オーストラリアのワーキングホリデー

【2023年度版】オーストラリアのワーキングホリデーを徹底解説! | オーストラリア留学の無料エージェント

ワーキングホリデーは、長期滞在と現地での就労を可能にする特別なビザ制度です。この制度を利用することで、異文化交流を深めながら語学を学び、アルバイトやインターンシップに参加することができます。特に、収入を得ることが可能な点が大きな魅力となっています。

オーストラリアは、ワーキングホリデー制度を持つ英語圏の国の中で最も高い最低基本時給を提供しており、長期滞在を希望する旅行者にとって理想的な選択肢となっています。ここでは、オーストラリアのワーキングホリデーについてわかりやすくご紹介いたします。

ワーキングホリデーとは?

ワーキングホリデーは、一般的な海外旅行とは一線を画す、特別なビザ制度です。この制度は、18歳から30歳までの日本国民が、ワーキングホリデー協定を締結している国々で、1〜2年間の長期滞在と、学業または就労を可能にします。

観光ビザを利用すると、現地での就労は許可されません。また、留学ビザを使っても、労働時間は国により週20時間や40時間などに制限されることが多いです。しかし、ワーキングホリデービザの利用者は、これらの制約を受けずに長期間働くことができます。また、仕事の種類についても制約が少ないため、自由度が高いのが特徴と言えるでしょう。

このように、ワーキングホリデーは、海外での生活と働く経験を得たい若者にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。

ビザの種類 年齢制限 国の制限 回数制限 期間の制限 就労許可
ワーキングホリデー 一般的に18〜30歳(一部国では35歳まで) ワーキングホリデー協定を結んでいる国 一部の国では1回のみ 一般的に1〜2年 許可される
留学ビザ なし 申請者が留学する国 なし 学校のコース期間に基づく 一部の国では制限付きで許可される
観光ビザ なし 申請者が訪れる国 なし 一般的に数週間から数ヶ月 許可されない

オーストラリアのワーキングホリデーでできること

オーストラリアのワーキングホリデーは、人生に新たな章を追加する絶好の機会です。観光、就労、学習、これらすべてが可能なこの経験は、視野を広げ、新たなスキルを獲得するチャンスを提供します。

また、働くことを選ばないという自由もあります。オーストラリアのワーキングホリデーでできることには、主に以下の3つがあります。

  • 最長3年間までの就労(就学は4ヵ月まで)
  • 異文化交流ができる
  • 日本よりも高収入の仕事

最長3年間までの就労・就学

オーストラリアのワーキングホリデー制度は、他国と比較して独特の魅力を持っています。それは、セカンドワーキングホリデーとサードワーキングホリデーという制度です。

これらは特定の条件を満たすことで、滞在期間を最大3年間まで延ばすことが可能です。これにより、英語力をしっかりと鍛え、海外生活を本格的に楽しむことができます。さらに、稼いだお金を使って、趣味や学習など、自己成長につながる様々な活動に挑戦する時間も増えます。(但し、就学可能期間はトータル4ヵ月までです)

異文化交流ができる

オーストラリアは、その多文化的で多国籍な特性により、世界で最も多様性に富んだ国の一つとして認識されています。

OECDの調査によれば、オーストラリアは外国人の割合が最も高い国で、これは留学生や労働者の大きな流入によるものです(※1)。

この国では、多様な文化や価値観に触れる機会が豊富で、視野を広げる絶好の機会を提供しています。さらに、このようなグローバルな環境での経験は、帰国後の就職活動や将来の生活においても大いに役立つことでしょう。

日本よりも高収入の仕事

ワーキングホリデー制度は、海外での生活を収入を得ながら体験することができます。この制度を利用することで、新たな文化に触れ、異なる生活スタイルを体験することができます。

特に、オーストラリアはワーキングホリデーの人気の目的地であり、その理由の一つが高い最低時給です。

オーストラリアのワーキングホリデーでは、一週間に平均して約7~800豪ドル、一ヶ月には約3200豪ドル(約307,200円)の収入を得ることが可能です。

これは、生活費を賄いながら新たな経験を積むのに十分な額です。しかし、良い条件の仕事を見つけるまでには時間がかかることもあります。そのため、渡航時には少なくとも2ヶ月分の生活費を持参することが推奨されています。

ワーキングホリデーは、異文化交流を深め、新たなスキルを習得し、同時に収入を得ることができる絶好の機会です。この制度を利用すれば、海外での生活をフルに楽しむことができ、自己成長を促すことができます。

そのため、新たな挑戦を求めている人にとって、オーストラリアのワーキングホリデーは理想的な選択肢と言えるでしょう。

オーストラリアのワーキングホリデーと他国との違い

オーストラリアのワーキングホリデー制度と他国のワーキングホリデー制度には、いくつか異なる点があります。主な違いとしては、以下のようなものがあります。

滞在期間:
オーストラリアのワーキングホリデービザは最初の1年間有効で、条件を満たすとさらに1年間(セカンドワーキングホリデー)、さらにその後も1年間(サードワーキングホリデー)更新することができます。これに対して、他の多くの国ではワーキングホリデービザの期間は1年未満に定められています。

就労制限:
オーストラリアでは、ワーキングホリデービザ保持者は1つの職場で最長6ヶ月間働くことができます。これに対して、他の国ではこの制限が異なる場合があります。

最低賃金:
オーストラリアは最低賃金が高いことで知られており、ワーキングホリデー制度を利用する人々にとって魅力的な選択肢となっています。

セカンド・サードワーキングホリデー:
オーストラリアはセカンド・サードワーキングホリデー制度を導入しており、特定の条件を満たすことでビザの延長が可能です。これに対して、他の多くの国ではこのような制度は存在しません。

このような違いは、オーストラリアがワーキングホリデーの目的地として人気がある理由のひとつといわれています。

ケアンズのビーチ

オーストラリアのワーキングホリデーのメリットやデメリット

オーストラリアのワーキングホリデー体験は、その豊かなメリットとデメリットを通じて、個々の旅行者に独自の価値を提供します。しかし、これらのメリットとデメリットは、個々の体験や視点によって大きく異なることがあります。この記事では、オーストラリアのワーキングホリデーのメリットやデメリットについて、解説していきます。

オーストラリアのワーキングホリデーのメリット

オーストラリアのワーキングホリデーは、その豊かな自然、友好的な文化、そして高い生活水準により、多くの人々にとって魅力的な選択肢となっています。オーストラリアのワーキングホリデーのメリットは、以下のようなものが挙げられます。

1.自由度が高い

オーストラリアのワーキングホリデーは、その自由度の高さから多くの人々に選ばれています。語学学校への参加、アルバイトによる現地での労働体験など、自分だけのオリジナルプランを実現することが可能です。

1年という長期間の滞在が許されるこのプログラムは、その自由度の高さから他の留学方法とは一線を画しています。時間に余裕がある中で、制約がほとんどないこのプログラムでは、さまざまな挑戦のハードルが下がります。自由な長期滞在が可能なワーキングホリデーだからこそ、日本での1年間の生活とは異なる、新たな経験をすることができます。

2.多様な文化と人々との出会い

オーストラリアのワーキングホリデーは、多様な文化と人々との出会いが魅力です。世界中から集まる人々との交流は、視野を広げ、新たな友人を作る絶好の機会となります。

また、その友人が住む国を訪れる際には、現地のガイドとして案内してくれることもあり、宿泊費を節約することも可能です。これらの経験は、ワーキングホリデーならではの特典であり、人生を豊かにする貴重な体験となるでしょう。

3.高い教育水準

オーストラリアは、その教育水準の高さで知られています。世界の大学ランキングでも常に上位に位置する大学が存在し、多くの留学生を引きつけています。また、多数の語学学校が競争し、その質を高めています。

オーストラリア政府は、ESOS(Education Services for Overseas Students)法を通じて、語学学校の設備やカリキュラムの品質を厳しく監視しています。これにより、留学生は自分に最適な学校を選び、質の高い教育を受けることが可能です。

4.日本人のイメージがいい傾向にある

日本人のイメージがいい傾向にある点も、オーストラリアでのワーキングホリデーのメリットになります。その理由は、日本人の働き者で誠実なイメージが現地で高く評価されているからです。

多文化社会であるオーストラリアでは、日本人の労働力は信頼され、様々な職種での就労機会が広がっています。その結果、自身のスキルを活かし、新たな挑戦をすることが可能となります。

5.魅力的な観光地がある

オーストラリアのワーキングホリデーは、各都市の魅力を満喫しながら、世界遺産であるグレートバリアリーフやエアーズロックなどの観光地を訪れる絶好のチャンスです。日本からは遠いこれらの地を、ワーキングホリデーなら手軽に体験できます。美しい自然、クリアな海、洗練された街並み、オーストラリアには探索したい場所が無数に広がっています。

さらに、オーストラリアからはインドネシアのバリ島、ニュージーランド、ニューカレドニア、バヌアツなど、日本からは遠い人気観光地へも比較的安価で短時間で訪れることが可能です。

オーストラリアのワーキングホリデーのデメリット

ワーキングホリデーは、その魅力的な側面と同時に、必然的に一部のデメリットも伴います。それらのデメリットを理解し、適切に対処することで、より充実したワーキングホリデーを過ごすことが可能となります。ここでは、オーストラリアのワーキングホリデーのデメリットについて解説します。

1.日本人が多く、英語力が伸びない可能性がある

オーストラリアのワーキングホリデーは、英語力を伸ばす絶好の機会ですが、日本人が多い都市では、英語環境に身を置くことが難しいかもしれません。

しかし、これはあくまで環境の問題であり、自分自身の意識次第で克服可能です。日本人が多いからと言って逃げず、英語環境に自分を押し出すことが大切です。

2.仕事選びが難しい

オーストラリアのワーキングホリデーは、新たな文化と経験を求める若者にとって魅力的な選択肢です。しかし、その一方で、英語力が不足しているとローカルの仕事に就くことが難しいという課題があります。これはどの国でも共通の問題で、英語でコミュニケーションを取る能力がなければ雇用される可能性は低くなります。

英語力が初級レベルの人がローカルで働くことを望むなら、その実現は厳しいかもしれません。しかし、語学学校で英語力を磨き、英語を使うことに慣れることで、この壁を乗り越えることが可能です。

オーストラリアのワーキングホリデーに必要な予算

オーストラリアのワーキングホリデーに必要な予算は、滞在期間や生活スタイル、宿泊施設の選択などによりますが、一部の具体的な例をご紹介します。(分かりやすくするため、概算の日本円でご紹介しております)

  • ビザ申請費用:約40,000円~45,000円
  • 航空券:約70,000円~150,000円(シーズンや予約時期による)
  • 初期滞在費(最初の1ヶ月間の生活費や宿泊費など):約200,000円~300,000円
  • 保険:約150,000円~200,000円(1年間の保険料)
  • 英語学校の学費:約50,000円~100,000円(1週間あたり)
  • 生活費(食費、交通費、通信費など):約150,000円~200,000円(1ヶ月あたり)

また、オーストラリア政府はワーキングホリデービザを申請する際に、一定の財政的な自己資金(通常、約5,000豪ドル+帰国費用)を証明することを求めています。これは、初期の生活費や帰国費用を確保するためのものです。

オーストラリアのワーキングホリデーで人気の都市

オーストラリアでワーキングホリデーや留学で人気が高い都市は、以下の3つの都市が有名です。

シドニー

シドニーはオーストラリアのワーキングホリデーで最も人気の都市の一つです。その理由は、まずシドニーがオーストラリアの最大の都市であり、国際的なビジネスや文化の中心地であることから、多くの雇用機会があります。また、英語学習の機会も豊富で、多くの語学学校やコミュニティが存在します。

さらに、シドニーはその美しい自然環境でも知られています。シドニー港、ボンダイビーチ、ブルーマウンテンズなど、観光地も豊富で、ワーキングホリデー中の休日にはリラクゼーションやアウトドアアクティビティを楽しむことができます。

また、シドニーは多文化都市であり、世界中からの移民や留学生が多く、多様な文化体験をすることができます。これらの理由から、シドニーはワーキングホリデーに最適な都市と言えるでしょう。

シドニーでワーキングホリデー

メルボルン

メルボルンもワーキングホリデーに人気の都市です。その理由は、豊かな文化、美しい風景、そして多様な雇用機会があるからです。メルボルンはオーストラリアで最も生活しやすい都市とも評価されており、美術館、カフェ、レストランが豊富にあります。また、メルボルンは多様な産業が存在しており、特にホスピタリティや観光業界では多くの仕事があります。これらの要素が組み合わさって、ワーキングホリデーを楽しみながら、新しいスキルを学び、異文化体験をするのに最適な場所となっています。

メルボルンでワーキングホリデー

ブリスベン

ブリスベンはオーストラリアのワーキングホリデーで人気の都市の一つです。その理由は、まず、ブリスベンはオーストラリアの中でも特に気候が温暖で、一年を通して過ごしやすいことが挙げられます。また、シドニーやメルボルンと比べて物価がやや低めであるため、生活費を抑えつつ滞在することが可能です。さらに、ブリスベンはビーチや自然が豊かで、休日にはリラクゼーションやアウトドアアクティビティを楽しむことができます。そして、都市部には多くのカフェやレストランがあり、食文化も楽しむことができます。これらの理由から、ブリスベンはワーキングホリデーに訪れる人々にとって魅力的な都市となっています。

ブリスベンでワーキングホリデー

このほかにもオーストラリアのワーキングホリデーでは、パースやゴールドコースト、ケアンズ、アデレードなどの都市も選択肢に入ります。各地には独自の魅力があり、最適な場所を見つけましょう。

まとめ

オーストラリアのワーキングホリデーは、新たな文化と経験を求める若者にとって絶好の機会です。豊かな自然、美味しい食事、親切な人々、そして無限の冒険があなたを待っています。オーストラリアでは、都市の騒音から離れて、野生動物と一緒に生活することも、シドニーのような都市で新しいスキルを学ぶことも可能です。ワーキングホリデーは、自己成長と自己発見の旅でもあります。

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