アイルランド短期留学の特徴や費用について

短期留学を考えている方の中には、春休みや夏休みを利用してアイルランドへの留学を希望する方もいると思います。アイルランドへの短期留学ならではのメリット・デメリットや、おすすめの都市など詳しく解説していきますので、短期留学先選定の参考にしてみてください。

アイルランドの文化

アイルランドはイングランドの隣にある島国です。共通言語には、英語とゲール語(アイルランド語)を使用します。

自然が豊かで治安が良く、気候が1年を通して比較的温暖なので留学生にも生活しやすい環境でしょう。また、国民性も穏やかで陽気な方が多いと言われています。

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アイルランド短期留学の特徴

アイルランドに短期留学する場合の基本情報をご紹介します。

ビザ

アイルランドの場合、3ヵ月以内の滞在であれば観光ビザで入国可能です。

アイルランドの観光ビザは滞在許可を取る必要がないので、3ヵ月以下の短期流書きであれば特別な手続きをすることなく入国できます。

なお、3ヵ月以上の滞在になる場合は、入学証明書や英文の残高証明などを用意したうえで空港の入国審査で滞在許可を取得する必要があります。そして入国後アイルランドの指定の移民局などで外国人登録を行ってビザの申請をする必要があります。

他の人気留学国では、日本から出国前に大使館などに行き事前にビザを発行するのが一般的ですが、アイルランドの場合はその必要がなく、就学までのプロセスが少ないのは嬉しいポイントです。

アイルランドでのビザ

短期留学の種類

短期留学では、語学学校へ入学する方がほとんどです。語学学校は入学の日に大きな決まりがなく、毎週月曜に入学できたり2週間ごとに入学日を設けていたりと比較的好きなタイミングで渡航できます。

授業の内容も、一般英語・ビジネス・試験対策・習い事などさまざまなレパートリーがあるので、希望や英語レベルに合わせて選択可能です。

また、大学付属の英語コースにも短期留学できます。ただし、1学期制を取ることが多いので、最低3~4ヵ月の期間が必要です。

大学付属の英語コースの場合、初級レベルでも受講できますが、長期留学や現地の大学への進学を目指す方が多いので、中級以上の英語力がある方でないと授業が難しいと感じるかもしれません。

短期留学と長期留学の違い

短期留学は、1週間~3ヵ月以下などアイルランドに滞在する期間が短いのが特徴です。アイルランドやヨーロッパでの観光も兼ねて留学する方もたくさんいます。語学学校では英語を学ぶだけでなく、お稽古やボランティアのコースもあります。

長期留学の場合、英語力を飛躍的に伸ばしたい方や英語を学びながらアイルランドで働きたい方が、アイルランドの学校に留学することが多いです。観光や遊び、体験よりも勉強や就労がメインになるのが特徴です。

アイルランドに短期留学するメリット

短期留学の地にアイルランドを選択するメリットをご紹介します。

・国内やヨーロッパに観光しやすい

アイルランド国内はもちろん、ヨーロッパの国々が近いので観光にも適しています。

例えば、アイルランドの首都ダブリンから、イギリスの首都ロンドンまでは飛行機で1時間30分の距離です。

また、ダブリンからならスペインのバルセロナや、イタリアのミラノまでも飛行機で2時間30分程度で到着します。

留学の帰りにヨーロッパの国々を巡ってから帰国するのも面白いでしょう。

・日本人が少なく英語を使える機会が多い

短期間で英語を学ぶ場合には、できるだけ英語環境を作る必要があります。アイルランドには日本人留学生が比較的少ないので、英語に触れる機会が増えるのがメリットです。
(※ダブリンには日本人がよく集まる学校もあります。)

日本人と関わる機会が減る代わりに、外国籍の友人や知人が増えるでしょう。

短期留学のように短い期間でも海外の友達さえできれば、日本に帰国してからでも電話やメールなどを通して英語の勉強を続けることができます。

アイルランドに短期留学するデメリット

アイルランドに短期留学する場合には、以下のようなデメリットもあります。

・日本から遠い

日本からはアイルランドへ直行便が無いため乗り継ぎで入国するようになります。乗り継ぎ時間も含めて20時間程度かかると考えておきましょう。

短期留学をする方の場合、「忙しい」「時間がない」「休みを利用している」といった方が多く、移動のタイムロスが気になる方も多いかもしれません。

ただ、その分日本からの留学生や観光客が少なく、英語環境に身を置きやすいのはメリットとなります。

・日本食があまり普及していない

海外生活に慣れている方は現地の食べ物でも問題なく過ごせますが、短期留学のように現地に滞在する時間が短い場合には、現地の食べ物が口に合わない可能性があります。

近所のスーパーマーケットで簡単におにぎりや味噌汁が購入できれば良いのですが、アイルランドには日本食がイギリス・フランス・ドイツなど日本人が多くいる国ほどは普及していません。

いざという時のために、持ち込みを許可されているインスタント食品などを、日本から持参すると安心です。

アイルランド留学におすすめの都市

アイルランドに留学する場合、どの都市に滞在するか悩む方も多いでしょう。ここでは、アイルランドへの短期留学におすすめの都市をご紹介します。

ダブリン

アイルランドの人口の4分の1が暮らしている、アイルランドの首都ダブリン。

語学学校の種類も多く、交通機関も発達していて生活に困ることがないため、留学生から人気の高い都市です。留学中、グルメやショッピングも楽しみたい方に向いています。

コーク

コークは、欧州文化都市にも選ばれた実績のある、アイルランド第二の都市です。歴史的建造物も数多く残っており、滞在しているだけでもアイルランドの文化を味わえるでしょう。

陽気な方が多いアイルランドの中でも、コークに住む方々は、「お喋り好き」で有名だといわれています。

ゴールウェイ

ゴールウェイは、豊かな自然と素朴さが魅力の都市です。古代遺跡の残るアラン諸島などもあり自然派な観光が好きな方に向いています。

人口も少なめでこじんまりとした街並みなので、短期留学でも安心して滞在できるでしょう。

まとめ

アイルランドは自然が豊富で気候も比較的温暖なことから、日本からの短期留学にもおすすめの国です。

移動に時間がかかるといったデメリットはあるものの、英語環境を作りやすく治安もよいため安心して留学生活を楽しめるでしょう。

短期留学の場合は、語学学校に通うケースがほとんどです。語学学校には一般英語だけでなく、ビジネス英語や英語検定対策コースなどさまざまな種類があるので、自分の希望に合った学校・コースを探してみましょう。

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