トロントは経度で考えると日本の裏側に位置するため、移動だけでも一苦労。でもせっかく行ったなら、出来る限りアメリカ大陸や周辺諸国を楽しみたいですよね。私は、トロントを拠点に国内・海外を旅行しました。

ワーキングホリデービザで滞在していましたので、仕事の合間に旅行を楽しむことが出来ました!せっかく、カナダに滞在するのなら、たくさん旅行をしましょう。アメリカ大陸には様々な文化の混在した都市や、数十年前にタイムスリップしたような魅力的な都市など、良いところがたくさんありますよ!

これから、私の経験と情報を元におすすめのカナダ国外の旅行先をお伝えしたいと思います。

なんでもそろう最先端の街ニューヨーク

トロントからニューヨークへ

カナダと国境を接する、世界一の経済大国であるアメリカ合衆国。その中心地のニューヨークは、なんとトロントからバスの定期便が出ている距離なのです。

所要時間は約12時間かかりますが、費用を大幅に抑えることが出来ます。当然飛行機も就航しており、費用はバスに比べかかりますが、所要時間は約1時間半と大幅に削減できます。ただ飛行機でアメリカ合衆国に入国する場合、VISAの代わりにESTAを申請しなければならないため注意が必要です。

電車でも行くことが可能で、電車の旅が好きな私は電車を選びました。車窓からの景色は絶景です。ニューヨークには自由の女神などの観光地、ミュージカルやアートなどの芸術、話題のレストランなどが次々と登場しています。

新旧様々な文化が入り混じったニューヨーク。コーヒー片手に街歩きをしているだけで、ニューヨーカーになった気分を楽しめます。また、年末にはタイムズスクエアでニューイヤーカウントダウンが盛大に行われます。残念ながら契約を更新しないようでTOSHIBAの看板は撤去されてしまいますが、一見の価値ありです。

カリブ海に浮かぶリゾート地キューバ

トロントからキューバへ

中南米に位置し、カリブ海にある島国であるキューバ。キューバといえばあまり情報がなく「社会主義国」「キューバ革命」「キューバ危機」など少し怖そうなイメージを抱きがちですが、実は寒いカナダの人々にとって常夏のキューバは、日本人がハワイに抱くイメージのようなリゾート地なのです。

皆平等が一番、とする社会主義国家であるため、治安は比較的良いですが、やはり夜間は危険度が増すため必ずタクシーを使用するなど注意は必要です。トロントからだと飛行機の直行便も就航しており、約4時間程度で到着します。きれいな海と白い砂浜はハワイにも劣りません。

キューバはコロンブスによって発見され、その際コロンブスは「世界で最も美しい島」と称えたと言われているほどです。

またキューバの特徴の1つとして、オールインクルーシブというところが挙げられます。オールインクルーシブとは飛行機代金・宿泊代金・ホテルでの飲食代金・プールなどの施設の利用料金等が全て含まれたプランのこと。ホテルにチェックインした後、滞在中の全ての飲食がいつでも自由に出来ます。

さらに、チェックアウト後でも、飛行機の時間まで飲食やプールの使用が可能なプランを提供しているツアー会社もあります。ホテルの多くはプールやプライベートビーチが完備されており、そこにバーが併設され、アルコールも含めそのドリンクも料金に含まれています。

1962年に起こったキューバ危機以降、50年以上アメリカと国交が断絶されていたため、新車が輸入されていません。そのため、今なおクラシックカーの修理を繰り返し使用している人が多く、走っている姿はとてもかっこ良いです。

クラシックカーがタクシーとして利用されていたり、クラシックカーを使用した観光案内などもあったりと、実際に乗ることもできます。また、首都であるハバナの街並みは、古い建物で形成されているため、まるで数十年前にタイムスリップしたかのような体験ができます。

近年、アメリカとの国交が回復したため、これから多くのアメリカ資本が参入することが考えられ、ハバナの古い町並みが変わっていくと予想されています。旅行するなら、古き良きキューバが味わえる今がおすすめです!尚、観光の場合入国にはVISAは不要ですが、ツーリストカードの取得が必要です。

オーロラを見にアイスランド

トロントからアイスランドへ

オーロラといえばカナダ国内のイエローナイフが有名です。これはオーロラがよく出現すると言われているオーロラベルトと呼ばれるエリアにあり、かつ晴天率が高いためです。しかし、イエローナイフへ行くにはトロントからだと直行便がなく、乗り継ぎが必要となるため時間がかかります。

また、郊外に出ないと見ることができず、見知らぬ土地を自ら運転するのは非常に危険なため、現地ツアーに申し込む必要があります。

イエローナイフと同じオーロラベルトにあり、晴天率も比較的良いのがアイスランド。その上、アイスランドは人口密度が低く、首都であるレイキャビクの市街地からでもオーロラが観測できます。

また、氷の洞窟探検ができるなど、昼間のアクティビティも多くあるため飽きることがありません。トロントから直行便も出ており、約6時間で到着します。ただ、アイスランドの夏季は白夜に近い状態となりオーロラ鑑賞には不向きなため10月~翌4月頃までが適切とされています。観光の場合、入国にVISAは不要です。

まとめ

せっかくカナダでワーキングホリデーをするなら、日本からではなかなか行かれないような観光地にも行っておきたいですよね!人生で一度きりのワーキングホリデー、貴重な体験をいっぱいして、一生の思い出に残るものにしちゃいましょう!

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