コミカレの授業に悪戦苦闘

アメリカ体験談1回目その1

アメリカの留学体験談第2弾、ペリッシュさんの2回目の体験談をお届けします。アメリカのケンタッキー州で通われているコミカレの授業での奮闘記です。授業を受講する上で注意点や気を付けるポイントをご紹介いただいています。

 

ESLクラスからスタート

まず英語が母語ではない生徒用のクラス分けテスト(英語と数学)を受けます。テストの点数が92点か93点(だったと思います)以上もしくはTOEFLなどで授業についていけるくらいの英語力を証明できればESLのクラスはパスできます。

私の場合はTOEFL を受けたこともなければ、英語のクラス(日本で言う国語のクラス)の単位も持っていなかったので、ESL(English as a Second Language)のクラスからスタートしました。ESLのクラスは文法、リーディング、ライティングのみでリスニング、スピーキングクラスはありませんでした。

他のコミュニティーカレッジ(コミカレ)ではどういう方針か分かりませんが、

私が通っているコミカレでは英語力が授業についていけるほどのレベルではない(つまりESLから始める必要がある)と判断された志願者にはコミカレからはI-20(フルタイムで就学することを証明する書類)を発行してもらえないみたいです。(私はこの時点では別のビザを保持していたのでESLを受けることができました。)

授業の進め方に納得がいかず戸惑う

コミカレのESLクラスを受ける前に無料のアカデミックESLクラスに少し通っていたのですが、そこで出会ったインストラクターの方達は教えることにとても熱心で生徒からの質問にも的確な答えを返してくれる、本当に満足したクラスでした。

そこで経験した授業内容とコミカレのESLの質を比べるとあまりに違い過ぎて、こんなにお金を払っているのにこの程度の授業しか受けられないなんてと不満ばかりが募る日々でした。

ESLクラスのカリキュラム

先生の評価を前もってリサーチしておく

アメリカは良い意味でも悪い意味でも「個人主義」です。本当に一人一人授業の進め方が違います。

また先生の個人的(病欠以外)な理由で突然クラスがキャンセルになることもあります。

こういう場合、授業の代替に宿題を出したりテキストを読んでおくなどの指示さえ出しておけば問題ないとされているようです。

もし可能ならクラスを登録する前にアドバイザーから先生の評価を聞いたり、「RATE MY PROFESSORS」というレビューサイトを使って情報を集めておくのもいいかなと思います。

数学と英語のクラスに苦戦

ESLクラスを取得後、ようやくアメリカ人を含めた英語が母語の生徒達と授業を受けることになりました。

コミカレで習う数学は高校で習った知識があれば大丈夫と聞いてはいたけれど、最後に数学の勉強をしたのは遥か昔のこと。もう30代の脳みそにはキツすぎると思いながらも、なんとか単位を取ることができました。

アジア人は数学が得意というイメージはやはりアメリカにもあるようで、これを言われたとき私は例外だと答えました (笑)。

実際、同じクラスにいたベトナム出身の女の子は数学がとても得意でいつもテストは高得点でした。先生からも数学の先生になったらいいのにと勧められていました。

英語のクラスもかなり大変でした。英語での読み書きもまだまだ慣れていなかったのと、出される課題内容が私にはとてもつまらないものだったので、課題をこなすのに一苦労しました。

コピぺは絶対にだめ

これはどこの大学でも当たり前のことですが、文章の盗用はご法度です。シラバス(注意事項や予定表)にも必ず書かれてあることで、アメリカの大学では厳しくチェックされます。

オンラインのクラスは難しい?

オンラインクラスはキャンパスで受けるより難しいと良く聞きます。確かにオンラインはパソコン上での繋がりしかなく、分からないことがあっても直接顔を合わせて聞けないことがマイナスになることもあるかもしれません。

しかし、私の場合はキャンパスで授業を受けていても先生が何を言っているかを全て聞き取れているわけではないので、その分オンラインクラスだと全て活字でのやり取りなので、ある意味クラス内容もしっかり把握できてやりやすかった面もあります。

チューターを使う

チューターとは 英語や数学などで分からないことを手助けしてくれる好成績の学生達のことです。

私は必ずレポートを提出する前にこのチューターさんに英語の文法や文の構成、そして数学も教えてもらっていました。

難しすぎて生理生物学の単位を落とす

生理生物学のテキスト

医療系に進む方なら生理生物学クラスを避けて通ることはできないと思います。

これまでの私の人生でこんなに理解できない教科に出会ったことがなかったので、本当に辛かったです。

アメリカ人でも難しいと言われる教科です。それでも私は何としてでもこのクラスの単位を一発で取りたかったのですが、出てくる単語があまりに馴染みのないものばかり、そしてこのクラスを取ったのがサマークラスで通常の学期よりも短い期間で授業が進んでいくことに全然ついていけず単位を落としてしまいました。

作業療法士プログラムの申請は1年に一度しかなく、生理生物学クラスの単位が取れれば同年にプログラムに申請できたはずが、結果単位を落としてしまったので、もう1年分余計にクラスを取る羽目になってしまいました。(次学期で無事に生理学の単位は取れましたが。)

まとめ

こんなに勉強をしたのは私の人生で初めてじゃないかと思うくらい、がむしゃらに頑張ったなとしみじみ思います。一度単位を落とした生理学クラスのようにどうにもならないこともありますが、少なくとも私が通うコミカレではそこまで細かく英語の文法をチェックする先生はいませんし、基本的にきちんとクラスに出席して課題の提出期限を守ってテストでもある程度の点数を取っていれば、結果はついてきます。あと、分からないことは絶対にそのままにしておかず先生や他の生徒に積極的に聞きに行くことも大事です!

コミカレでの授業の一部が垣間見られたかと思います。英語コースもそうですが、本科コースでは授業についていくのも結構大変です。専門用語も出てきますし、高校や大学で習う事を英語で授業するようになります。早すぎることはないので、コミカレに行くまでにできるだけ英語力は高めて臨むようにしましょう。

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