ワーホリでドイツを選んだ理由

ドイツをワーホリ先に選んだ理由

ドイツでのワーホリ体験談第1弾(スナフさん)をお届けします。フィリピン留学とオーストラリアでのワーホリを経験されてきたスナフさんですが、ドイツへのワーホリも経験されています。その理由と、ドイツに決めるに至った背景をご紹介してくれています。

フィリピンオーストラリアへの留学を経て、2018年末からドイツベルリンにワーホリビザで滞在している私がドイツを選んだ理由について、ご紹介します。

ドイツへのワーホリを選んだ理由

ドイツにワーホリに行くことを決めたのは、ドイツに渡航するちょうど1年前、まだオーストラリアに滞在している頃のことでした。年齢的にもう1年ワーホリビザの申請ができる、いわゆるギリホリの状態だった私は、あと1年あるチャンスを使うか否かで悩んでいました。

将来的に日本で自分のお店を立ち上げたいと考えているので、その場所探しや諸々の準備を考えれば日本での生活に戻った方が良いかなと思う一方、まだ人生経験が足りてないというか、もっと視野を広げたいという想いが勝り、ラスト1年間は旅行でも行ったことが無かったヨーロッパに行くことに決めました。

ヨーロッパでワーホリができる国は、ドイツ以外にもイギリスやフランス、スペインなど何カ国かあります。フィリピンとオーストラリア留学の経緯を考えれば、英語圏のイギリスあたりにビザ申請をするのが妥当そうなところですが、結果的にドイツに決定しました。

以下3点が主な理由です。

  • ワーホリビザが取得しやすい
  • 経済的に安定している
  • 英語力が高い国とされている

まず、ヨーロッパワーホリの定番人気国イギリスは、毎年ワーホリで渡航できる人数の上限が決まっていて、渡航できるかは抽選で選ばれた人のみのため、外しました。ラストワーホリを賭けにしたくはなかったので。本当はスペインに最も興味があったのですが、オーストラリア滞在中に知り合ったスペイン人の友人から、スペインは地元の人も仕事が無い人がいるから仕事探しはかなり大変かもしれないと言われていたこともあり、外していました。ヨーロッパに行く以上、ワーホリする国以外もいろんな国を周りたくて、その旅の資金はヨーロッパで作りたかったので仕事が無いと目標で決めた行動ができなそうだったからです。

フランスはビザの取得が少々大変という話もあり、消去法で残ったのがドイツというわけです。正直な話、元々ドイツにどうしても行きたくてドイツのワーホリビザを取得したわけではなく、ヨーロッパの中で1番ビザの取得が簡単で確実で、仕事もありそうだったのでドイツを選びました。また、英語が母国語ではない国を対象にした世界の国々の英語力指標を示すものがあり、ドイツは世界10位の「英語力が非常に高い」に位置付けられていたことも選んだ理由のひとつです。ヨーロッパへのワーホリは、単純にヨーロッパ生活がしたいという想いだけなので、第三か国語にチャレンジする頭の余裕はないと感じていたからです。

ちなみに、実際ドイツのワーホリビザは、大使館に行って申し込み手続きをしてから約2週間ほどで手に入りました。

ドイツベルリンの街並み

ドイツのベルリンを選んだ理由

ドイツはベルリンが首都。その他にもミュンヘンやケルン、ハンブルクやフランクフルトといった主要都市が存在しています。デュッセルドルフというエリアは日本人が多い都市で知られており、ワーホリでも働ける場所が多くあることで有名です。

海外で日本人のアルバイト先としてよくあるのは飲食店。手巻き寿司のテイクアウトショップやラーメン屋さんや定食屋、居酒屋が王道です。私はこれまでの経験からバーテンダーとして働きたいと考えていたため、日本人コミュニティが多いエリアよりももっと飲食店が多そうな都会を目指したというのがベルリンを選んだひとつの理由です。

もうひとつは、ベルリンは私が以前滞在していたメルボルンと似ていて、移民がとても多い国際色豊かな街で知られている点も惹かれたポイントです。いろいろな人がいる分、やはり英語で会話する場面も多いかなと思ったこと、それは同時にドイツ語ができなくても英語である程度コミュニケーションが取れれば、ローカルでの仕事も引っ掛かるかなというイメージが沸いたからです。

当初、ベルリンはドイツの北に位置しているので、他の国へのアクセスがあまり良くないのでは?と思い、ドイツの南にありフランスなどアクセスがしやすそうなミュンヘンに行こうとも思っていました。日本でも定着しているビールの祭典オクトーバーフェストの開催地でもあり、ドイツを満喫できそうな場所であることは間違いなく、とても悩んでいましたが、最終的な判断基準となったのは「希望の仕事ができそうかどうか」。これを天秤にかけたときに自分にはベルリンが良さそうと判断し、行くことに決めました。

ベルリンのブランデンブルグ門

まとめ

オーストラリアは元はイギリスの植民地だった国ということもあり、ヨーロッパ調の建物が多くありました。それもあってか、ドイツに着いて街並みを見た時に、初めて来た場所という感じは不思議とありませんでした。ただ、関わる人が増えてくるとやはりまた違った文化や特徴があると感じることができて、いろいろ学びながら生活をしています。

ヨーロッパではいろいろな国でワーホリができますが、ドイツは他の国とは違った体験ができると思いますし、メリットも多いかと思います。ワーホリビザ申請自体もそこまで面倒ではないので、ワーホリをご検討されているかたは一度ドイツも検討されてみてはいかがでしょうか。

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