ロンドンへの留学

ロンドン留学の概要

London

イギリス留学で圧倒的人気NO1を誇るロンドン留学。イギリスだけでなくヨーロッパ最大の都市であり、ヨーロッパをはじめ、世界中から人・モノの出入りが激しく、世界でも有数の国際都市の一つです。ロンドンには様々な文化や人が世界中から行き来し入り混じりながらイギリスの中でも独特な国際都市としての雰囲気を感じることができます。英語だけでなく国際感覚を養い、世界の流行の発信を肌で感じグローバリズムを研ぎ澄ますにはロンドンでの留学は忘れられない貴重な体験になること間違いなしです。

ロンドンの場所

ロンドンは、イギリスのグレートブリテン島の南側に位置し、イギリス第1の都市圏をであり、イギリスの政治経済、そして文化の中心地です。ロンドンだけの都市人口は約880万人、周辺の都市も含めた都市圏では約1,400万人の人口規模となってます。都市規模で言うと日本の関西エリアとほぼ同規模です。

日本からは、約8000キロ。ロシアをずっと西へ進みヨーロッパの先の方に行ったイメージです。日本からは飛行機を利用することになりますが、飛行機で片道約12-13時間の距離です。郊外を中心に周辺に5つの空港があり、世界的な大空港であるヒースロー空港を擁しています。日本からロンドンへの直行便は羽田・成田・関西から開設されていて、日本航空・全日空・ブリティッシュエイアウェイズにより運航されています。

ロンドン留学のメリットやデメリット

ロンドンに留学する上でメリットやデメリットは存在します。ロンドンに留学するにあたり事前にメリットやデメリットをトータルで考えて検討していくことが大切です。

ロンドンへ留学するメリット

ロンドンへ留学するメリットは、多国籍な人たちと触れ合え色々な価値観や考え方を享受することができる点や、無料で英語を学習できる機会が多いという点が挙げられます。

ロンドンへ留学するデメリット

デメリットは何と言っても物価の高さになるでしょうか。ロンドンの家賃も高いですし、それに応じて物価も年々高くなっています。ロンドンへ留学するにはある程度の予算を見込んでおく必要もあります。

ロンドン留学の費用

ロンドンでの留学費用は、イギリスでも高くなる方でありますが、学校や滞在費など様々なオプションがありますので、オプションを上手く組合すことでロンドンでの留学費用を抑えることができます。

1ヵ月ロンドンで勉強してホームステイした場合、留学の費用として航空券込みで50万円前後~が相場感です。1年間だと、約400万円前後となります。もちろん、学校・レッスン時間・滞在先のタイプにより料金は異なってきます。
(※1ポンド=150円計算、航空券は東京発直行便で往復18万円で想定した場合)

語学学校あるエリア

ロンドンとは、どこからどこまでを指すのでしょうか?行政的には、グレーターロンドンと呼ばれる大きなエリアを大きくロンドンと呼ぶことができると思います。

このグレーターロンドンが、33のboroughと呼ばれる行政区に分かれています。ただ語学学校などで、ロンドン校という名称で呼ばれている学校のうち、実際にはこのグレーターロンドンの隣の州であるサリー・エセックス・ケントにある語学学校でもロンドン校と呼んでいる学校もあったりします。

ここでは簡単にロンドンのエリアを以下の10エリアに分けて紹介します。

ピカデリー・オックスフォードストリート

ロンドンの中心となるエリアです。エロス像で有名なピカデリーサーカスや、様々な飲食店やバー・パブ、ナイトクラブが立ち並ぶソーホーがあります。ロンドン一のショッピングストリートであるオックスフォードストリート、リージェントストリートやボンドストリートなどにはたくさんのオシャレなお店やレストラン、気軽に立ち寄れるカフェ、デパートやスーパーマーケットなどあり、人通りも激しく、バスやタクシーの交通量も多いエリアです。

西側にはハイドパークの入り口もあります。ミュージカル劇場や映画館も多く立地し、ロンドンのエンターテイメントの中心地でもあります。ロンドン中心部の語学学校も、格安校から一般的な学校まで多くの語学学校がこのエリアに集まっています。

ビッグベン・ロンドンアイ・バッキンガム宮殿・トラファルガー広場などの観光名所もこのエリアから徒歩圏内です。

ピカデリーサーカスエリアの語学学校

ブルームズベリー・ホルボーン

オックスフォードストリートエリアの東側で隣接しているエリアで、Tottenham Court Roadからも徒歩圏内のエリアです。大英博物館やロンドン大学のSOASやUCLのキャンパスが広がるエリアで、ピカデリーやオックスフォードエリアよりは人通りも減り忙しなさも少しなくなります。

ホルボーン周辺にも語学学校が多く集まっていて、ロンドン大学のLSEやKings College、ロンドン芸術大学、ウェストミンスター大学もあり、都会の中のアカデミックなエリアとも呼べるエリアです。

キングスクロス・カムデン

上記の2エリアから少し北へ入ったエリアになります。キングスクロスはケンブリッジやイングランド北部などのターミナル駅となっていて、隣のセントパンクラス駅にユーロスターが乗り入れたのと同時に周辺が大きく再開発されて、一大拠点エリアとなっています。

更に西隣にはユーストン駅もあり、3つの大きなターミナル駅が連なっているエリアです。このエリアの北側には古着マーケットで有名なカムデンタウン、東側にはイズリントンも隣接しています。

パディントン・ケンジントン

大まかにパディントン駅からロンドン中心部の西部エリアを指しています。パディントン駅はイギリス西部へのターミナル駅で、ヒースロー空港へのヒースローエクスプレスやエリザベスラインというロンドンを東西に結ぶ大動脈の電車も乗り入れています。

ロンドン中心部の西側エリアは、ケンジントンと呼ばれるハイドパークを中心に閑静な住宅街が立ち並ぶエリアとなっていて、多くの著名人や資産家の住まいもあるロンドンを代表する高級住宅エリアです。パンクの発祥の地で雑貨店が並ぶキングスロード、ブランドショップやハロッズがあるナイツブリッジなど見どころもあります。

パディントン/ケンジントンにある語学学校

イースト

大まかにBankやシティなどのロンドン中心部Zone1の東部エリアを指しています。このエリアは、金融街シティを中心としたロンドンの経済の中心エリアです。ロンドンの市庁舎やドッグランドのビル群など、デザインに富んだロンドンの高層ビルがここ数年で多く建っています。

セントポール寺院・タワーブリッジ・ロンドン塔などの観光名所も多いエリアです。ロンドンの学生寮や学生ハウスなどもこのエリア近辺に多くあります。

観光名所でもあるバラマーケットのあるロンドンブリッジやその周辺のサウスバンクの一部もこのエリアに含めています。

イースト地区にある語学学校

北部郊外

ロンドンの郊外北側のエリアで、中心部からは地下鉄Northern Lineで大体20分~30分でアクセスできるエリアです。ハムステッドを中心に、ハイゲイト、マズウェルヒル、ゴルダーズグリーンなどのエリアとなっています。

ロンドンの高級住宅地と呼ばれるエリアの一つで、森林が多く緑豊かなエリアとなっています。ハムステッドヒースなど森林そのままとも言える大きな公園もあり、高台にもなっているので、ロンドンの中心部も一望できたりします。ハムステッド周辺にはいろいろなオシャレな雑貨店やカフェが並び、落ち着いて過ごせるエリアです。

ウィンブルドン

ロンドンの郊外南西部エリアにありロンドン中心部のWaterloo駅から電車で15分、地下鉄District Lineでも中心部から30分程度でアクセスできます。テニスでも有名なこの町ですが、実際にはテニス会場からは少し離れています(実際の最寄駅はSouthfieldsです)。

ウィンブルドンは治安も良くちょっとした小さな町になっていて、ショッピングモールもあれば、映画館、シアターも町の中にあったりします。普段の留学生活には事足ります。リッチモンドやキューガーデン、ハンプトンコートなど、ロンドン郊外西エリアの観光名所の拠点にも便利な町です。

グリニッジ周辺

ロンドンの郊外東部部エリアにありロンドン中心部から電車で20分でアクセスできます。テムズ川沿いにある旧天文台や旧海軍学校など、歴史的な建物があるほか、グリニッジパークと呼ばれる公園も広がります。テムズ川を挟んで北側は、成長著しいドックランドエリアで、その際には2012年のオリンピック会場にもなり、ヨーロッパ一ともいわれるショッピングモールがあるStratfordなどもあります。

ロンドン郊外南部

ロンドン郊外の南部エリアでケント州やサリー州にも近いエリアです。ロンドン中心部から電車や地下鉄で30分~50分の距離のエリアです。主なエリアは、Brixton、Croydon、Crystal Palaceなどとなります。郊外ではないですが、一部サウスバンクにある学校もこちらに含めております。

ロンドン郊外南部にある語学学校

ロンドン郊外西部

ロンドン郊外の西部エリアでテムズ川沿いの豊かな自然が広がります。ActonやEalingなど日本人が多く住むエリアもあり、足を伸ばせばリッチモンドパークやキューガーデンなどの見どころも多いです。ヒースロー空港もこのエリアとなります。

ロンドンでの滞在先

ロンドンに留学している期間の滞在先は、主にホームステイと学生寮の2つに分けられます。

ロンドンの滞在先を選ぶにあたり気を付けるべき点は、ロンドン交通局(TfL)によってエリア分けされているZoneによって値段が変わるという点です。Zone1の中心部からドーナツ状に数字が大きくなるにつれ遠くなりますが、値段も気にしながら希望する滞在先のZoneはどこかという視点も持っておく必要があります。

ホームステイ

ロンドンのホームステイは、個室がほとんどで、相部屋は知人や友人との同時申込で無い限り選ぶことができません。

毎日朝食と夕食が付くハーフボード(Half-board)、または毎日朝食だけを付けられるベッドアンドブレックファスト(B&B)、数は限られますが全く食事が付かないセルフケータリング(Self-catering)といったタイプに分けられます。

これらの3つのタイプとホームステイのエリアであるZoneを掛け合わせていきながら、ご希望のホームステイタイプを申し込む形になります。Zoneで言うとZone3~Zone4がボリュームゾーンで、Zone1が最も高くなり、Zone5-6が最もお安くなります。ちなみに、Zone1のステイ先はなかなか見つけることが難しくなっています。

学生寮

ホームステイの他には寮滞在も選ぶことができます。ロンドンの寮のほとんどは民間の会社が運営しています。その寮の部屋を学校が数部屋割り当てられているので、学校経由で申し込むこともできますし、学校以外からも申し込むという事もできます。また数は少ないですが独自に寮を所有している学校もあったりします。

ロンドンの基本情報

人口 約880万人
周辺人口 約1,400万人
日本との時差 -8時間(3月⇒10月)
-9時間(10月⇒3月)
最高気温(平均) 22℃(7月)
最低気温(平均) 3℃(12月~2月)
最寄りの国際空港 ヒースロー空港(LHR)

ロンドンの気候

ロンドンは海洋性気候に属しています。海流に影響を受けている気候ですので、雨、晴れ、曇りと移り変わりの多いのが特徴です。大西洋から比較的暖かい風が吹いてきますので、緯度は高いですが雪が降ったり氷点下になったりすることはめったにありません。降雨量も年間を通して一定量の降水量があります。

夏は、湿気が多くてジメジメした暑さではなく、空気が乾いているのでカラッとした暑さです。気温は高くても23度前後になりますが、ここ数年熱波もあって30度を超える日も出てきています。朝は5時ころから、そして夜は10時ころまで明るくなります。

冬は、最低気温が3度を下回ってくる程度で、氷点下になることはあまりありません。雪に見舞われることも少ないです。ただ朝は8時ころまで暗く、夕方4時ころには暗くなり始めるので、日照時間が短く寒いというネックで、曇りの日はほとんど陽射しを浴びることはありません。

ロンドンの年間平均気温

ロンドンのお役立ち情報

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