ゴールドコーストでホームステイをした感想

ゴールドコーストのホームステイについて

オーストラリアでのワーキングホリデーと留学を体験されゴールドコーストとメルボルンで語学学校に通われたスナフさん。ゴールドコーストでは、オーストラリアのホームステイも経験され、ホームステイでの体験について感想を語っていただいています。

オーストラリアのゴールドコーストで、1ヶ月間ホームステイをした時の体験についてご紹介します。

ホームステイ先が決まるまで

オーストラリアには、留学エージェントを通じてワーホリビザで渡航しました。このワーホリがオーストラリアには初めての渡航だったこと、そもそも海外自体にあまり慣れていなかったこともあり、最初はホームステイで現地に慣れることが良いとエージェントの方にアドバイスをいただき、ホームステイをすることに決めました。

まず1ヶ月間ゴールドコーストで語学学校に通い、その後メルボルンへ移動する予定でいたので、ホームステイはゴールドコーストの1ヶ月間にしました。ホームステイ先の候補は、エージェントから何軒か提示され、条件を絞りながら決定しました。ホストファミリーとの入居手続き、ゴールドコーストの空港到着からホームステイ先への送迎まで、すべてエージェントが対応してくれたので、住みたい家を決めるだけでOKでした。

ホームステイした家について

私のホームステイ先の選び方は、「学校までの距離が近い、子ども無し、ペットはどちらでも良い」程度の条件で決めました。子どもがいたら嫌なわけではありませんが、勉強に集中できないことがあるという話を聞いていたので、外しました。

実際にホームステイした家は、オーストラリア人のホストマザー、学校まで片道30分以内、子ども無し、犬1匹、プール付きの家でした。また、私の他に1人、20歳のブラジル人の青年がホームステイしていました。家自体広く、部屋は個室で専用のシャワールームもあって、徒歩圏内に大型のショッピングモールがあり、買い物も便利だったので、家の条件はかなり良かったと思います。

ゴールドコーストは土地柄、晴れが多く雨が少ないので、節水意識が高く、シャワーは1回につき何分までと、制限をかけられることがあると言われましたが、特になにも言われませんでした。家によっては門限などのハウスルールもあるようですが、私の場合は洗濯は週に1回にしてほしいと言われるだけでした。一応、門限など守るべきルールはないか?と確認しましたが、男性に門限は無いから、自由に生活しなさいとのことでした。

ゴールドコーストのホームステイの様子

ホームステイを体験してみて

最初はホームステイを利用して、現地生活を始めるのは確かに良いと思いました。いきなりシェアハウス生活もありですが、土地勘が無いとどの辺が住むのに良いかピンとこないのと、基本複数人で部屋を共有する必要があるからです。語学学校に通っている間は特に、個人部屋でゆっくり自分の勉強時間を確保できて、夕食の時は会話する機会があると、英語の上達には良いと思います。

私の場合の1点誤算は、ホストマザーしかいなかったことです。ホームステイ先の情報として旦那さんの名前もありましたが、どうやら離婚をしていたよう。ホストマザーは、彼は旅行に行っていると言っていましたが、私より前に滞在していたブラジル人の子も見たことが無いと言っていました。私が利用した留学エージェントは、「夫婦の家庭のみ」を紹介していると言っていたので、おそらく離婚していると伝えてはいけないと思ったのではないかと思います。

それもあってか、コミュニケーションを取る機会は少なかったと感じます。ホストマザーは平日、早くから仕事に出かける生活だったので、結構疲れていて就寝も早く、休日は自分の時間をゆっくり過ごしたい感じで、休みなのでホームパーティーしようとか、どこかに行くような関わりはありませんでした。

語学学校が一緒で、ホームステイ中の人に聞くと、休日にホストファミリーと過ごす時間が長い人が多くて、その点は私の場合少し残念だったポイントです。また、「食事」については家によってかなり違いがあるようです。私のホームステイ先のホストマザーは、料理にまったくこだわりの無い人だったので、冷凍の魚や野菜を焼くなり揚げるなりして済ませるタイプ。美味しくはないですが、食べることに困る味ではありません。ほかの家だと、味付けがすごく濃かったり、辛い料理が多かったりで、食べられないこともあるようでした。

あと、温暖なエリアではよくあることだと思いますが、結構ゴキブリは多かったです。日本のようにセミなどの昆虫を見ることはありませんでしたが、ゴキブリだけはちょくちょく確認しました。

ゴールドコーストのホームステイのお手洗い

今回のまとめ

オーストラリアに限ったことではないかもしれませんが、オーストラリアでホームステイする=オーストラリア人がホストファミリーではありません。移民の国と呼ばれるくらい、さまざまな国籍の人が住んでいるので、中には日本人がホストファミリーということもあるくらいです。

家によって食文化や習慣が異なるので、オーストラリア人の家で暮らしてみたいと思う人は、ホストファミリーの国籍をチェックすることをおすすめします。

オーストラリアのホームステイに関するスナフさんの印象をご紹介いただきました。オーストラリアに限ったことではないですが、移民が多い国だと、ホストはネイティブではないという事も多々あります。特に都市部ではその傾向が強いです。ただ国籍指定するのは受け付けられないことが多いので、注意しておきましょう。

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