フィリピン・セブ島の語学学校について

フィリピン体験談1回目その2

フィリピンの留学体験談第1弾の2回目、引き続きスナフさんの体験談をお届けします。今回はセブ島にある語学学校を選んだ理由や実際にセブの語学学校での授業についてご紹介いただいています。

 

観光地としてだけではなく留学先としても人気のセブ島は、今や日本の大手企業も社員への語学留学先として選択するほど、日本人留学生にとって馴染みの都市となっています。今回は、そんなセブ島に語学留学した私が通った学校についての体験談をご紹介したいと思います。

どこの語学学校に通っていた?

私が通っていた学校は、「English Fella2」という学校です。同じくセブ島にある「English Fella1」という学校の姉妹校で、韓国人経営の語学学校です。セブ島のマクタン空港から車で30~40分くらいの距離で、セブ島市街に位置しています。

なぜEnglish Fella2を選んだのか?

フィリピンにあるプール
↑学校にあるプール

私がセブ島留学をした理由は、セブ島留学の後に控えるオーストラリアワーホリのための「英語の勉強」でした。以下の内容から、少しでも英語力向上が期待できると思ってEnglish Fella2に入学を決めました。

  • English Fella2はスパルタ校で、決められた日以外の外出が不可。
  • 理由なく授業に参加しない場合は罰金制度あり。授業開始からしばらくすると、出席率を確認しに来る人がいて、寝坊して出席していない人がわかると部屋まで起こしにやってきます。
  • 街の中心地まではタクシーで30分程度かかり、学校の周辺徒歩で行ける範囲には飲み屋が1件のみ。
  • 学校敷地内は飲酒禁止(寮の部屋含む)
  • 異性の部屋への入室禁止。見回りのガードマンがいて、見つかったら即退学だったと思います。
  • 全日3食提供、Wi-Fiあり、プール・売店・ジムもあり、外出できない分、学校内の環境が良いと感じた。

結局プールもジムも使うことはありませんでしたが。

語学学校の一日のスケジュール

  • 7:00~:朝食
  • 8:00~8:50:グループレッスン(リーディング)
  • 9:00~9:50:グループレッスン(グラマー※文法)
  • 10:00~10:50:グループレッスン(リスニング)
  • 12:00~13:00:昼食
  • 13:00~13:50:マンツーマンレッスン(スピーキング、リーディング)
  • 14:00~14:50:マンツーマンレッスン(スピーキング、リスニング)
  • 15:00~15:50:マンツーマンレッスン(スピーキング、グラマー)
  • 16:00~16:50:マンツーマンレッスン(スピーキング、グラマー)
  • 17:00~17:50:選択授業(ネイティブ講師が1人だけいて、その人による授業も選択可能)
  • 18:00~19:00:夕食
  • 19:00~21:00:義務自習+小テスト(単語テスト)
  • 21:00~:フリー時間。自習していてもOK

平日は水曜日と金曜日の2日間は義務自習が「義務」ではなくなるので、17時以降外出が認められていますが、門限は22時と決められています。それ以外は週末まで外出不可となっています。コースによっては、平日は外出不可で週末のみ外出可となっているものもあります。

休日前に受付に行くと、リーディングやライティングなど各教科ごとのタイムテーブルが置いてあって、希望すれば追加無料で授業を受けることができるシステムになっています。

食事は3食とも簡単なバイキング形式になっていて、好きな量食べることができます。韓国経営の学校ということもあってか、韓国料理風の味付けが多かったように思います。

English Fella2に通った感想

学校の屋外の様子
↑学校の屋外の様子

セブ島のほかの語学学校を知らないので比較はできませんが、English Fella2は個人的にとても良かったです。私が滞在していた時の学生の国籍比率は、おおよそ韓国人45%、日本人35%、台湾人20%といったところだったと思います。今思えばアジア人しかいない環境でしたが、初めての海外留学だった私にとっては安心感がありました。

セブ島に到着した初日、学校の日本人スタッフが空港まで車で迎えに行くという話だったのですが、実際来たのはフィリピン人スタッフでした。聞いていた話と違うし、かなり怪しい雰囲気の中、半信半疑で学校に向かい、校内で日本人を見て安心したことを覚えています。

スパルタ校だったこともあってか、真面目に英語学習に取り組みに来ている人が多く、会社の留学制度を使って留学している日本人も多くいました。

清潔感のある学校で、セキュリティもしっかりしており、講師陣の英語力も非常に高かったです。一般的にレベルテストは留学生が行うものですが、講師のレベルテストも定期的に実施していて、講師のテスト結果が貼り出されていました。私の担当だった講師たちは、TOEICなんて簡単過ぎて、テスト中に居眠りする時間もあると言うくらいのレベルでした。アジア人慣れしているので、発音のクセやつまづきやすいポイントを理解しているので、授業はわかりやすく、スムーズなものでした。

1つ難点を挙げるとすれば、Wi-Fiがあるようで無いようなものだったことです。

確かに学校の敷地内でWi-Fiは繋がりますが、それは寮の部屋の外のみなので、わざわざ外に出ないと携帯が使えないことは少々不便を感じました。外でWi-Fiが繋がると言っても、動画が観れるほど通信速度が良好なものではありません。ただ、そういった不便さも裏を返せば勉強に集中できたり、ほかの留学生とのコミュニケーションを取る良いきっかけになったのかもしれません。

まとめ

英語力に関しても海外生活への慣れという意味でも、オーストラリアワーホリの前に、セブ島留学をして大正解だったと思っています。英語に対する苦手意識がなくなったことは、留学の大きな成果。充実したオーストラリア生活に繋がりました。

オーストラリアやニュージーランド、カナダなどワーキングホリデーをその本国で行う前にフィリピンで英語力を鍛える方も増えています。そうすることで、現地でスムーズに英語を活用できるためです。これを2ヶ国留学という呼び方もしていますが、本国にワーホリや留学する前にフィリピンの語学学校で英語をしっかり鍛えて磨いてみてはいかがでしょうか?

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