イギリスの教育制度

イギリスの教育制度

イギリスへ留学しようと考えると、日本の学校からイギリスの大学やカレッジへ進学できるの?どのタイミングで進学できるんだろうという疑問も出てくるかと思います。

その時に、イギリスの教育制度について知識があると、イギリス留学の実現に向けて役立ってくる場合が多いです。

イギリスへの留学を検討するにあたり、イギリスの教育制度の知識をこのページでしっかり身に付けておきましょう。

イギリスの教育の特徴

イギリスの教育制度は、イングランド・ウェールズ・北アイルランドの制度とスコットランドの制度で異なります。大まかには類似している点も多いので、ここではイングランドの制度を中心にご紹介していきます。

イギリスでは義務教育が終わった後、GCSEという全国統一の義務教育修了試験を受け、A-Gの7段階で評価されます。GCSE試験を受ければ、義務教育修了とみなされます。

義務教育修了後は、大学進学・職業訓練・就職と3つの道にそれぞれ分かれていきます。大学進学を希望する場合は、日本のように高校卒業後すぐに大学受験というわけではなく、大学へ入るためにさらに、Sixth Formという教育課程で2年間勉強をして、GCE Aレベル(General Certificate of Education Advanced Level)と呼ばれる試験でA*-Eの6段階でパスする必要があります。

幼稚園から大学進学までのステップ

それでは、3歳から始まる幼稚園から大学進学までのステップを簡単に見ていきましょう。

Pre-school(幼稚園)

3~4歳の頃から、Pre-Schoolとよばれる幼稚園に入ることができます。そして4~5歳の間は小学校の幼児クラスに通うようになりますが、北アイルランド以外ではまだ義務教育ではありません。

Primary School(小学校)

5歳から小学校の義務教育が始まります。5歳で小学校1年生になります。小学校の期間は日本と同じ6年間、11歳まで小学生です。

Secondary School(中学校)

11~16歳までの5年間が中等教育学校になり、ここまで義務教育の期間となります。ここで義務教育修了のGCSEという試験を受験します。

義務教育後

義務教育修了後、スコットランド・ウェールズ・北アイルランドでは16歳から社会人になることが可能です。

なお、イングランドでは18歳になるまでは社会人とはなれず、GCSE後は以下の3つのルートを選ぶようになります。

  • 高等教育課程や専門学校でフルタイムの学生を続ける
  • 職業訓練として見習いでの就業を始める
  • パートタイムの学生として専門学校に通いながら就労する

イングランドでは、16~18歳の間は引き続き教育を受けるかもしくは職業訓練を受ける必要があります。そして、大学へ進学するためには、更にSixth Formと呼ばれる高等教育学校にて2年間勉強をする必要があり、「Aレベル」試験で高いグレードの獲得を目指して勉強を続けていきます。

大学へ出願するためには、3科目~4科目においてこの「Aレベル」のグレードが必要になります。スコットランドでは「Aレベル」はないのですが、代わりに「Scottish Advanced Higher」の取得が必要になります。

イギリスの大学制度

イギリスの大学はどのような特徴があるのでしょうか。イギリスの大学は、オックスフォード大学やケンブリッジ大学など世界的に評価の高い大学が集まっています。世界の大学ランキングでも、上位100位の半分強程度はアメリカとイギリスの大学で占められてると言っても過言ではありません。

そして、日本やアメリカのような一般教養課程を学ぶ時期がほとんどなく、1年目から専門分野の勉強をすることができ、最短3年で学位の取得が可能という点が大きな特徴です。

大学入試制度

イギリスの大学へ進学するためには大学ごとの入学試験はなく、Aレベルと呼ばれる全国統一試験のグレードで決まります。このAレベルをパスすることで、日本で言う高校卒業認定に相当する資格にもなります。

高等教育課程にあたる2年間のSixth Formにて、Aレベル科目の履修をし、最後の試験で評価が与えられる仕組みになっています。このAレベルの課程が、一般教養レベルに相当するので、イギリスの大学では入学後そのまま専門科目の履修へと進むことができるようになっています。

イギリス教育制度の日本との違い

まず義務教育が異なり、日本は小学校6年間⇒中学校3年間の9年です。対してイギリスは小学校6年間⇒中等教育5年⇒高等教育/職業訓練の2年間を足すと13年間といった長い期間となります。

義務教育機関で職業訓練を選択することもできるのも、日本と違った点といえます。また、パートタイム学生として教育を受けながら職業訓練を受けることもできるのも特徴的です。

大学への入学制度も大きく違います。日本では高校を卒業する時期に大学入試を受けるようになりますが、イギリスでは中等教育が終わった後に、高等教育である大学進学科目を履修しAレベル試験で入学したい大学に求められるグレードで評価される必要があります。

また大学でも日本では最初の二年間は一般教養課程がメインであることに対して、イギリスでは1年目から専門の内容を勉強します。そのため、高いレベルでの教育を受けることができると言えるでしょう。

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