ドイツに留学して驚いたこと7つ

ドイツ体験談4回目その1

ドイツの留学体験談第4弾をお届けします。引き続き、あんなさんのドイツでの留学体験談ですが、今回はドイツに留学して驚いたことや日本と違うと感じたことなど7つをご紹介しています。国が違えば文化風習も異なります。こういったことを体験できるのは留学の醍醐味の一つです。

夜が明るい

ドイツには夏から留学しました。そこでまず驚いたのは夜遅くまで明るいということでした。夜21時になっても全く暗くありませんでした。最初の頃は馴染みのない土地で不だったので、帰りが遅くなっても明るいのは安心でした。逆に慣れない環境と日々のドイツ語の勉強で疲れ早く寝たいときに、22時くらいでも真っ暗にならないので眠るのに苦労もしました。

ドイツにはサマータイムがあるので、いきなり1時間早くなったり、遅くなったりするのも日本では経験出来ない面白い経験でした。

ドイツは暖かい

ドイツ留学する前に不安だったことの1つに寒さがありました。日本でも冬の寒さに耐えられない時がよくあったので、もっと寒いドイツで大丈夫だろうかと思っていました。しかし、実際にドイツに住んでみると暖房の性能がよく、寒くて布団からなかなか出られないという状況は全くありませんでした。

トイレやキッチン至る所に暖房が設置されていました。外の気温はドイツの方が低いですが、家の中はとても暖かいので日本よりドイツの方が冬は過ごしやすかったです。

野良猫ならぬ

私は日本で野生動物といえば、鳥や野良猫くらいしか見たことがありませんでした。ドイツではたくさんの野生のうさぎが走り回っているのをしょっちゅう見かけました。緑がたくさんあるような所だけではなく、街中でもたくさんのうさぎがいました。大学の寮の近くと旅行で訪れたベルリンのブランデンブルク門の前ではキツネを見かけ、とても驚きました。

国境線

私はドイツの東の方に留学していたので、オランダがとても近かったです。ある日ドイツ人の友達とイケアに行きたいという話になったときに、ドイツ人はそれじゃオランダに行こうと言いました。よくよく話を聞いてみると一番近いイケアはオランダにあるということでした。イケアに行くだけのために国境を超えるという発想が全くなかったので、とてもびっくりしました。

またドイツにはオランダ、ベルギー、ドイツの3か国の国境線が集まっている所があります。そこをグルグル周るだけで、3か国にいることになります。このように国境線があるようで無いのがヨーロッパなのだなと思いました。

ドイツ、ビールのルール

ドイツでビールを飲むときによく言われたのが、乾杯するときに必ず目を合わせることです。目を合わさないとバットラックと言われました。ビールに関して他の有名なルールとして、ドイツでは決められた線までビールを注ぐというのがあります。ビールの泡が線の上でなければいけません。これは法律で決まっています。

友達はビールが足りないと店員さんに言い、ビールを注ぎ直してもらっていました。真面目さとビールへのこだわり、ドイツ人の少しケチな所が表れているなと思いました。

また私にとって不思議だったのがビールを残すことがタブーなことです。飲み物か食事を残すなら、私は食べ物を残すことに抵抗があります。しかし、ドイツでビールを少しでも飲み干してないと、これはもう飲まないの?飲まないなら飲んじゃうねとよく言われました。日本で言うところの米粒を最後まで食べるような感覚なのかなと思いました。

車への愛情

ドイツは交通機関も発達していますが、車社会でもあります。そして驚いたのがマニュアル車の多さです。オートマチックにしない理由として、オートマチックだと車を運転している気がしないと言います。マニュアルだと実際に操作している感じがあるから好きなのだと多くの人が言っていました。

ドイツの高速道路は多くがスピード制限もありません。エンストを恐れないドイツ人のすごさと車への愛情がとても分かりました。

洗濯機はどこ

ドイツ住み始めて少し困惑したのが洗濯機の場所です。ドイツでは大抵建物の一番地下にあります。WGと呼ばれる普通のアパートに数人でシェアするタイプでも、部屋に洗濯機がないことが多く、地下に数台あったりします。日本ではワンルームのアパートでも部屋に洗濯機が大抵あるので、地下という発想があまりにもなく驚きました。

またドイツでは洗濯物を外に干すことは出来ないので、乾燥機を使うか室内物干しになります。場所によっては干す専用の部屋もあったりしました。

さすがドイツというポイントがずらりと並んでいます。特にビールのルールには驚きですね。法律で決まっているという点もびっくりです。留学をすると日本とは違うことがあり、戸惑うこともありますが、それも留学の良さの一つです。

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