ロンドン留学費用 1年の総額は?内訳・ビザ・節約のコツを解説
ロンドンは、イギリスの中でも一番人気の留学先です。1年間という長さは、語学力をじっくり基礎から仕上げたい方や、現地の大学・専門課程への進学を見すえている方に選ばれる期間です。
このページでは、ロンドンに1年間留学した場合の費用について、総額の目安から内訳、1年だからこそ必要になる学生ビザの費用、滞在方法、そして費用をおさえるコツまで、まとめて紹介します。
結論からお伝えすると、ロンドンで1年間の語学留学をする場合の費用は、総額で約600万〜1,230万円が目安です。1年は、語学留学として選べる最長クラスの期間であると同時に、6ヵ月以上の滞在となるので学生ビザの取得が必須になる期間でもあります。
ロンドン留学の費用を2週間〜1年まで期間別にまとめたページや、ロンドン留学1ヶ月の費用、3ヶ月の費用、6ヶ月(半年)の費用は、ロンドン留学費用のまとめのページから確認できます。あわせてご覧ください。
※費用をわかりやすくお伝えするため、このページでは1ポンド=214円で計算しています。実際の費用は為替レートによって変わりますので、目安としてご覧ください。(2026年6月更新)
※語学留学は、1年=48週間として計算しています(語学留学は48週間が最長期間という制限があるためです)。
ロンドン留学1年の費用総額はいくら?【期間別の比較】
ロンドンで1年間の語学留学をする場合の費用は、総額で約600万〜1,230万円が目安です。授業料・滞在費・航空券・保険・現地での生活費にくわえて、1年ならではの学生ビザやIHS(医療サーチャージ)の費用まで、すべて含んだ金額です。同じ1年でも幅があるのは、選ぶ学校・滞在先・通学エリアによって料金が変わるためです。
まずは、費用を抑えるタイプごとに3つのプランに分けて、1年間の総額の目安を見てみましょう。下の表は、授業料・滞在費・保険料・航空券・現地での生活費・ビザ関連費用まで、留学に必要な費用をすべて含んだ目安です。
| 節約プラン 格安校+郊外ホームステイ(食事なし・自炊) |
約600万円 | 〜 | 約750万円 |
|---|---|---|---|
| 標準プラン 一般校+ホームステイ・フラットシェア |
約750万円 | 〜 | 約980万円 |
| 充実プラン 人気校・学生寮/中心部フラットシェアなど |
約980万円 | 〜 | 約1,230万円 |
同じ1年でも、学校のグレードや滞在先のタイプ、通学するエリア、航空券の取り方を工夫することで、費用は大きく変わります。「どこを節約できるのか」は、このあとの内訳と節約のコツで具体的に紹介します。
1ヶ月・3ヶ月・半年と費用をくらべると?
1年の費用感をつかむには、ほかの期間と比べると分かりやすいです。下の表で、1ヶ月・3ヶ月・半年・1年の総額の目安を見くらべてみましょう。航空券や保険など、期間に関係なく1度だけかかる費用も含んだ総額です。
| 1ヶ月 | 約70万円 | 〜 | 約150万円 |
|---|---|---|---|
| 3ヶ月 | 約170万円 | 〜 | 約350万円 |
| 半年(6ヶ月) | 約320万円 | 〜 | 約645万円 |
| 1年 | 約600万円 | 〜 | 約1,230万円 |
ここで注目したいのが、1年の費用は「半年の単純な2倍」にはならない、という点です。半年の下限が約320万円でも、その2倍の約640万円より、1年の下限(約600万円)のほうが安くなっています。1年は語学学校の授業料がもっとも割安な単価になる期間で、長く通うほど得られる「長期割引」の効果が、半年よりもさらに大きくはたらくためです。
上の金額はあくまで目安です。実際の費用は、選ぶ学校・コース・滞在先・渡航する時期・航空券によって変わります。

語学留学は「1年=48週間」が上限|知っておきたい期間のルール
ロンドンへ1年間、語学留学したいと考えたときに、意外と見落とされがちなのが「語学留学として申し込める期間には上限がある」という点です。語学学校での留学は、短期学生ビザ(Short-term Student Visa)で通える期間が48週間(約11ヶ月)までと決められています。ぴったり1年(52週)を語学留学だけで過ごすことはできないため、事前に知っておくと計画が立てやすくなります。
なぜ語学留学だけ48週までしか申し込めないのか
イギリスの学生ビザは、通う学校やコースの種類によって、滞在できる期間の上限が変わります。大学の学位につながらない語学コースの場合、短期学生ビザで通える語学学校は「48週間まで」というルールのもとで運営されています。そのため、語学留学だけで1年間まるまる申し込むことはできず、最長でも48週間が上限になります。
「1年」と「48週」の差、残りの期間はどう考える?
1年は52週なので、48週の語学留学だけでは4週間ほど余裕が生まれます。この差の期間は、渡航前後の準備にあてたり、ヨーロッパ内を旅行して見聞を広げたり、一時帰国の日数として使ったりと、過ごし方は人それぞれです。留学スクエアでは、48週ぴったりで学校に申し込み、コース終了後の数週間を近隣諸国への旅行にあてる、という組み方もよくご案内しています。
また、どうしても語学学校に1年=52週以上通いたいという場合は不可能ではありません。学生ビザ(Student Visa)を申請することで最長で2年間の滞在が可能です。ただし、IELTSによる事前の英語力の証明や学生ビザのスポンサーとなっている学校にしか通えないなど様々な条件をクリアする必要があり制約もあります。それを考えると、48週間までの短期学生ビザで就学し、残りの4週間で見聞を広めると割り切った方が得策かと思います。
大学進学(ファウンデーション/パスウェイ)ならもっと長く学べる
この48週の上限は、あくまで「学位につながらない語学コース」に対するものです。大学の学位取得につながるファウンデーションコースやパスウェイプログラムであれば、この制限の対象外となり、1年以上のプログラムに申し込むこともできます。語学留学と大学進学、それぞれの1年間でどのくらい費用が変わるかは、後ほどモデルケースで比較して紹介します。
ビザの制度や上限期間は改定されることがあります。最新の条件は、留学スクエアまでお気軽にお問い合わせください。
ロンドン留学1年とビザ|学生ビザとIHSが必須になる期間
1年間の留学では、滞在期間が6ヶ月を超えるため、学生ビザ(Student visa)または短期学生ビザ(Short-term Student Visa)の取得が必須になります。3ヶ月や半年の留学と違い、「ビザがいるかどうか」を迷う余地はなく、渡航前に必ず申請しておく必要がある期間です。ここでは、1年間の留学にかかるビザまわりの費用と手続きを紹介します。
1年の留学では学生ビザの取得が必須
イギリスは6ヶ月まではビザなしで滞在できますが、1年間の留学は当然その期間を超えるため、渡航前に短期学生ビザや通常の学生ビザを申請しておく必要があります。学生ビザの取得には、通う学校からの入学許可書(通常の学生ビザの場合はCAS:Confirmation of Acceptance for Studies)が必要で、学校への申し込みと入学金の支払いが完了したあとに発行されます。ビザの審査には数週間かかることが多いので、渡航の3ヶ月ほど前には申請の準備を始めておくと安心です。
なお、現在のイギリスの学生ビザは、以前のようなプラスチック製の在留カード(BRP)ではなく、オンラインで確認するeVisa(電子ビザ)に切り替わっています。入国後は、政府のオンラインサービスで自分の在留資格を確認できるようにしておく必要があります。
IHS(医療サーチャージ)は1年分まとめて必要
学生ビザを申請する際は、ビザの申請料にくわえてIHS(Immigration Health Surcharge:移民医療サーチャージ)という費用も必要です。IHSは、イギリスの公的医療制度(NHS)を留学中に利用できるようにするための費用で、留学予定期間ぶんをまとめて前払いする仕組みになっています。1年間の留学なら、1年分のIHSを渡航前に支払うことになります。
ビザ関連費用の目安
1年間の留学でかかるビザ関連費用の目安は、次の通りです(2026年6月現在)。
短期学生ビザ(Short-term Student Visa)
| 短期学生ビザ申請料 | 約5万円 |
|---|---|
| IHS(1年分) | 約16.6万円 |
| 合計の目安 | 約21.6万円〜 |
通常の学生ビザ(Student Visa)
| 学生ビザ申請料 | 約12万円 |
|---|---|
| IHS(1年分) | 約16.6万円 |
| 合計の目安 | 約28.6万円〜 |
ビザの申請料やIHSの金額は改定されることがあります。最新の条件は、留学スクエアまでお問い合わせいただくか、UK政府の公式サイトでご確認ください。
3ヶ月や半年の留学に比べると、1年の留学は準備する書類も費用も増えますが、その分しっかりとした身分証明のもとで長期間腰を据えて学べるのがメリットです。ビザの手続きに不安がある方は、留学スクエアで申請のサポートも行っていますので、お気軽にご相談ください。

ロンドン留学1年の滞在方法|フラットシェアが基本になる期間
留学費用のうち、授業料とならんで大きいのが滞在費です。1年間の留学では、ホームステイや学生寮にくわえて、フラットシェアが滞在方法の基本の選択肢になります。ここでは、3つの滞在方法の費用と特徴、そして1年ならではの選び方を紹介します。
1年で選べる滞在方法は3つ
1年留学で選べる滞在方法は、おもにホームステイ・学生寮・フラットシェアの3つです。下の表で、1ヶ月あたりの費用の目安と特徴をくらべてみましょう。
| ホームステイ 食事付き・生活の安心感が高い |
約17万円 | 〜 | 約36万円 |
|---|---|---|---|
| 学生寮 設備が整い留学生と交流しやすい |
約30万円 | 〜 | 約40万円 |
| フラットシェア 家賃をおさえやすい・自炊が基本 |
約15万円 | 〜 | 約30万円 |
1ヶ月あたりの目安です。ホームステイの場合、エリア(ゾーン)や食事の有無によって変わります。フラットシェアは食費・光熱費が別にかかります。
1年はフラットシェア契約が一番組みやすい期間
イギリスの賃貸物件は、12ヶ月契約(AST:Assured Shorthold Tenancy)が標準となっています。3ヶ月や半年の留学だと、この標準的な契約期間より短くなってしまい、契約してくれる物件が限られてしまうことがありますが、1年間の留学はちょうどこの標準契約とぴったり一致するため、選べる物件の数が増え、家賃の交渉もしやすくなります。これは1年留学ならではの大きなメリットです。
フラットシェアは家賃部分をおさえやすく、自炊をすれば食費もコントロールできるため、滞在費を予算に合わせて調整しやすいのが魅力です。契約時には、家賃1ヶ月分の敷金にくわえて、法律で上限が定められた保証金(家賃の5週間分が目安)を求められるのが一般的です。
ただし、日本からネット情報だけで物件を決めるのはお勧めしません。大家さんも入居前に部屋の下見を求めることが多いため、渡航してすぐの数週間から1ヶ月ほどはホームステイで生活に慣れながら、現地でじっくり部屋を探してから入居する、という進め方がよく選ばれています。
1年だからこそ気をつけたい季節による光熱費の違い
3ヶ月や半年の留学では気にならないことも多いですが、1年間ロンドンで過ごすと、夏と冬の両方を経験することになります。ロンドンの冬は日本より冷え込み、暖房を使う期間が長くなるため、フラットシェアでは冬場の光熱費が夏場よりも高くなるのが一般的です。年間の生活費を見積もるときは、この季節差も少し余裕をもって考えておくと安心です。
ホームステイ・学生寮・フラットシェアの選び方
ホームステイがおすすめな人
食事が付くことが多く、現地の家庭で生活するため、英語を使う機会が自然に増えます。渡航してすぐの期間や、留学のはじめに生活リズムを整えたい方に向いています。
学生寮がおすすめな人
設備が整っていて、世界中から来た留学生と交流しやすいのが魅力です。1年を通して安定した環境で、自分のペースで過ごしたい方に向いています。
フラットシェアがおすすめな人
自炊ができて、1年間の滞在費をできるだけおさえたい方に向いています。標準的な契約期間と合うぶん選択肢も多く、現地での生活力もぐっと身につきます。
滞在費は「エリア(ゾーン)」でも変わる
ロンドンは中心部から外側に向かって「ゾーン1」「ゾーン2」…と分かれていて、中心部に近いほど滞在費は高く、外側のゾーンほど安くなります。下の表は、ホームステイ(朝夕2食付き)の1週間あたりの目安です。
| ゾーン2 中心部に近い |
約65,000円 | 週あたり |
|---|---|---|
| ゾーン3〜4 郊外 |
約58,000円 | 週あたり |
滞在費をおさえたいなら郊外のゾーンを選ぶ方法がありますが、その分通学に時間がかかり、交通費も増えます。1年という長い期間だからこそ、「通いやすさ」と「費用」のバランスを考えながら、滞在先のエリアを決めていくと後々予期せぬ問題を回避できます。

ロンドン留学1年の費用の内訳【項目別の明細】
ロンドンへ1年留学すると、授業料のほかにもさまざまな費用がかかります。「どの費用が、1年でいくらぐらいかかるのか」を、まずは下の表で確認しましょう。表は大きく「学校に支払う費用」と「学校以外に必要な費用」の2つに分けています。
| 授業料 | 約210万円 | 〜 | 約520万円 |
|---|---|---|---|
| 入学金 | 約1万円 | 〜 | 約3万円 |
| 教材費 | 約2万円 | 〜 | 約6万円 |
| 滞在費 | 約220万円 | 〜 | 約420万円 |
| 滞在手配料 | 約1万円 | 〜 | 約1.5万円 |
| 空港送迎料 (任意) |
約2万円 | 〜 | 約2.5万円 |
| 送金・支払手数料 | 約0.5万円 | 〜 | 約1万円 |
| 航空券 (往復) |
約15万円 | 〜 | 約30万円 |
| 海外留学保険 | 約18万円 | 〜 | 約36万円 |
| 現地での生活費 | 約96万円 | 〜 | 約180万円 |
| ビザ・IHS関連費用 | 約21万円 | 〜 | 約27万円 |
| 合計の目安 | 約600万円 | 〜 | 約1,230万円 |
金額は1ポンド=214円で計算した目安です。学校や滞在先、渡航時期によって変わります。夏(7〜8月)は授業料や滞在費に追加料金がかかる場合があります。
学校に支払う費用
授業料
学校に支払う費用の中で、いちばん大きな割合を占めるのが授業料です。1週間あたりの単価に通う週数(48週)をかけて計算します。1年は長期割引がもっとも効きやすい期間なので、格安校か人気校か、レッスン数が多いか少ないかによって、約210万〜520万円ほどと大きな幅があります。
入学金
学校に申し込むときにかかる費用です。期間に関係なく1回だけかかり、必要なときは1万〜3万円ほどで考えておくとよいでしょう。
教材費
授業で使うテキストなどの費用です。1年通うとレベルが上がるにつれて教材も増えていくため、2万〜6万円ほどが目安です。
滞在費
ホームステイ・学生寮・フラットシェアのどれを選ぶかで大きく変わります。1ヶ月あたりの目安に12ヶ月をかけて計算しますが、1年分になるとかなりまとまった金額になるため、エリアや滞在方法の選び方が総額に大きく影響します。
滞在手配料・空港送迎料・送金手数料
滞在先の手配や、空港から滞在先までの送迎(任意)、学校への支払いにかかる手数料です。いずれも1回だけかかる費用のことが多いですが、1年間で複数回の送金が発生する場合は、その分手数料もやや増えます。
学校以外に必要な費用
航空券
日本からロンドンへ行くための往復の航空券代です。1年でも往復1回分なので、約15万〜30万円ほどが目安です。夏休みや年末年始は高くなりやすいので、時期を選べると安くおさえられます。
海外留学保険
留学中の病気やケガに備える保険です。ロンドンは医療費が高いため、必ず加入しておきましょう。1年分で約18万〜36万円ほどが目安で、補償内容によって変わります。
現地での生活費
食費・交通費・娯楽費など、ロンドンで暮らすための費用です。1年分になると金額も大きくなり、約96万〜180万円ほどを用意しておくと安心です。ホームステイで食事が付いていれば食費はおさえられますが、外食やお出かけが増えると高くなります。
ビザ・IHS関連費用
ビザの申請料とIHS(1年分)を合わせた費用です。約21万円~27万円が目安になり、3ヶ月や半年の留学にはなかった、1年ならではの費用項目になります。

語学留学と大学進学、1年ならどちらを選ぶ?モデルケースで比較
1年間という長さは、語学力をじっくり伸ばす「語学留学」だけでなく、大学進学に向けた準備コースにも十分な期間です。ここでは、実際によくある2つのケースをもとに、それぞれの費用感の違いを紹介します。
①語学留学で1年間じっくり学ぶプラン
もっとも多いのが、英語力そのものを底上げすることを目的にした1年間(実質11ヵ月)の語学留学です。実際に、社会人経験を経てからロンドンへ1年間の語学留学をされたお客様の例では、最初の半年ほどを一般英語コースにあて日常会話の土台を固め、後半でケンブリッジ英検やIELTS対策コースへとステップアップされました。1年という期間があったことで、途中でコースの方向性を見直せたのも良かった点だったそうです。
②大学進学に向けたファウンデーション/パスウェイプラン
もう1つのケースが、イギリスの大学入学を見すえた「ファウンデーションコース」や「パスウェイプログラム」への進学です。高校卒業後にこのコースへ1年間通われたお客様の例では、英語力を伸ばしながら、レポートの書き方やディスカッションの進め方といった大学で必要な学術スキルもあわせて学び、翌年から希望していた大学の学部1年生として入学されました。こうしたコースは大学の学位につながるため、語学留学のような48週の上限はなく、コース開始時の英語力次第では1年間まるまる通うことができます。
語学留学とファウンデーション/パスウェイ、費用はどう違う?
大学進学に向けたコースは、大学と提携した専門的なカリキュラムになるぶん、一般的な語学留学よりも授業料が高くなる傾向があります。下の表で、大まかな総額の違いを見てみましょう。
| 語学留学 1年(48週) |
約600万円 | 〜 | 約1,230万円 |
|---|---|---|---|
| ファウンデーション/ パスウェイ 1年 |
約750万円 | 〜 | 約1,450万円 |
大学進学コースの授業料は、提携する大学やプログラム、受講期間(開始時の英語力による)によって大きく異なります。正確な金額は個別のご案内となりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
どちらのプランが向いているかは、留学の目的によって変わります。英語力そのものを伸ばしたいなら語学留学、大学進学がゴールならファウンデーション/パスウェイと考えると選びやすくなります。迷う場合は、留学スクエアのカウンセラーが目的に合わせてプランをご提案しますので、気軽にご相談ください。

ロンドン留学1年の費用を抑える方法【長期留学の工夫】
1年間の留学は、期間が長いぶん「長期だからこその節約のしかた」があります。ここでは、1年の留学でとくに節約効果が大きい6つの工夫を紹介します。日々の小さな差が、1年分つみ重なると大きな金額になります。
① 48週の長期コース割引がある学校を選ぶ
語学学校の授業料は、長く申し込むほど1週間あたりの単価が安くなります。とくに48週間(1年)は、学校によって年間コース向けの特別料金やプロモーションが用意されていることもあるので、申し込む前に「1年向けの長期割引があるか」を確認するのがおすすめです。1年は通う週数が多いぶん、単価が少し下がるだけで合計の授業料が大きく変わります。
② ホリデー制度を活用して授業料を抑える
イギリスの語学学校にはホリデー制度があり、多くの場合で12週間ごとに1週間ほどの休暇を取れます。48週間の受講のところ、数週間分をホリデーにあてれば、その分授業料を安くすることができます。1年という長い期間だからこそ、ホリデーを使ったメリハリのある過ごし方がしやすくなります。ただし、ホリデー中も滞在費は必要になる点は注意しておきましょう。
③ フラットシェアは標準契約(12ヶ月)でまとめて契約する
すでに紹介したように、1年間の留学はイギリスの標準的な賃貸契約期間(12ヶ月)とちょうど一致するため、フラットシェアを1年契約でまとめて借りると家賃を安定させやすくなります。短い契約を何度もつなぐより、はじめから1年契約にしたほうが、契約ごとの手続きや保証金の負担も1回分で済みます。
④ 為替の動きを見ながら支払いのタイミングを分ける
イギリスの留学費用はポンドで決まるため、円安・円高によって日本円での金額が変わります。1年分の授業料や滞在費はまとまった金額になるので、為替レートが少し動くだけでも総額に大きな差が出ます。支払いを一度にまとめず、授業料と滞在費、生活費などタイミングを分けて送金することで、レートが動いたときの影響をおさえやすくなります。留学スクエアでは為替レートの上乗せをせずにご案内していますので、支払いのタイミングについても気軽にご相談いただけます。
⑤ 年間の交通パスを活用する
ロンドンの交通は「ゾーン制」で、決められた区間が乗り放題になる定期券(トラベルカード)があります。1ヶ月ごとに更新するより、1年間の定期券(アニュアルトラベルカード)のほうが割安になるのが一般的です。1年通うなら、まとめて年間パスを購入したほうがお得になります。
| ゾーン1〜3 1年間乗り放題 |
約45万円 |
|---|---|
| ゾーン1〜4 1年間乗り放題 |
約55万円 |
1ポンド=214円で計算した目安です。ロンドン交通局(TfL)の改定により料金は変わります。最新の料金はロンドン交通局(TfL)公式サイトでご確認ください。
⑥ 航空券は時期を選び、一時帰国もあわせて計画する
航空券(往復)は、留学全体で1回だけかかる費用ですが、時期によって料金が大きく変わります。夏休みや年末年始は高くなりやすいので、出発・帰国の時期に余裕があるなら、混みあう時期を外して早めに予約すると、ぐっとおさえられます。1年という長さでは、途中で一時帰国を考える方もいますが、その場合は往復航空券とは別に費用がかかる点も予算に入れておきましょう。

ロンドン留学1年の費用に関するよくある質問(FAQ)
ロンドンに1年留学する費用について、よくいただくご質問をまとめました。
Q ロンドン留学1年の費用は総額いくらかかりますか? +
語学留学の場合、総額で約600万〜1,230万円が目安です。授業料・滞在費・航空券・保険・現地での生活費にくわえて、学生ビザとIHSの費用まで含んだ金額で、選ぶ学校や滞在先によって幅があります。格安校と郊外のホームステイやフラットシェアを組み合わせると、下限に近い金額におさえられます。
Q ロンドンに1年留学するには学生ビザが必要ですか? +
はい、必要です。イギリスは6ヶ月まではビザなしで滞在できますが、1年間の留学はその期間を超えるため、渡航前に学生ビザ(Student visa)または短期学生ビザ(Short-term Student Visa)を取得しておく必要があります。ビザの申請には、学校からの入学許可書(CASなど)とIHS(医療サーチャージ)の支払いが必要になります。
Q 語学留学なのに「1年」まるごと申し込めないと聞きました。本当ですか? +
本当です。学位につながらない語学コースは、短期学生ビザで通える期間が48週間(約11ヶ月)までと決められているため、語学留学だけで1年(52週)まるごと申し込むことはできません。残りの数週間は、渡航前後の準備期間や旅行にあてる方が多いです。大学進学につながるファウンデーションコースやパスウェイプログラムであれば、この上限の対象外になります。
Q 1年の留学中に延長したり、逆に予定より早く帰国したくなったりした場合、費用はどうなりますか? +
延長する場合は、延長する期間ぶんの授業料・滞在費が追加で必要になるほか、ビザやIHSも延長にあわせた手続き・費用が発生することがあります。逆に予定より早く切り上げる場合、多くの学校ではすでに支払った授業料は返金されません。一方、滞在費は未使用分が返金されるケースが多いですが、「申し出てから何週間分までが返金の対象外になるか」「いつの時点を起点に未使用分を計算するか」は学校によってルールが異なります(申し出た日から4週間分は返金対象外、など)。1年という長い期間だからこそ、申し込み前にこうしたキャンセル規定も確認しておくと安心です。
Q ワーキングホリデー(YMS)で1年過ごすのと、学生ビザで語学留学するのとでは費用はどう違いますか? +
YMS(Youth Mobility Scheme、いわゆるワーキングホリデー)は、現地で働きながら生活費を稼ぐことを前提にしたビザで、学費が発生しない分、渡航時の初期費用は語学留学よりおさえやすい傾向があります。一方で、英語を体系的に学ぶ環境や学生ビザ特有のサポートは語学留学とは異なります。ビザの種類によって条件や費用の内訳が変わるため、目的に合わせてどちらが向いているか、留学スクエアまでお気軽にご相談ください。
Q 為替レートが変わると1年間の費用はどのくらい変わりますか? +
1年間の留学費用は、ポンドに換算するとおよそ2.8万〜5.7万ポンドが目安です。そのため、1ポンドあたり10円レートが動くと、総額でおよそ28万〜57万円ほど変わる計算になります。1年は金額も大きく為替の影響を受けやすい期間なので、支払いのタイミングを分けるなどの工夫がおすすめです。
Q 表示されている費用はそのままかかりますか? +
このページの金額は1ポンド=214円で計算した目安です。実際の費用は、選ぶ学校・滞在先・航空券・渡航する時期、そしてそのときの為替レートによって変わります。正確な金額を知りたい場合は、無料のお見積りをご利用ください。留学スクエアでは手数料や為替レートの上乗せはありません。
まとめ|ロンドン留学1年の費用
ロンドンで1年間の語学留学をする場合の費用は、総額で約600万〜1,230万円が目安です。費用の大半を占めるのは授業料と滞在費で、この2つで全体の約7割ほどになります。1年は語学留学として選べる最長クラスの期間で、長期割引がもっとも効きやすい反面、学生ビザとIHSの取得が必須になる点は、3ヶ月や半年の留学と大きく違うところです。
また、語学留学は48週間が上限のため、1年まるごとを英語学習だけに使うことはできません。大学進学を見すえるなら、この上限のないファウンデーションコースやパスウェイプログラムという選択肢もあります。目的が英語力の向上なのか、大学進学なのかによって、選ぶべきプランも費用も変わってきます。
費用をおさえたい場合は、48週の長期割引がある学校を選ぶ、フラットシェアを標準契約の12ヶ月でまとめる、為替の動きを見ながら支払いのタイミングを分ける、年間の交通パスを活用する、といったコツを組み合わせるのがおすすめです。
実際の費用は、選ぶ学校・滞在先・進路(語学留学か大学進学か)・そのときの為替レートによって変わります。「自分の場合はいくらになるのか」を正確に知りたい方は、留学スクエアの無料お見積りをご利用ください。手数料や為替レートの上乗せは一切なく、学校選びや留学全般のご相談も無料で承っています。
ロンドンの街の魅力やおすすめの語学学校については、ロンドン留学の総合ページで、大学進学の流れについてはイギリス大学進学のページでも詳しく紹介しています。あわせてご覧ください。


