日本からパリへの行き方

日本からパリへの行き方

フランス留学で特にパリに留学する場合、パリまでどうやって行こうか、どういった飛行機路線があるのか気になる所ではないでしょうか。

日本からパリに行く場合は、ほぼ全てといっても過言ではない位、CDGとよばれるシャルルドゴール空港に到着するようになります。

日本からこのパリ・シャルルドゴール空港に行く飛行機路線での行き方について、どういったパターンがあるのか幾つか考えてみたいと思います。

東京発パリ行き直行便

羽田空港からパリへ

まず、パッと思い浮かぶのが日本からパリへの直行便があるかどうかという所だと思います。

日本からパリへの直行便はあります。東京からだと羽田空港と成田空港から直行便が出ています。

航空会社としては、羽田から日本航空(JAL)・全日空(ANA)・エールフランス航空(AF)の3社が、また成田からはエールフランス航空(AF)がそれぞれ直行便を飛ばしています。

航空会社にもよりますが、2022年以降ロシア上空を回避する為、飛行時間が14時間10分~14時間55分かかるようになっています。

航空会社出発空港便名出発時刻到着時刻飛行時間
JAL羽田JL458:2514:5514時間10分
ANA羽田NH2159:4516:2514時間20分
エールフランス羽田AF2931:007:5514時間35分
AF2819:0515:5014時間25分
AF27921:554:5014時間55分
成田AF14711:0518:0014時間55分

※時期や曜日により、便名・出発時刻・到着時刻・飛行時間は変更になっている事もありますので、各航空会社の最新の情報をご確認ください

大阪発パリ行き直行便

関西空港からパリへ

直行便と言えば、関西空港からもエールフランス航空がパリまで直行便を飛ばしています。

大阪発の直行便もロシア上空を回避する為、飛行時間が14時間55分かかるようになっています。

航空会社出発空港便名出発時刻到着時刻飛行時間
エールフランス関空AF29112:2519:2014時間55分

※時期や曜日により、便名・出発時刻・到着時刻・飛行時間は変更になっている事もありますので、エールフランス航空の最新の情報をご確認ください

経由便のメリット・デメリット

パリへ行くには直行便だけではありません。途中アジアやヨーロッパなど他の都市で乗り継いで経由してパリに行くという方法もあります。

パリというメジャーな都市へは経由地も非常にたくさんありますので、選択肢も豊富です。

まずはパリへの経由便のメリットとデメリットを考えてみます。

経由便のメリット

経由便のメリットは大きく以下に挙げられるかと思います。

  • 航空運賃が安くなる傾向
  • 経由地で一休みできる
  • 選択肢が多い
  • 日本出発から外国気分を味わえる
  • 経由地で観光もできる

経由便のデメリット

経由便のデメリットに関しても以下の点が考えられるかと思います。もちろん、個々の便によっては当てはまらない場合もあります。

  • 飛行時間がトータルで長い
  • 出発時刻や到着時刻が良い時間帯でない
  • 経由地での待ち時間が長い
  • 機内で日本語が通じない
  • 日系の航空会社が選べない

東京発パリへの経由便

羽田空港または成田空港からパリへの経由便の選択肢を考えてみます。

羽田空港・成田空港共に多くの海外エアラインが就航していますので、経由地も選べるくらいありますが、経由便を選ぶ際には航空運賃だけでなく経由地での乗継の良さなども考慮に入れて検討しましょう。

羽田空港からの経由便

地域航空会社経由地
アジアタイ航空バンコク
キャセイパシフィック香港
ベトナム航空ホーチミン
エアチャイナ北京
シンガポール航空シンガポール
中東エミレーツドバイ
ターキッシュイスタンブール
ヨーロッパブリティッシュエアウェイズロンドン
ルフトハンザフランクフルト
ミュンヘン
フィンエアーヘルシンキ
ITAイタリア航空ローマ
SASスカンジナビアコペンハーゲン

羽田空港は、成田に比べるとそこまで多くの海外エアラインが乗入れていませんので、成田に比べれば選択肢が少し減ります。

ただ全日空や日本航空などの日系エアラインがコードシェアなどで提携していたりもしますので、これ以上の経由便の組合せの選択肢も考えられるようになります。

例えば、羽田からJALのカタール・ドーハ行きの便に乗り、ドーハで乗り継いで、ドーハからはカタール航空のパリ行きに乗り継ぐといった方法です。

成田空港からの経由便

成田空港には多くの海外エアラインも乗入れていますので、羽田以上の経由便の選択肢を考えることができます。

地域航空会社経由地
アジア大韓航空ソウル(仁川)
チャイナエアライン台北(桃園)
エバー航空台北(桃園)
中国東方航空上海(浦東)
エアチャイナ北京
タイ航空バンコク
キャセイパシフィック香港
ベトナム航空ホーチミン
シンガポール航空シンガポール
エアインディアデリー
スリランカ航空コロンボ
中東エミレーツドバイ
カタール航空ドーハ
エティハドアブダビ
ターキッシュイスタンブール
ヨーロッパKLMアムステルダム
オーストリア航空ウィーン
LOTポーランドワルシャワ
スイス航空チューリッヒ
フィンエアーヘルシンキ

成田空港からパリへの経由便だと、どちらかと言えばアジアや中東経由の方が選択肢が多い傾向です。羽田からほとんど飛んでいないソウルの仁川空港や台湾の桃園空港へ行く便が出ているというのも大きいと思います。

逆にヨーロッパ経由でパリに行く場合は、羽田空港の方が選べる選択肢が多くなるといったところでしょうか。

大阪発パリへの経由便

次に大阪の関西空港からパリへの経由便を考えてみます。関西空港からの便も成田空港に似たような傾向にはあります。

地域航空会社経由地
アジア大韓航空ソウル(仁川)
チャイナエアライン台北(桃園)
エバー航空台北(桃園)
中国東方航空上海(浦東)
エアチャイナ北京
タイ航空バンコク
キャセイパシフィック香港
ベトナム航空ホーチミン
シンガポール航空シンガポール
中東エミレーツドバイ
カタール航空ドーハ
エティハドアブダビ
ターキッシュイスタンブール
ヨーロッパKLMアムステルダム
ルフトハンザミュンヘン
フィンエアーヘルシンキ

経由便に関しても、関西空港からの便が廃止されたり、経由地からパリへの便が廃止という可能性もありますので、最新の状況を各航空会社の方でチェックするようにしてください。

地方空港からの経由便

羽田・成田・関空以外にも、他の地方空港からはアジアへの便が沢山出ている空港もあります。ここ数年LCCの便数も増えてはいますが、LCCは多くの場合経由地からパリへの便を飛ばしていませんので、レガシーキャリアと呼ばれる一般的な航空会社を選んだ方が無難です。

そういったレガシーキャリアを利用して最寄りの地方空港からパリへ行く方法も検討してみるのも良いでしょう。

名古屋中部・福岡・札幌新千歳・沖縄那覇などはアジアへの便も多く出ていますので、地元から直接パリへという事も出来てきます。※ただし便数が少ないため、経由地での乗り継ぎ時間が悪いことも多いです。

これらの空港も含め地方空港であれば、JALやANAの国内線で羽田まで行き、JALならJAL、ANAならANAの国際線に羽田で乗り継ぐという方法もとれます。

地方空港から出ているアジア便

空港航空会社経由地
名古屋中部大韓航空ソウル(仁川)
チャイナエアライン台北(桃園)
中国東方航空上海(浦東)
エアチャイナ北京
タイ航空バンコク
キャセイパシフィック香港
ベトナム航空ホーチミン
シンガポール航空シンガポール
福岡大韓航空ソウル(仁川)
チャイナエアライン台北(桃園)
エバー航空台北(桃園)
中国東方航空上海(浦東)
エアチャイナ北京
タイ航空バンコク
キャセイパシフィック香港
ベトナム航空ホーチミン
シンガポール航空シンガポール
札幌新千歳大韓航空ソウル(仁川)
チャイナエアライン台北(桃園)
エバー航空台北(桃園)
中国東方航空上海(浦東)
エアチャイナ北京
タイ航空バンコク
キャセイパシフィック香港
沖縄那覇大韓航空ソウル(仁川)
チャイナエアライン台北(桃園)
エバー航空台北(桃園)
中国東方航空上海(浦東)
エアチャイナ北京

シャルルドゴール空港に着いたら

パリ・シャルルドゴール空港にはターミナル1またはターミナル2に到着します。利用する航空会社がどのターミナルに到着するか予めチェックしておきましょう。

空港からパリ市内までは、RERと呼ばれる電車、エアポートバス(ロワシーバス)、タクシーなどを利用してパリ市内の目的地にアクセスすることができます。

航空運賃・乗り継ぎ時間・到着時刻など様々な点を総合的に考慮しながらパリへ行く航空券を検討してみてください。

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