東京大学がアジアトップの座から滑り落ち、シンガポール国立大学や北京大学にぬかされました。そして香港大学やその他の中国や韓国の大学に差を縮められてきています。東大以下では、京大がトップ100に入っているぐらいです。

日本の大学は研究実績など素晴らしいと思います。ただ、このランキングでは、研究実績だけでなく、大学のグローバル化といった視点も考慮されていますので、日本の大学における優秀な留学生の数が大きく影響してきているのではないかとも推測できます。

地元密着の大学などを除き、基本的に総合大学はグローバル視点が欠かせません。世界で研究実績を評価してもらえること、世界から優秀な生徒を集められることが重要になってきます。そうしていかないと、日本だけを念頭に研究をやったところで、世界のどこかではすでにその研究が行われている場合もありますし、優秀な生徒を世界から集められることで、新たな視点や発見にもつながると思います。もちろん生徒の数も増やせますので、財政的にも収入増につながるでしょう。

その為には、やはり一にも二にも、大学において英語は必須です。英語による研究、英語による論文、英語による講義、英語による討論などなど、英語での環境が大学内に伴わないと、このランキング上位はおろか、日本の大学のガラパゴス化が進展してしまう可能性も排除できません。その為にも、大学の努力はもちろんですが、日本の学生にも更なる英語環境への耐性を付けていくことが急務だと思います(ただ、昔よりは英語に対するアレルギー的なものは少なくなってきているのかなとは感じます)。

かつて民主党がナンバーツーじゃだめなのかという発言で、大きな話題になったと思います。その時に日本の技術は世界最高水準でトップレベルなんだからナンバーツーでいいというのはどうなのかといった声もあったと記憶していますが、このままだと、その基盤である大学での研究の質が崩れていき、気付いたら日本の技術が世界で上から何番目?とか言ってられない状況になる可能性も出てくるのではないかと危惧しています。

このランキングは、欧米主導だからという意見もありますが、大学の世界では残念ながら英語ができるのは当たり前という現実になっていると感じます。

ホンダが社内公用語を英語に

自動車メーカーのホンダが、2020年を目標に社内の公用語を英語にすると発表しました。楽天やユニクロに続く社内公用語英語化の動きです。

日本の企業は生き残りをかけてグローバル展開が避けて通れません。その為、社内公用語を英語化して多様な人材が活躍できる場を提供していくことが不可欠になります。社員も日本人だけとは言ってられませんし、多国籍の社員と仕事を進めていく上でも英語は必須です。

当社創業者も自動車メーカーでマーケティングの仕事をしていましたが、上司や関係部門に欧米の人がいたため、会議・ミーティング・メール・資料作成などはほとんど英語でした。日本人だけの部署との会議やミーティングなどは日本語でしたが、日系の大手企業にはこれからもいろいろなバックグラウンドを持った人材が入社してくると思うので、日本語オンリーという場面は少しずつ減っていくのではないのかなと感じます。

ただ、英語はもちろん重要ですが、日本人としてのアイデンティティとして、日本語の重要性も併せて強調しておきたいと思います。

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