メルボルンの魅力、メリットやデメリット

メルボルンの魅力、メリットやデメリット

オーストラリアで留学やワーキングホリデーとなると、候補に挙がる都市はシドニーやブリスベンなど東海岸を中心になる場合が多いですが、その他の都市で留学やワーキングホリデーで滞在するのはどうなんだろうかと気になるところも出てくるのではないでしょうか。

オーストラリアのその他の都市としてメルボルンがあります。メルボルンは世界で最も人気のある留学先の1つになりつつあり、オーストラリア国内でも人気の高い学生都市とされています。教育水準の高さや、豊かな学びを育む教育環境によって、世界で3番目に優れた学生都市に選ばれています。また、メルボルンは実はワーキングホリデー先として、日本人から人気のある都市でもあります。

そんなメルボルンで留学やワーキングホリデーで生活していく上でどんな魅力があり、どんなメリットがあるのか、生活先の候補地として気になる所だと思います。

このページでは、オーストラリアの第2の都市でもあるメルボルンの魅力について、留学やワーホリで生活する上での魅力や、メリットデメリットなどをご紹介していきます。メルボルンがどういった町でどんなメリットがあるのか大体の概要はつかめてくると思います。

住みやすさを誇る魅力あふれるメルボルン

メルボルンはオーストラリア大陸の南東に位置し、人口約500万人以上が暮らすオーストラリア第二の都市です。

世界中から移民が移り住む多国籍都市として知られており、メルボルンに暮らす人の5人に1人は海外生まれであると言われています。

美術館、劇場、博物館といった文化的な魅力もメルボルン随一で、オーストラリア国内からも多くのアーティストがメルボルンで活動をしています。

そんなメルボルンは、エコノミストが発表している「住みやすい都市ランキング」で、140以上の都市の中で7年連続、第1位にランクインしています。

「カフェ大国」とも呼ばれており、メルボルン市内の至る所には、カフェが並んでいます。フラットホワイトを始めとするオーストラリア独自のコーヒーは絶品です。

メルボルン留学のメリット

メルボルンで気を付けるべきこと

メルボルン留学には、主に3つのメリットがありますので、それぞれご紹介します。

1.世界クラスの教育が受けられる

教育水準の高いメルボルンには、教育の質が高い大学・専門学校が置かれています。さらにこれらほとんどの機関には、付属の語学学校があるので、留学生の受け入れも積極的に行われています。メルボルン大学、モナッシュ大学、ディーキン大学、RMIT大学には交換パートナーシッププログラムがあり、世界中から学生が集まる国際色豊かな環境にあります。

2.学生のクラブ活動・社会活動が盛ん

メルボルンの大学では、学生のクラブ活動・社会活動が盛んです。大学側は、学生の自己啓発やリーダーシップ育成の一環として、積極的にこれらの活動を推進しています。学生はクラブ活動・社会活動に参加して、実際の社会で生かせるスキルを養っています。

3.語学を伸ばす環境が整っている

多くの留学生とって、オーストラリアに住む最大のハードルの1つは、言語の壁を克服することです。メルボルン市内にある3つの図書館 (the City Library, Kathleen Syme Library, Library at the Docks) には、英語圏以外の人のためのESLカンバセーションクラブがあります。クラスは無料で開かれており、ネイティブスピーカーの先生による授業を受けることができます。

4.多国籍都市なため、様々な国籍の人と出会える

メルボルンには200か国以上の人々が暮らしているため、多くの国籍の人と出会えます。また、多国籍都市ということもあり、イベントやお祭りを通してそれぞれの文化を尊重しています。移民が多いため、メルボルンの食はとても豊かです。ギリシア料理、中華料理、イタリア料理、そして日本料理も食べることができます。

ワーキングホリデー先としてのメルボルンのメリット

メルボルンの魅力は日本人が少ない

ワーホリ先としてのメルボルンのメリットは、主に以下の3つ挙げられます。

1.働く先が豊富にある

メルボルンは世界雇用機会ランキングで、10位にランク入りするほど、仕事の数が多く働く先が見つけやすいと言われています。日本食レストランも数多くあり、英語に自信のない人にとっても仕事を得やすい環境にあります。

2.時給が良い

時給に関しても、世界でトップレベルの高さです。オーストラリアの最低賃金は、2020年現在で1時間あたり19.49ドル (約1500円)です。日本でアルバイトをするよりも多く稼ぐことができます。

3.カフェ文化発祥地でバリスタを習得

メルボルンはカフェ文化発祥地ということもあり、バリスタを目指す方にはおすすめの都市です。バリスタコースを開講する語学学校もあり、コース終了後にはカフェでインターンシップをする機会が与えられています。世界中からバリスタを目指す人が集まっており、お互いに夢を語り合うことでモチベーションの向上も図ることができるかもしれません。

メルボルン留学・ワーホリのデメリット

メルボルンで気を付けるべきこと

どんなことにも共通して言えるように、メリットもあればデメリットもあります。ここからは、メルボルン留学・ワーホリのデメリットをご紹介します。

1.公共交通機関のトラブル

メルボルンの公共交通機関は、遅延とキャンセルがよく起こります。また、市内を走るトラムは混雑していることが多いです。とくに通勤・通学時間帯やイベントの際は、トラム内は混雑しています。

2.気温の変化が激しい

メルボルンの気候は「1日のうちに四季がある」と言われるほど変わりやすいです。日中は暑くても、夜は寒いことが多いです。特に冬は雨が降り、イメージするオーストラリアの天候とはかけ離れています。体調を崩さないように、出かける際には上着を持ち歩くことをおすすめします。

3.働く先が見つかりにくい

上記では、働く先が豊富にあると書きました。しかし英語力が低いと、希望する職業に就くことが難しい場合があります。ローカルカフェなどの、ローカルの仕事に就きたい方が、英語力不足によって働くことが難しいというケースはよくあります。

4.物価の高さ

メルボルンに留学をする学生・ワーホリをする人たちの多くが心配するのは、物価の高さです。メルボルンは世界で最も高価な都市の1つとしてランク付けされています。メルボルンで生活する際には「効率的に生活する」方法を駆使することをおすすめします。メルボルンならではの節約方法として、例えば、数多くあるビンテージショップを巡って、おしゃれ且つお得な服を手に入ることも方法の1つです。

メルボルンの魅力についてまとめ

メルボルンの基本情報と留学・ワーホリのメリットとデメリットをご紹介しました。

オーストラリアでも独自の文化を持つメルボルン。教育水準が高くカフェ文化や芸術活動が盛んな魅力ある都市です。また多国籍都市としての魅力もあり、個を受け入れる環境が整っているフレンドリーな都市でもあります。

ただ、物価が高いのと、気温の変化が激しいため体調管理が重要です。

お読みいただいている方が、メルボルン留学・ワーホリで素晴らしい経験ができますように。

堀江保夫(編集長)

英語圏を中心とした留学を無料でサポートしているトランスリエゾン株式会社)のマーケティングを統括。大学進学希望者へのカウンセリングも行っています。留学経験者の体験をヒアリングしながら記事の作成をまとめています。

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