オーストラリアの語学学校の印象と特徴

オーストラリアの語学学校について

オーストラリアでのワーキングホリデーと留学を体験されゴールドコーストとメルボルンで語学学校に通われたスナフさん。オーストラリアの語学学校について全般的な印象や特徴を語っていただきました。

オーストラリアにワーホリで1年間、学生ビザで1年間、計2年間滞在した中で、3つの語学学校に通いました。この記事では、オーストラリアの語学学校に通った体験談をご紹介したいと思います。

オーストラリアの語学学校

オーストラリアは世界各国からワーホリメーカー、留学生が大勢集まる留学人気国なので、語学学校は各都市、選べるほど充実しています。特に、シドニーとメルボルンはかなり多いです。

私はオーストラリア到着後すぐから1ヶ月、ゴールドコーストにある「imagine」という語学学校に通いました。「imagine」は日本にいる時に、留学エージェントの方と相談して入学を決めた学校です。それから1年後にメルボルンで2つの語学学校に通ったのですが、最初の学校選びとは違い、留学中だったので、複数学校見学をしてから決めました。ゴールドコーストもたくさん学校がありましたが、メルボルンはとても全部見て回るようなことはしていられないほど、学校数が多くあります。

印象としては、どこの語学学校もほとんど同じです。講師、使用しているテキスト、コースの豊富さなど、もちろん違いや特徴はありますが、1クラスあたりの生徒数や国籍比率、学習内容は基本的に変わりません。結果的に、金額で選びました。

オーストラリアの語学学校できた友達

オーストラリアの語学学校の特徴

オーストラリアは「移民の国」と言われるほど、オーストラリア人以外も多く住んでいることで知られています。なので、講師=オーストラリア人ということはまったくありません。私は3つの学校でさまざまな講師にあたりましたが、オーストラリア人の講師は2~3名程度しか見ませんでした。スペイン人、スロバキア人、インド系アメリカ人、ニュージーランド人など、英語が母国語ではない講師の人の授業も多くありました。

それでちゃんと英語が学べるのか?イギリスやアメリカ留学の方が英語学習には適しているのでは?など、ここは意見が大きく分かれるところなのですが、個人的な意見としては、オーストラリアも英語を学ぶにはとても良い環境です。というのも、私は英語力がかなり乏しい状態での留学スタートだったのですが、英語力があまり無い人にとって、どこ出身の人だろうと講師をやるレベルの人からの学びは大きいですし、講師自身が第二言語として英語を学習したからこそ、つまづきやすいポイントを理解していて、しっかり教えてくれるという側面もあります。

さらに言えば、確かに講師も国籍によってアクセントなどクセを感じることはありますが、英語は世界中で最も使われている言語なので、英語を学習した後、ネイティブ以外と英語で会話をする機会も当然あるでしょう。そんな時にはむしろ、オーストラリアでの留学経験が活かせるのではないかと思います。

ちなみに、私が出会った講師の男性3名もの人が、奥様が日本人女性。日本語を理解できた3名だったので、こちらが質問したいけどうまく表現できないような時は、こそっと日本語で質問できるような状況もありました。結構オーストラリアあるあるというか、現地で結婚してオーストラリアに住む日本人女性とても多いです。

オーストラリア内の土地柄であった特徴として、ゴールドコーストは、年中晴天の気候が良いエリアなので、公園でBBQやビーチでバレーをしながら交流を深めよう。といった、授業中でも放課後の自由参加型のアクティビティとしても、野外のイベントが多くあった記憶があります。

一方メルボルンは、四季がはっきりしているので、年中野外でアクティビティというわけにはいきません。夏はみんなでビーチに行くこともありますが、博物館に行ったり、スケート場に行ったり、室内で楽しめるアクティビティも豊富に企画されていました。

オーストラリアの語学学校でビーチで遊んだ

1日のスケジュール

私の経験上のスケジュールです。

  • 8:30~10:30:1限(リスニング)
  • 10:45~12:30:2限(リーディング)
  • 12:45~13:45:ランチ
  • 13:45~15:00:3限(ライティング)
  • 15:00~17:00:自由参加のアクティビティ(内容は日替わり)

月曜~木曜の週4日、1日5時間のタイプです。大体の学校で、夜間クラスも開講しています。一般的には、月曜~金曜の週5日、1日4時間のタイプが主流ですが、私は金・土・日でアルバイトをしたかったので、週4日で通える学校を選択しました。

どこの学校も基本的に4週間に1度、4週間分の振り返りテストがあり、成績が良ければクラスのレベルアップが可能です。私が講師から聞いた話では、3ヶ月の学習で1つレベルが上がるのが目安で、テストの結果と普段の授業の様子から、明らかに次のレベルにいけると判定された人は3ヶ月待たずに上がっていくようになるようです。

今回のまとめ

ほかの英語圏で語学学校に通うよりも、多くの国籍の人に出会える可能性が高いのがオーストラリアではないかと思います。イギリス英語のような、格式あるイメージの英語が学びたい。と思う人には向かないかもしれませんが、さまざまな英語に触れてみたい。と思う人に、オーストラリア留学は適していると思います。

オーストラリアの語学学校に関するスナフさんの印象や語学学校の特徴をご紹介いただきました。国々によって語学学校の特徴があると思いますので、ご自身の希望に合っているか確かめて留学先選びをしてみても良いと思います。

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