カナダの田舎町で楽しめるアクティビティ

カナダ体験談4回目その5カナダの田舎町で楽しめるアクティビティ

カナダの留学体験談第5弾メアリーさんの体験談第5回をお届けします。カナダのブリティッシュコロンビア州にあるウエストクートニーに留学されたメアリーさんが、カナダの地方ならではの留学中のアクティビティをご紹介いただき、そこでよかったことなど教えてくれています。

その土地でしかできないことをしてみよう!

タイトルの通り、留学の醍醐味はその土地でしかできないことを体験できるということです。カナダは数ある英語圏の留学先の中でも自然が豊かな地域が多く、長い冬があるのが特徴です。私の留学した田舎町でも、10月の半ばごろから雪が降り始め、4月末ごろまでは雪景色が続きます。しかし、そんな地域でも、楽しめるアクティビティはたくさんあります。今回は、私や私の友人が体験した、田舎町ならではのアクティビティを紹介していきたいと思います。

冬の代表スポーツ、スキーとスノーボード

カナダは雪が降る地域が多いこともあり、スキー場がとても充実しています。私の留学していた地域にも、3つほどのスキー場がありました。カナダ人の友人の話によると、アメリカやメキシコからもスキーのために泊りがけで旅行にやってくる人も多いようです。

日本のスキー場はわりと整備されていて、一つのスキー場の中にも初級コース、中級コース、などといくつかに別れているところが多いと思いますが、カナダのスキー場ははそうではありません。自然をなるべく壊さないように作られているため、コースのど真ん中に木が立っていることもよくあります。また、複数のコースがある日本のスキー場とは違い、一つの長いコース、というパターンが多いように感じました。日本とはまた違ったスタイルで楽しめるので、冬に留学をする方にはぜひおすすめしたいです。

日本では10代や20代の若い人たちはスノーボードをする人が多いように感じますが、カナダでは20代でも圧倒的にスキーをする人が多かった印象です。カナダ人の友達に聞いてみたところ、スノーボードをする人もいるし珍しくない、と言っていましたが、あまりスキー場ではスノーボーダー達は見かけませんでした。

カナダ田舎町留学で楽しめるアクティビティは自然がたくさん

カナダの大定番、アイススケート

カナダでは、アイススケートは定番の冬の遊びです。私が驚いたことの一つに、どんな小さな地域にもスケートリンクが1つはある、ということがあります。夕方や週末に一般に無料開放されていて、小学生や中学生がこぞって駆け付け、アイススケートを楽しんでいました。地元の子供たちはみんな、「マイスケート靴」を持っていました!さすがカナダ人定番の遊びですね。

靴がない私たちは、3ドル(250円前後)で靴を借りることができました。私は日本でアイススケートに行ったことがなかったのですが、日本人の友人が、日本よりもカナダのスケートリンクは氷の質が遥かに良くて、日本に帰った時にはカナダのスケートリンクが恋しくなったとしきりに言っていました。

カナダは、日本や韓国のプロのアイススケーターたちの練習地になっていることもあって、スケートをするのにもってこいの環境でもあります。私のように、留学をきっかけにスケートを始めるのも楽しいと思いますよ。

カナダ田舎町留学で楽しめるアクティビティのカーリング

日本では珍しいカーリングに挑戦できるかも?!

カーリングをやったことがある人は少ないのではないでしょうか?私もカナダでカーリング場に連れて行ってもらった時、「さすがカナダだな!」と思いました。

私はESL(留学生用英語コース)を取っていた時に授業の一環として行ったので、どのくらいの料金で借りられるかなどはわかりませんが、人数が多いなら団体で予約ができることが多いようです。見かけよりも難しかったですが、たくさんの友達と仲を深めるきっかけにもなりました。

ほかの地域にカーリング場があるかはわかりませんが、おそらく私の留学していた地域だけ、ということはないと思います。日本ではなかなかカーリングをする機会はないと思うので、ぜひ友達と一緒に挑戦してみてほしいと思います。

暖かくなってきたら川下りや湖でのアクティビティへ

川や湖があるかは地域によりますが、暖かくなってきたらカヌーに乗って川下りに行くのがおすすめです。

私は友達と一緒に、川の近くにあった川下りを提供しているアドベンチャーショップに申し込みに行きました。漕ぎ方の説明やおぼれそうになった時どうするかなどの説明が初めにある場合が多いですが、ここは英語面でとてもいい勉強になります。また、急流を下ったり、ガイドの人の話を聞いたりしながら、雄大な自然の中を船で下っていくことができ、とても気持ちがいいです。

また、私たち以外にも参加してきた人が10人ほどおり、知り合いを作る良いきっかけにもなりました。BC州では釣りをするのに資格が必要なので(オンラインで資格を買うこともできます)気軽に楽しめるという点で、川下りやボートで湖の上を漕いでいくツアーのようなものの方が充実していました。ウエットスーツや靴、ライフジャケットなど、借りるものが多かったので費用は4000円ほどしましたが、夏をカナダで過ごすなら1度は体験してみて欲しいです。

今回のまとめ

寒いカナダに留学して、どんなことをして遊ぼう?と考える方もいるかもしれませんが、このように冬でもいろいろな楽しみ方があります。学部留学の方は、勉強が忙しく頻繁に出かけるのが難しいかもしれませんが、まとまった休みや週末に足を延ばしてみるのもいいと思います。

短期留学でも、十分アクティビティが楽しめると思うので、学校が企画してくれるものや、ホストファミリーにお勧めを聞いたりして行ってみると、新たな出会いもあり楽しいですよ!

カナダのならではのアクティビティでしたね。カナダの大都市からだと1日がかりで行うアクティビティも、田舎町だと気軽にできるので、カナダの自然をしっかり満喫できるアクティビティが豊富にそろっていますね。カナダの田舎ならではの楽しみ方がありますね。

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