ダブリン留学の費用は総額いくら?学費と家賃の相場【2026年最新】

ダブリン留学の費用は総額いくら?学費と家賃の相場【2026年最新】 | アイルランド留学の無料エージェント

ダブリンはアイルランドで最も学校が集まる街で、そのぶん家賃も国内で一番高い都市です。同じ「アイルランド留学」でも、コークやゴールウェイと比べると滞在費だけで月に3万円前後の差が出ます。その差がどこから生まれるのか、学費と住まいの中身まで踏み込んで数字を並べていきます。

ダブリン市内のエリアごとの家賃差、主要な語学学校の学費比較、空港送迎や滞在手配料といった見積書に後から載ってくる項目、そして現地の食費と交通費。留学前に「思ったより高かった」となりやすいポイントを中心にまとめています。

この記事の前提
・為替レートは1ユーロ=180円で計算しています
・語学学校は一般英語コース週20レッスンを基準にしています
・滞在費はホームステイとシェアハウスの両方を想定しています
・金額は2026年時点の相場で、学校の料金改定や為替で変動します

ダブリン留学の費用は期間別にいくらかかる?

ダブリン留学の総額は、1ヶ月で約55〜75万円、1年で約370〜500万円が目安です。航空券と保険を含めた、日本を出てから帰ってくるまでの金額になります。

総額の目安 主な滞在スタイル ビザ
1ヶ月 約55〜75万円 ホームステイ 不要
3ヶ月 約125〜170万円 ホームステイ、または途中からシェアハウス 不要
6ヶ月 約230〜310万円 シェアハウス中心 学生ビザ
1年 約370〜500万円 シェアハウス中心 学生ビザ
ダブリン留学の費用を期間別に比較。1ヶ月は約55〜75万円、1年は約370〜500万円

幅が広く見えますが、この差はほとんど「どこに住むか」と「どの学校を選ぶか」の2つで説明がつきます。市中心部の学生レジデンスに1年住み続ければ上限に近づき、郊外のシェアハウスへ早めに移れば下限側に寄ります。

3ヶ月を境に金額の伸び方がゆるやかになるのも特徴です。語学学校は申し込み週数が長いほど週あたりの単価が下がりますし、住まいもホームステイからシェアハウスに切り替えることで月々の負担が落ちます。長く滞在するほど1ヶ月あたりは安くなっていきます。

費用は大きく4つに分かれる

ダブリン留学の出費は、性質の違う4つのかたまりに分けられます。この分け方で見ておくと、削れる部分と削れない部分の区別がつきやすくなります。

1ヶ月あたりの目安 含まれるもの 調整のしやすさ
学費 約17〜22万円 授業料、入学金、教材費 学校選びとレッスン数で変わる
滞在費 約19〜25万円 家賃、光熱費、ホームステイの食事代 エリアと滞在タイプで最も差が出る
生活費 約6〜9万円 食費、交通費、通信費、交際費 自炊の頻度で数万円動く
渡航前の費用 約15〜25万円 1回のみ 航空券、海外保険、ビザ関連 渡航時期の選び方で変わる

金額の大きさで言えば滞在費が最も重く、しかも一番コントロールしやすい項目です。だからこそ、ダブリンではエリア選びが予算全体を左右します。

アイルランド全体の相場や他都市との比較を先に知りたい場合は、ダブリン、コーク、ゴールウェイの3都市を横並びで比べた内容や、アイルランド留学の費用の全体像をアイルランド留学の費用のページにまとめています。他の都市も候補に入っている場合は、そちらから見てもらうと選びやすくなります。

希望の期間と学校を教えてもらえれば、ダブリンでの総額を無料で試算します。

ダブリンの語学学校の学費はいくら?主要校を比較

ダブリンの語学学校の学費は、一般英語の週20レッスンで週あたり約230〜300ユーロ、日本円にして約4万1千〜5万4千円が相場です。4週間通うと16〜21万円ほどになります。

ここが他の都市と違うところで、ダブリンには小規模校から大手グループ校まで30校以上が集まっています。選択肢が多い反面、料金の幅も広い。同じ「週20レッスンの一般英語」でも、学校によって4週間で5万円近く差がつきます。

主要な語学学校の学費比較

当社が取り扱っているダブリンの学校を、一般英語の週20レッスンで並べたものです。金額は入学金と教材費を含まない授業料のみで、キャンペーン適用前の数字になります。

エリア 4週の週単価 12週以上の週単価 特徴
Atlas Language School Portobello Dublin 8 約€270〜290 約€220〜240 運河沿いの落ち着いた立地。授業の質に定評があり長期生が多い
Emerald Cultural Institute Dublin 6 約€280〜300 約€230〜250 住宅街の広いキャンパス。年齢層がやや高め
ATC Language Schools 市中心部 Dublin 2 約€250〜270 約€200〜220 アイルランド国内に複数校。都市間の転校がしやすい
Delfin English School 市中心部 Dublin 2 約€240〜260 約€190〜210 価格を抑えた設定。長期の学生ビザ生が中心
ISI Dublin 市中心部 Dublin 2 約€250〜270 約€200〜220 試験対策コースが充実。IELTSとケンブリッジ両方に対応
Alpha College of English Dublin 1 約€220〜240 約€180〜200 比較的安価。長期の語学と就労を組み合わせたプログラムが主力

2026年時点の目安です。料金改定やキャンペーンで変わるため、実際の申込時は最新の料金表で確認してください。

表を見てもらうと分かるとおり、4週の短期で選ぶか12週以上で選ぶかで週単価が40〜60ユーロ変わります。3ヶ月分をまとめて申し込むだけで、総額が7〜10万円下がる計算です。

学校を価格だけで決めるのは避けたいところですが、どの学校も一般英語コースの中身自体は大きく変わりません。差が出るのは校舎の設備、国籍のバランス、そしてクラスの人数です。授業料が安い学校ほど長期の学生ビザ生の割合が高く、クラスの入れ替わりがゆるやかになる傾向があります。

レッスン数を増やすと学費はどのくらい上がる?

ダブリンの語学学校はレッスン数で3段階に分かれているところがほとんどです。週20レッスンが標準、そこに午後の選択授業を足した週26レッスン前後がインテンシブという構成になります。

週のレッスン数 週単価の目安 4週の学費 授業時間
一般英語 軽めのプラン 15レッスン 約€200〜230 約14〜17万円 午前のみ
一般英語 標準 20レッスン 約€230〜300 約17〜22万円 午前中心
インテンシブ 26〜30レッスン 約€290〜360 約21〜26万円 午前と午後

レッスン数を1段階上げると、4週で3〜5万円ほど上がります。ただ午後まで授業が入ると自習や外出の時間が減るので、長期滞在なら週20レッスンで通いつつ空いた時間を使うほうが結果的に伸びる人もいます。短期で成果を出したい場合はインテンシブ、半年以上なら週15か週20レッスン。この使い分けが現実的です。

授業料以外にかかる学校関連の費用

見積書には授業料の下にいくつか項目が並びます。金額としては小さいものの、最初の1回だけまとまってかかるので予算に入れておきたい部分です。

金額の目安 内容
入学金 約€60〜100 申込時に1回のみ。免除キャンペーンを行う学校もある
教材費 約€40〜90 レベルごとにテキストを購入。長期の場合は途中で追加購入あり
試験対策コースの追加料金 週€10〜30 IELTSやケンブリッジ対策を選んだ場合の上乗せ分
夏季追加料金 週€20〜30 6月から8月に在籍する場合に加算する学校がある
修了証明書の再発行 約€20〜30 紛失時のみ。通常は無料で発行される

夏季追加料金は見落としやすい項目です。7月から8週間通う計画だと、それだけで200ユーロ近い上乗せになります。渡航時期をずらせるなら、9月以降か1月からのスタートが金額面では有利です。

学費を抑える3つの方法

1. 12週以上でまとめて申し込む

ダブリンの学校はほぼ例外なく長期割引を設けています。8週、12週、24週と段階が上がるごとに週単価が下がる仕組みで、12週を境に一段安くなる学校が多い。10週で迷っているなら12週にしたほうが総額が下がることさえあります。

2. 閑散期を狙う

10月から3月は学校側も生徒を集めたい時期なので、期間限定の割引が出やすくなります。夏季追加料金もかかりません。冬のダブリンは日照時間が短く天気も安定しませんが、学費と家賃の両方が下がる時期でもあります。

3. キャンペーンの適用時期を合わせる

入学金無料や週数上乗せのキャンペーンは、申込期限と渡航期限が別々に設定されています。渡航は半年先でも、申し込みだけ先に済ませておけば適用されるケースが多い。予定が固まった段階で早めに動くほど選択肢が増えます。

ダブリンのエリア別の家賃はどのくらい違う?

ダブリンの滞在費は、住むエリアによって月に5万円以上変わります。市中心部のシェアハウスの個室が月€1,000〜1,400なのに対し、電車で20分ほど離れた郊外なら€650〜900。同じ街の中でこれだけの差が出るのがダブリンの特徴です。

ここが総額を一番大きく動かす部分なので、少し細かく見ていきます。

ダブリンのエリアの見方

ダブリンの住所には「Dublin 1」「Dublin 8」といった番号がついています。郵便番号のようなもので、数字が奇数ならリフィー川の北側、偶数なら南側という決まりです。Dublin 1は川の北の中心部、Dublin 2は南の中心部で、そこから数字が大きくなるほど中心から離れていきます。

物件を探すとこの番号が必ず書かれているので、番号を見れば位置とおおよその家賃帯の見当がつくようになります。

ダブリンのエリア別家賃マップ。市中心部は月1,000ユーロ以上、郊外は650ユーロから
代表的な地区 シェアハウス個室の月額 市中心部までの所要時間
市中心部 Dublin 1、Dublin 2 約€1,000〜1,400 徒歩圏
南側の人気住宅エリア Rathmines、Ranelagh、Ballsbridge 約€900〜1,300 徒歩20〜30分、バス15分
中心部の西と南西 Portobello、Harold's Cross、Rathgar 約€850〜1,150 徒歩20〜30分
北側の住宅エリア Drumcondra、Phibsborough、Clontarf 約€750〜1,050 バス15〜25分
郊外 Blackrock、Dún Laoghaire、Blanchardstown 約€650〜900 電車やバスで25〜40分

2026年時点の相場です。光熱費込みの物件と別途の物件があり、別途の場合は月€60〜100ほど上乗せになります。

ダブリン市内のエリア別家賃相場。市中心部と郊外で月350ユーロの差

市中心部は通学が楽なぶん最も高い

Dublin 1とDublin 2は、語学学校のほとんどが集まっているエリアです。トリニティ・カレッジやグラフトン・ストリート周辺に校舎があるので、ここに住めば通学時間はほぼゼロになります。

そのかわり家賃は市内で最も高く、シェアハウスの個室で月€1,000を下回る物件はまず見つかりません。相部屋なら€600〜800まで下がりますが、ルームメイトとの共同生活になります。

Dublin 1の北側、オコンネル・ストリートより上のエリアは家賃がやや落ち着きます。ただ夜間の雰囲気を気にする人もいるので、内見や周辺の下見はしておきたいところ。

南側の住宅エリアは家賃と暮らしやすさのバランスがいい

RathminesとRanelaghは、ダブリンで留学生に最も人気のあるエリアです。中心部まで歩いて20分から30分、バスなら15分ほど。カフェやスーパーが揃っていて、学生と若い社会人が多く住んでいます。

家賃は市中心部より1割から2割ほど安い程度で、劇的に下がるわけではありません。それでも人気が高いのは、通学の負担を増やさずに落ち着いた住環境が手に入るからです。物件の回転が速く、募集が出ると数日で埋まります。

Ballsbridgeを含むDublin 4は大使館や高級住宅が並ぶエリアで、物件の質は高いものの家賃も相応です。学生向けのシェア物件自体が少なめになります。

北側と郊外は家賃が下がる

川の北側、DrumcondraやPhibsborough周辺は月€750〜1,050が中心です。市中心部と比べると月に3万円から5万円ほど安くなります。バスで15分から25分なので、通学の負担もそこまで重くありません。

Clontarfは海沿いの落ち着いた住宅街で、散歩や自転車には向いた環境です。中心部からはバスで25分ほど。家賃は北側の中では標準的な水準になります。

さらに家賃を下げたい場合は、DARTと呼ばれる近郊電車の沿線が選択肢になります。BlackrockやDún Laoghaireは市中心部まで電車で20分から30分、家賃は€650〜900。海が見える暮らしを気に入って、そのまま1年住み続ける人もいます。

滞在タイプ別の費用を並べてみる

エリアの話とあわせて考えたいのが、どの形式で住むかです。ダブリンでの選択肢は主に3つあります。

月額の目安 食事 光熱費 向いている期間
ホームステイ 個室 約€1,000〜1,300 週14食付きが標準 込み 1ヶ月から3ヶ月
学生レジデンス 個室 約€1,200〜1,700 自炊 込み 1ヶ月から6ヶ月
シェアハウス 個室 約€650〜1,400 自炊 物件による 3ヶ月以上
シェアハウス 相部屋 約€500〜750 自炊 物件による 3ヶ月以上

ホームステイは金額だけ見ると安くありませんが、週14食の食事が含まれています。食費を月€250前後と考えると、実質的な負担はシェアハウスの個室と大きく変わりません。到着直後の数週間を過ごす場所としては、生活の立ち上げが楽な選択肢です。

学生レジデンスは設備が新しく手続きも簡単ですが、ダブリンでは最も高い部類に入ります。短期で快適さを優先する場合に向いています。

長期滞在ならシェアハウスが基本になります。ただし現地で自分で探すのが前提で、日本から契約できる物件はほとんどありません。

実際に多いパターン
半年から1年の留学では、最初の4週間から8週間をホームステイで過ごし、その間にシェアハウスを探して移るという流れが定番です。到着直後は住所も銀行口座もない状態なので、いきなり賃貸契約を結ぶのは難しい。ホームステイ先を拠点にして内見に回るほうが確実です。
この形にすると、1年の滞在費は最初の2ヶ月が月€1,100前後、残り10ヶ月が月€850前後という組み立てになります。合計で約€10,700、日本円にして約193万円です。

家賃を下げると交通費と時間が増える

郊外に住めば家賃は月€250から€350下がります。ただし交通費と通学時間が増えるので、その分を差し引いて考える必要があります。

家賃 月の交通費 合計 片道の通学時間
市中心部 約€1,200 約€0 約€1,200 徒歩10分
Rathmines 約€1,050 約€40 約€1,090 徒歩25分、バス15分
Drumcondra 約€900 約€70 約€970 バス20分
Blackrock 約€750 約€90 約€840 電車25分

交通費を足しても郊外のほうが安く収まります。金額では月€360、円にして約6万5千円の差。1年なら78万円になります。

ただし通学に往復1時間かかると、週5日で週5時間。半年で120時間ほどが移動に消えます。家賃差をとるか時間をとるかは、留学の目的次第です。授業以外に語学交換やアルバイトを詰め込みたいなら中心部寄り、勉強と生活費のバランスを重視するなら郊外。どちらが正しいというものでもありません。

ダブリン留学で見落としがちな費用

学費と滞在費の見積りが出たあとに、じわじわ足されていく項目があります。ひとつひとつは数千円から数万円ですが、合計すると15万円から25万円ほど。予算を組んだあとに足すと苦しくなるので、最初から入れておきたい部分です。

金額の目安 かかるタイミング 短期 長期
空港送迎 約€40〜70 到着時 任意 任意
滞在手配料 約€80〜150 申込時 ほぼ必須 ほぼ必須
シェアハウスのデポジット 家賃1ヶ月分 入居時 必須
IRP登録料 €300 入国後90日以内 必須
民間医療保険 約€150〜400 渡航前 必須
海外旅行保険 約2〜3万円 1ヶ月 渡航前 推奨
往復航空券 約12〜20万円 渡航前 必須 必須
海外送金の手数料 1回あたり2,000〜5,000円 随時 必要に応じて 必要に応じて

空港送迎はダブリンでは使う価値がある

ダブリン空港から市内までは約12キロ。バスなら€7から€9、所要時間30分ほどで着きます。タクシーは€35から€50。学校や滞在先が手配する送迎サービスは€40から€70が相場です。

金額だけ見ればバスが圧倒的に安い。ただダブリン空港のバス乗り場は行き先ごとに分かれていて、Airlinkと市バスとで停留所も違います。到着が夜になる便だと、スーツケースを持ったまま暗い中で乗り換えを探すことになります。

初日だけは送迎を頼んで、帰国時はバスを使う。この使い分けにする人が多いです。差額は€40ほどなので、到着日の負担を減らす費用としては悪くない選択だと思います。

滞在手配料は見積書の中で分かりにくい項目

ホームステイや学生レジデンスを学校経由で手配すると、家賃とは別に手配料がかかります。ダブリンの学校では€80から€150が標準です。1回のみの費用で、滞在を延長しても再度かかることはありません。

この項目は見積書に Accommodation Placement Fee と英語で書かれていることが多く、家賃の一部だと思って読み飛ばしてしまいがちです。学校によっては長期申込のキャンペーンで免除になることもあるので、申込前に確認しておきたいところ。

シェアハウスのデポジットは大きな出費になる

現地でシェアハウスに移る場合、入居時にデポジットを預けます。ダブリンでは家賃1ヶ月分が標準で、月€900の物件なら€900。初月の家賃と同時に払うので、入居時に€1,800が一度に出ていく計算です。

退去時に返ってくるお金ではありますが、その時点では手元から消えます。ホームステイから移るタイミングで残高が足りなくなるケースがあるので、渡航時の持ち出しに含めておくのが安全です。

光熱費の扱いも物件ごとに違います。家賃込みの物件と、入居者で分担する物件の両方があり、後者だと月€60から€100の上乗せになります。冬場は暖房で跳ね上がるので、内見のときに直近の請求額を聞いておくと見込みが立てやすくなります。

IRP登録料は3ヶ月を超えるなら必ずかかる

日本のパスポートを持っていれば、アイルランドに入国する前のビザ申請は不要です。ただし90日を超えて滞在する場合は、入国後に移民局で登録してIRPというカードを取得します。この登録料が€300、日本円で約5万4千円です。

1年の留学なら、コースを2期に分けて登録を2回行う形になることがあります。その場合は€600。学校のプログラム構成によって変わるので、申し込み前に何回の登録が必要か確かめておくと計算がずれません。

アイルランド入国からIRP取得までの流れ。登録料300ユーロと残高証明4,500ユーロが必要

登録時に残高証明が必要になる
IRPの登録では、滞在中の生活費をまかなえる資金があることを示す必要があります。金額の目安は€4,500以上。銀行の残高証明かカードの利用明細で確認されます。
費用として出ていくお金ではありませんが、登録の日に口座がその水準を下回っていると手続きが進まないことがあります。授業料や家賃をまとめて払ったあとに登録日が来ると危ないので、順番には気をつけたいところです。

実際にあった話
残高証明書を用意しないままダブリンに渡航してしまい、IRPの申請を進められなくなりかけたケースがありました。現地に着いてから慌てて日本の家族に連絡し、銀行で英文の残高証明書を発行してもらって国際郵送で送ってもらうことで、なんとか申請期限内に間に合わせることができています。90日以内という期限は待ってくれないので、残高証明書は日本を出発する前に準備しておくのが安全です。

長期は民間医療保険への加入が条件になる

学生としてIRPを登録するには、アイルランドで有効な民間の医療保険に入っている必要があります。現地の保険会社の学生向けプランで年間€150から€400が相場です。多くの学校が申込時にセットで案内してくれます。

日本の海外旅行保険は補償が手厚いぶん、1年で20万円から30万円かかります。現地保険との違いは、日本語対応の窓口があるかどうかと、携行品や賠償責任まで含まれるかどうか。金額差は大きいので、どこまでの備えが必要かで選び分けることになります。

3ヶ月以内の短期なら日本の海外旅行保険だけで問題ありません。1ヶ月で2万円から3万円が目安です。

航空券と送金にかかるお金

日本からダブリンへの直行便はないので、ロンドンやドバイ、パリなどを経由します。往復の相場は12万円から20万円。7月から8月と年末は上がり、2月から3月と10月から11月は下がる傾向です。

現地でのお金の受け取り方も費用に関わります。日本の口座から現地口座へ送金すると、銀行経由で1回3,000円から5,000円ほど。オンラインの送金サービスなら手数料が下がりますが、それでも回数を重ねると効いてきます。

長期滞在なら現地の銀行口座を開いて、送金は3ヶ月に1回程度にまとめるのが無駄が少ない。口座開設にはPPS番号という個人番号と住所証明が必要になるので、シェアハウスに落ち着いてからの手続きになります。

見積りには学費と滞在費だけでなく、こうした項目も含めた総額をお出しします。

ダブリンの生活費はいくら?食費と交通費の相場

家賃を除いた生活費は、月に€340から€500ほど。日本円で約6万円から9万円が中心の帯です。自炊の頻度と外出の多さでこの幅の中を動きます。

ダブリンの物価はヨーロッパの中でも高いほうですが、スーパーの選び方と交通の使い方でかなり変わります。項目ごとに見ていきます。

食費は自炊で月€220から、外食が増えると€400

スーパーで自炊中心の生活なら月€220から€280。週に2、3回外食を挟むと€300から€400になります。

ダブリンのスーパーは価格帯がはっきり分かれています。

価格帯 特徴
Lidl 安い ドイツ系。野菜と乳製品が特に安い。パンの品質が良い
Aldi 安い Lidlとほぼ同水準。週替わりの特売品が多い
Tesco 中間 店舗数が多く品揃えが広い。自社ブランドを選べば価格を抑えられる
Dunnes Stores やや高い アイルランド系。惣菜と生鮮の質が高い
SuperValu 高い 駅前や住宅街に多い。便利だが単価は上がる

LidlとAldiで基本の買い物を済ませ、足りないものだけTescoで買う。この組み合わせにしている留学生が多いです。同じ内容の買い物でSuperValuとLidlを比べると、月に€40から€60の差が出ます。

個別の価格でいくつか挙げると、牛乳2リットルが€2.20前後、鶏胸肉1キロが€8前後、パスタ500グラムが€1程度。日本と比べて肉と乳製品は安く、野菜と果物はやや高めです。米は€3から€5でアジア食材店なら日本米も手に入りますが、割高になります。

外食はダブリンでは高くつきます。パブでの食事が€18から€25、カフェのランチが€12から€16、パイントのビールが€6.50から€8。パブ文化が根づいた街なので誘われる機会は多く、週に何回行くかで月の出費が€100単位で動きます。

交通費はLeap Cardを使うかどうかで倍近く変わる

ダブリンの公共交通はバス、Luasという路面電車、DARTという近郊電車の3つです。どれもLeap Cardというプリペイドカードで乗れます。

Leap Cardを使った場合、市内の乗車は1回€2.00。しかも最初に乗ってから90分以内なら、バスからLuasへの乗り継ぎも追加料金なしで乗れます。現金で払うと1回€2.60前後になるうえ、乗り継ぎも別料金。カードを持っているかどうかで金額が変わります。

市内1回の運賃 90分以内の乗り継ぎ 1日の上限 1週間の上限
Leap Card €2.00 追加料金なし €8.00 €32.00
現金 €2.60前後 別料金 なし なし

1日の上限と1週間の上限があるのが大きい。どれだけ乗っても週€32を超えないので、毎日通学しても月の交通費は€128で頭打ちです。徒歩と組み合わせれば€50から€90に収まります。

カードの購入は€5で、空港や市内のコンビニ、駅の券売機で買えます。チャージはアプリからもできます。

語学学校生はStudent Leap Cardを使えないことが多い
アイルランドには学生割引のStudent Leap Cardがありますが、対象は大学など高等教育機関に在籍する学生です。語学学校の在籍だけでは発行されないケースがほとんどで、通常のLeap Cardを使うことになります。
費用を計算するときは、割引前の運賃で見込んでおくと後でずれません。学校によっては提携でカードを配布していることもあるので、申込時に聞いてみる価値はあります。

通信費は月€13から€25

現地のプリペイドSIMを使うのが一番安く済みます。GoMoやAn Postといった格安ブランドなら、データ無制限で月€13から€16。VodafoneやThreeの正規プランでも月€20から€25です。

日本のキャリアの海外パケット定額を使い続けると1日約1,000円かかるので、1ヶ月以上の滞在なら現地SIMに切り替えるほうがはるかに安くなります。SIMは空港でも市内のショップでも買えて、パスポートがあれば当日開通します。

アイルランドのSIMはEU圏内のローミングが含まれているものが多く、週末にパリやバルセロナへ出かけたときもそのまま使えます。

娯楽と交際費は人によって最も差が出る

ダブリンは週末の過ごし方で出費が大きく変わる街です。目安をいくつか挙げます。

金額 補足
パブでのビール1杯 €6.50〜8.00 Temple Bar周辺は観光地価格でさらに高い
映画 €12〜14 平日昼間は割引あり
ジムの月会費 €30〜50 年契約にすると下がる
美術館・博物館 無料が多い 国立美術館、国立博物館は入場無料
週末の近郊旅行 €60〜120 ゴールウェイやベルファストへのバス往復と宿泊
ヨーロッパへの週末旅行 €150〜300 ロンドンやパリへの往復航空券と2泊

国立美術館や国立博物館が無料なのはダブリンの良いところで、雨の日の行き先に困りません。海沿いのHowthやDún Laoghaireへ出かけるのもDARTの運賃だけで済みます。お金をかけずに過ごす選択肢は揃っています。

一方でヨーロッパが近いので、格安航空券を見つけると出かけたくなる。月に1回どこかへ飛ぶ生活にすると、生活費が€200単位で膨らみます。ここをどう扱うかで1年の総額は50万円くらい違ってきます。

月の生活費を3パターンで見てみる

家賃を除いた金額です。どの過ごし方を選ぶかで、月に€400ほどの差になります。

節約型 標準型 余裕型
食費 €220 €290 €400
交通費 €40 €70 €95
通信費 €13 €18 €25
娯楽・交際費 €40 €85 €180
日用品 €25 €35 €50
合計 €338
約6万1千円
€498
約9万円
€750
約13万5千円

節約型は自炊をほぼ毎日、通学は徒歩と組み合わせ、外出は無料の場所中心という過ごし方です。無理をしている感じはなく、実際にこの水準で1年過ごす人はいます。

標準型は週に2、3回の外食と、月に1、2回の近郊への外出を含んだ形。多くの人がこのあたりに落ち着きます。

余裕型はヨーロッパ旅行を月1回のペースで入れた場合です。ここまで来ると生活費というより旅行費に近くなりますが、せっかくの滞在を活かしたいなら組み込んでおく価値はあります。

学生ビザなら週20時間まで働ける
IRPを取得して25週以上のコースに通う場合、学期中は週20時間、休暇期間は週40時間までのアルバイトが認められています。ダブリンの最低賃金は時給€13.50前後。週20時間働けば月€1,000前後の収入になります。
この収入で生活費をまかなえれば、1年の総額から100万円以上を差し引ける計算です。ただし英語力がある程度ないと仕事は見つかりにくく、渡航してすぐに働ける保証はありません。予算を組むときは収入を当てにせず、あくまで余裕分として考えておくほうが安全です。

ダブリン留学の費用を抑える5つの方法

ダブリンは物価の高い街ですが、削れるところははっきりしています。効き目の大きい順に5つ挙げます。

1. 到着から2ヶ月でシェアハウスに移る

最も金額が動くのがここです。ホームステイのまま1年過ごすと滞在費は約€13,200。2ヶ月で郊外のシェアハウスに移れば約€9,700になります。差は€3,500、日本円で約63万円。

移るタイミングを早めるほど下がりますが、到着直後は住所も口座もない状態です。物件探しには内見と面談が必要で、日本から契約できるものはほとんどありません。8週間のホームステイを足がかりにして探すのが現実的な線になります。

実際にあった話
ホームステイの期間が1ヶ月だけだったので、学校が始まって1週間以内にはシェアハウス探しを始めたという生徒がいます。実際に内見したのは3件、最終的に月€800の部屋に決めたそうです。ダブリンはネット上に詐欺まがいの物件情報も出回っているため、家賃の安さだけで決めず、必ず内見して家主本人と会うことを重視したと話していました。

2. 12週以上でまとめて申し込む

語学学校の長期割引は週単価で40ユーロから60ユーロ下がります。12週で申し込めば、4週ずつ3回に分けるより総額で7万円から10万円安くなる計算です。

期間を決めきれないなら、まず12週で申し込んで現地で延長するという手もあります。延長分にも長期の単価が適用される学校が多いので、短く区切って何度も申し込むより有利です。

3. 渡航時期を10月から3月にずらす

夏季追加料金の週€20から€30がかからず、学校のキャンペーンも出やすい時期です。家賃も9月の新学期前がピークで、年明けは物件に空きが出やすくなります。航空券も2月から3月は下がります。

冬のダブリンは日が短く、朝8時半に明るくなって夕方4時半には暗くなります。雨も多い。ただ学費と家賃と航空券の3つが同時に下がるので、金額面での差は3ヶ月の滞在で15万円前後になります。

4. 郊外に住んで交通費を上限で抑える

市中心部とBlackrock周辺では、家賃と交通費の合計で月€360の差が出ます。1年なら約78万円。Leap Cardの週上限€32があるので、遠くに住んでも交通費が青天井に増えることはありません。

通学時間は片道25分から40分。この時間を移動として捨てるか、リスニングの練習や読書に使うかで感じ方は変わってきます。

5. スーパーを使い分けて自炊を軸にする

LidlとAldiで基本の買い物を済ませ、足りないものだけ他店で買う。この形にすると食費は月€220前後に収まります。外食中心の生活と比べて月€180、1年で約39万円の差です。

パブに行かないという話ではありません。週に1回か2回に絞れば、生活の楽しみを削らずに金額は落ち着きます。

1年での節約額 難しさ
シェアハウスへ早めに移る 約63万円 物件探しの手間がかかる
郊外に住む 約78万円 通学時間が増える
自炊を軸にする 約39万円 続けられるかどうか
12週以上でまとめて申し込む 約20〜30万円 予定を先に固める必要がある
渡航時期をずらす 約15〜25万円 仕事や学校の都合次第
ダブリン留学の費用を抑える5つの方法と1年あたりの節約額。最大で約78万円

全部を同時にやれば1年で200万円近く変わりますが、そこまで詰めると生活が窮屈になります。上の2つ、住む場所に関わる部分だけ手を入れるのが効率としては一番いい。

ダブリン留学の費用に関するよくある質問

Q ダブリン留学は1ヶ月でいくらかかりますか?

約55〜75万円が目安です。内訳は学費が約17〜22万円、ホームステイの滞在費が約19〜25万円、生活費が約6〜9万円、往復航空券が約12〜20万円、海外旅行保険が約2〜3万円になります。1ヶ月なら学生ビザもIRP登録も不要なので、その分の費用はかかりません。

Q ダブリンとコークやゴールウェイでは費用にどのくらい差がありますか?

滞在費で月に2〜4万円、学費で月に1〜2万円ほどダブリンが高くなります。1年で計算すると40〜70万円の差です。ダブリンは学校の選択肢が多く、アルバイトの求人も豊富という利点があります。地方都市は日本人が少なく家賃も抑えられるので、どちらを優先するかで選び分けることになります。都市ごとの比較はアイルランド留学の費用のページにまとめています。

Q ダブリンの語学学校で一番安いのはどこですか?

週単価では€180〜240の学校が最も安い部類です。ただし料金はキャンペーンや申込週数で頻繁に変わるため、時期によって順位が入れ替わります。授業料が安い学校は長期の学生ビザ生の割合が高く、クラスの入れ替わりがゆるやかになる傾向があります。予算と学習環境の両方から候補を絞るほうが失敗しにくくなります。

Q ダブリンでホームステイとシェアハウス、どちらが安いですか?

金額だけならシェアハウスです。郊外の個室で月€650〜900、ホームステイは月€1,000〜1,300になります。ただしホームステイには週14食の食事が含まれるため、食費の月€250前後を差し引くと差は縮まります。到着直後は住所も銀行口座もなく物件契約が難しいので、最初の1〜2ヶ月をホームステイで過ごしてからシェアハウスに移る形が定番です。

Q ダブリン留学中にアルバイトはできますか?

25週以上のコースに申し込んでIRPを取得すれば、学期中は週20時間、休暇期間は週40時間まで働けます。ダブリンの最低賃金は時給€13.50前後で、週20時間なら月€1,000前後の収入です。生活費をまかなえる水準ですが、仕事が見つかるまでに時間がかかることもあります。予算を組むときは収入を計算に入れず、余裕分として考えておくほうが安全です。

ダブリンの予算を組むときに押さえたいこと

ダブリン留学の総額は1ヶ月で約55〜75万円、1年で約370〜500万円。この幅の中で自分がどこに着地するかは、住む場所をどう決めるかでほぼ決まります。

抑えた場合 標準的な場合 主な差の理由
1ヶ月 約55万円 約75万円 学校のグレードと渡航時期
3ヶ月 約125万円 約170万円 滞在タイプと外食の頻度
6ヶ月 約230万円 約310万円 シェアハウスへ移る時期
1年 約370万円 約500万円 住むエリアと旅行の回数

学費は学校を変えても4週で5万円程度の差ですが、滞在費は住むエリアだけで1年に78万円動きます。学校選びに時間をかける人は多いのに、住む場所の検討が後回しになりがちなのはもったいない。予算を詰めるなら、まず地図を見るところからです。

そしてIRP登録料、滞在手配料、シェアハウスのデポジット。この3つは見積書の外側にあるお金なので、渡航前の資金計画に入れておかないと現地で慌てます。合計で20万円前後を別枠にしておくと安心して動けます。

予算が決まっているなら逆算もできる

総額から組み立てる方法もあります。用意できる金額が決まっているなら、そこから期間と学校とエリアを逆算するほうが早い。たとえば250万円なら、郊外のシェアハウスと週20レッスンの組み合わせで6ヶ月から7ヶ月。同じ250万円を市中心部で使えば5ヶ月ほどになります。

どちらが良いかは目的次第です。長く滞在して英語に触れる時間を増やすのか、短くても通学に時間を使わず密度を上げるのか。ここは数字だけでは決まりません。

相談してもらえること

  • 希望の期間と予算に合わせた学校とエリアの組み合わせ
  • 各校の最新料金とキャンペーンの適用可否
  • ホームステイからシェアハウスへ移る時期の設計
  • 学生ビザとIRP登録のスケジュール
  • 渡航時期をずらした場合の金額の違い

留学スクエアのサポートはすべて無料です。学校の申し込みから滞在先の手配、渡航前の準備まで、追加の手数料はいただきません。

まずは条件を教えてください。ダブリンでの総額を無料で試算してお渡しします。

ダブリン留学の費用についてご不明な点やご相談がありましたら、留学スクエアへお気軽にお問い合わせください。海外留学アドバイザー資格・ブリティッシュカウンシル認定カウンセラー資格を保有したスタッフが、ご予算やご希望に合わせた最適なプランをご提案します。手数料は完全無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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留学スクエア メディアチーム

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