イギリス英語の特徴を知っておくべき5つのポイント

イギリス英語の特徴を知っておくべき5つのポイント

TOEICのスコアも結構高く、日常英会話に問題もないと思っていたのに、いざイギリスへ留学して空港に到着した途端、英語が聞き取れない、イギリス人に自分の英語を理解してもらえない、という経験をした人も少なくはないでしょう。

実は日本で習うのは主にアメリカ英語。そのためイギリス英語に慣れておらず、戸惑ってしまうことも珍しくはないのです。

そこで、イギリスでの留学・ワーホリ・生活・滞在などなどで役立つイギリス英語の特徴を紹介してみたいと思います。この記事を読んでイギリス英語の特徴をしっかり理解すれば、イギリス英語は恐れるに足らずですよ。

イギリス英語がなぜ聞き取れないのか?

まずは英語が得意のはずなのにイギリス英語が理解できないのか、イギリス人とのコミュニケーションに問題を感じてしまうのかを説明していきます。

イギリス英語もアメリカ英語も同じく「英語」であるものの、以下に違いがあるのです。

・単語の違い

エレベーターをイギリス英語ではlift 、アメリカ英語ではelevatorと言うように、イギリス英語とアメリカ英語では全く違う単語を使うことがあります。

・スペルの違い

イギリス英語ではtheatreとアメリカ英語ではtheaterのように、スペルに違いがある単語も多くあります。

・発音の違い

イギリス英語が聞き取れないと感じる理由が、この発音の違いでしょう。スペルも同じ、意味が同じでも発音が違うと、全く違う単語に感じてしまうからです。

では、次に上記で紹介した違い、またイギリス英語の特徴を細かく説明していきます。

単語の違い

まずはアメリカ英語とは違う単語を使うイギリス英語を紹介していきましょう。

  • エレベーター:Lift(英)、elevator(米)
  • 地下鉄:underground(英)、subway(米)

※イギリス英語でsubwayは地下道を意味します

  • 持ち帰り:take away(英)、take out(米)
  • ポテトフライ:chips(英)、french fries(米)

※イギリスでは、ポテトチップスのことはcrisps(クリスプス)と言います

  • アパート:flat(英)、apartment(米)
  • なす:aubergine(英)、eggplant(米)
  • ズッキーニ:courgette(英)、zucchini(米)
  • 1階:ground floor(英)、first floor(米)
  • 2階:first floor(英)、second floor(米)
  • 映画:film(英)、movie(米)
  • 写真:photo(英)、picture(米)
  • 列:queue(英)、line(米)
  • 高速道路:motorway(英)、freeway/highway(米)
  • 高速バス:coach(英)、intercity bus(米)
  • 駅のホーム:platform(英)、track(米)
  • 掛け布団:duvet(英)、comforter(米)

スペルの違い

次にアメリカ英語とは異なるスペルのイギリス英語を紹介していきます。

  • 劇場:theatre(英)、theater(米)
  • 中心:centre(英)、center(米)
  • 色:colour(英)、color(米)
  • お気に入り:fovourite(英)、fovorite(米)
  • 認識する:recognise(英)、recognize(米)
  • オーガナイズする:organise(英)、organize(米)
  • プログラム:programme(英)、programe(米)

見てわかる通り、特徴としていえるのは-lorや-vorのようなスペルにはouがイギリス英語には使われていることが多いです。また-izeやその名詞形の-izationでは、-ise、-isationとsになっていることも良くあります。

これらはフランス語から派生して英語になったものをそのままイギリスでは形を変えずに利用してきているという背景があると言われています(※諸説あり)。

アメリカ英語とは違う発音の単語

イギリス英語は発音が異なることも良くあります。リスニングの時などで困らないようにイギリス式の発音のやり方をあらかじめ知っておき、リスニングでも困らないようにしておくと良いでしょう。

  • can:カァン(英)、キャン(米)
  • can’t:カーァント(英)、キャント(米)
  • vase:ヴァース(英)、ヴェイス(米)
  • schedule:シェジュール(英)、スケジュール

※イギリス英語でもスケジュールが随分と使われるようになってきましたが、シェジュールの方がイギリス英語らしい表現となります。

よくイギリス英語とアメリカ英語の発音で異なると言われているのが、Rの発音の方法です。

アメリカ英語ではRは舌を巻くようにと言われているイメージがあるかもしれませんが、イギリス英語では舌を巻きません。どちらかと言うと舌の先を下の歯の歯茎に触れさせる感覚で発音します。フランス語のRの発音で使う舌の動きと似たような感じで使います。

学校では教えてもらえない?!覚えておくと良い口語

イギリス人の日常会話では学校では教えてもらえない単語もよく登場し、そのような単語を聞き取ることができ、また使いこなせるようになると、イギリス英語がさらに理解しやすくなります。

では、以下にその一例を紹介していきましょう。

  • fiver:5ポンド紙幣
  • quid:ポンド(通貨)
  • cuppa:お茶(cup of teaの略)
  • rubbish:馬鹿馬鹿しい*
  • loo:トイレ

*rubbishについて:元々はゴミという意味ですが、’not good’ や‘stupid’的な意味合いでも用いられます。

イギリス人がよく使うフレーズ

You’re all right?:元気?

アメリカ英語では「大丈夫?」の意味で、イギリスでもその意味合いでも使われますが、イギリスでは「How are you?」の代わりに使われます。

Thank you very much indeed!:本当にありがとうございます!

感謝の気持ちを強く表現したい際、イギリス人は「Thank you very much」に「indeed」を付け加えて表現します。 またイギリス人は「indeed」という言葉をよく使い、例えば、相手の話していることに同意したい場合、「It’s very cold this morning(今朝は冷えるわね)」「Indeed!(本当に!)などのように、「Yes」を強調する意味合いでも使います。

Lovely!:素敵!

日本では「ラブリー」は少女的な可愛らしさを表現するときに使われますが、イギリスでは、もっと幅広い意味合いで使われ、「good」は「nice」の意味合いで使われ、イギリスでは男女問わず、「lovely」を頻繁に使います。

例えば「Have a lovely day!(良い1日を!)」や「It’s a lovely weather!(いい天気ね!)」などのように使うことができます。

I’m knackered!:超疲れた!

すごく疲れたときの表現として、「I’m very tired.」「I’m exhausted.」などもよく使われますが、疲労困憊でもう立ち上がることもできないということを表現したいときにイギリス人はこの「I’m knackered!」を使います。

I’m gutted:超がっかり!

がっかりしたときの表現として「I’m disappointed!」が一般的ですが、お先まっくらな気分になっていることを表現したいときに、「I’m gutted!」がよく使われます。

Cheers!:またね!

一般的に「Cheers」は「乾杯」の意味で知られていますが、イギリスでは、「See you later」の意味合いでもよく使われます。また男性同士では「Cheers mate!」のように「mate(友だち)」という単語をつけて使われることも多くあります。

Cheers!:ありがとう!

イギリスでは、「Thank you」の代わりに「Cheers」を使うこともよくあります。例えばスーパーやカフェなどで支払いをすませたときに、店員に向かってお客さんが「Cheers!」と伝えていることをイギリスではよく耳にします。

イギリス英語を極めるために役立つ本

イギリス英語の特徴を理解し、マスターしていくための学習本もいくつか出ていますので、これらの本を活用してイギリス英語の特徴を学習しマスターしていくのも良いかもしれません。

イギリス英語発音教本

イギリス英語の母音の発音からしっかりとイギリス英語の発音の基本を教えてくれる良書です。

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イギリス英語フレーズブック

実際のイギリスでの生活シーンで使える様々なフレーズを網羅している本です。

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イギリス英語のリスニング

ドラマ形式でイギリス英語の日常表現を中心にリスニングをしっかり学べる本となっています。

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イギリス英語の特徴を解説した動画

YouTubeでは、イギリス英語の特徴を動画で解説してくれているものもあります。いくつかご紹介してみますので、これらの動画もチェックしてイギリス英語を学習していくのも良いかと思います。

イギリス英語の発音のコツ

Chiakiさんという方が、イギリス英語とアメリカ英語を比べて発音のコツや単語の使い方など解説してくれています。

イギリス英語のスラング

イギリス人のネイティブの方がイギリスで使うスラングについて教えてくれていますので、イギリス生活で役立つかもしれませんね。

イギリス英語レッスン動画

イギリス人のTwisted Helixさんが、イギリス英語のレッスンを複数の動画で行ってくれています。この動画をいくつも見てイギリス英語をマスターしていくのも良いでしょう。

イギリス英語を習得すれば、イギリス生活がより快適に!

イギリス英語の特徴を、アメリカ英語との違いを中心にご紹介しました。日常生活をより快適にするためには、やはり語学の習得は欠かせません。ぜひ上記を参考にイギリス英語に慣れ、快適なイギリス生活・滞在を送ってみましょう。

堀江保夫(編集長)

英語圏を中心とした留学を無料でサポートしているトランスリエゾン株式会社)のマーケティングを統括。大学進学希望者へのカウンセリングも行っています。留学経験者の体験をヒアリングしながら記事の作成をまとめています。

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