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オーストラリア留学学生ビザのサブクラス/アセスメントレベルとは

オーストラリア留学では、3ヵ月以上の滞在で学習を進めて行く場合、学生ビザの申請が事前に必要となります。オーストラリアの学生ビザの概要などいろいろ細かく見ていくと、サブクラス(Subclass)やらアセスメントレベル(Assessment Level)やら見なれない言葉が出てきて、なんのことやらと戸惑う方もおられます。

サブクラス

サブクラスとは、どういった留学をするかといった留学の種類のようなものです。学生ビザですと、570~576に分かれています。大まかにまとめてみると、以下のようになっています。

570:ELICOS
English Language Intensive Courses for Overseas Studentsの略称で、要は英語学習コースを受講する留学と思っていただければ良いかと思います。

571:Schools
大学や専門学校以外の学校へ留学となります。例えば、オーストラリアの高校や中学などへの留学はこのクラスになります。

572:VET
Vocational Education and Trainingの略で、専門学校やTAFEなどのカレッジで職業訓練コースを受講する留学はこのクラスに該当します。

573:Higher Education
高等教育なので大学です。大学でも学士レベルを指しています。要は大学院ではない、学部留学はこのクラスに該当します・

574:Postgraduate Research
こちらが大学院留学に該当するクラスになります。

・575:Non Award
・576:Foreign Affairs or Defence
575や576は、ほとんど扱うことはありませんが、Non Awardですので上記に該当しない何も資格が付与されない留学、そしてForeign Affairsですので、外交や安全保障関連ということになります。

オーストラリアへ留学し学生ビザを必要とされる方は、サブクラス570の割合が当社では高いですが、もちろん大学や専門留学となるとそれ相応のサブクラスで学生ビザを申請する必要があります。

留学ビザ1

アセスメントレベル

サブクラスで該当する留学の種類がはっきりしたら、今度は国籍に応じてアセスメントレベルがいくつかを確認する必要があります。アセスメントレベルは1~3まであり、レベル1が、ビザ審査要件が一番緩くなります。サブクラスごとにアセスメントレベルが異なりますので注意が必要です。日本国籍の場合は、全てのサブクラスでレベル1となっています(当記事執筆時の2016年2月現在)。

レベル1であれば、オンライン申請が認められていたり、サブクラスに応じて英語の能力証明を提出しなくても良かったりと審査要件が他のレベルに比べ緩いので、日本国籍の方はレベル1の恩恵を大きく授与することができています。日本以外では、近隣諸国では台湾国籍・韓国国籍の方も全てのサブクラスでレベル1となっています(2016年2月現在)。

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