留学スクエア > 留学のお役立ち情報 > ニュージーランド留学のお役立ち情報

ニュージーランドの教育制度(専門学校)

ニュージーランドの高校までの教育制度については、こちらをご参照ください。

ニュージーランドや専門学校(ポリテクニック)に進学しようとする場合は、ニュージーランドのセンター試験のような全国共通試験(NCEA: National Certificate of Educational Achievement)を受験しなければいけません。

NCEAについて

NCEAはレベルが3つに分かれていて、Year 11でNCEAレベル1修了、Year 12でNCEAレベル2修了、Year 13でレベル3修了となります。

■NCEAレベル1 (Year 11)
NCEAレベル1の科目を合計80単位取得
(進学先)ポリテクニックなどのCertificate課程

■NCEAレベル2 (Year 12)
6科目に絞って学習(国語・数学・理科・芸術・経済など)
(進学先)ポリテクニックなどのDiploma課程

■NCEAレベル3 (Year 13)
関心や目的に合わせて4~6科目履修(選べる科目はNCEAレベル2修了試験の結果による)
(進学先)大学・ポリテクニックの学士課程

大学やポリテクニックの学士課程に進もうと思えば、NCEAレベル1→レベル2→レベル3へと段階的に進級していかなければなりません。

さらに、大学に進学しようと思えば、NCEAレベル1以上の数学で10単位以上、NCEAレベル2の読み書き分野で10単位、そして進学したい大学が指定している3つの科目で14単位ずつ取得する必要があります。

ポリテクニック・専門学校

専門学校は、職業訓練学校として様々な技術を養成してくれる私立の学校です。ニュージーランドでは、PTE (Private Training Establishment)と呼ばれていて、約600校の専門学校があります。

ビジネス・観光・コンピューター・デザインなど、特定の専門分野で職業訓練コースが開講されています。

ポリテクニックは、国立の職業訓練学校です。ニュージーランドには18校あります。

基本的な技術レベルから大学院レベルまで、幅広くコースが提供されていて、幅広い分野で職業に関連する専門知識と応用技術を身につける教育を行っています。

またポリテクニックは大学とも連携していたりするので、ポリテクニックでの職業専門課程を修了し、大学へ編入することもできます。

専門学校・ポリテクニックで付与できる資格

●サーティフィケート (Certificate)
半年から1年間の基礎レベルを中心とした職業専門プログラム。NCEAレベル1が必要。このプログラムを修了すれば修了証がもらえます。

●ディプロマ(Diploma)
サーティフィケートの1つ上のレベル。1年間から2年間の職業専門プログラム。NCEAレベル2が必要。ディプロマ修了後に、大学の学士課程へ編入することも可能。

●学士号(Bachelor’s Degree)
日本でいうところの4年制大学の学部課程を修了したら取得できる。ニュージーランドでは、3年間から4年間。NCEAレベル3が必要。ポリテクニックや専門学校でも大学と同じように学士号を授与できる学校もある。また2年次を修了すると大学の学部課程にも編入できる。

■ 関連リンク
ニュージーランド留学

ニュージーランドの教育制度(幼児教育~高校)

ニュージーランドには、日本と同じように「幼児教育」から「大学・大学院」までの教育制度が整っています。

日本と違うのは、何歳から幼児教育が始まり、小学校・中学校・高校に相当する教育課程が何歳から始まり何歳で終わるのかということが異なってきます。

語学留学する場合は通常16歳から受講できる学校が多いですが、英語を学んだうえで、ニュージーランドの高校に進むのか、大学に進むのか、個人個人の最終的な目標により英語学習の進め方も変わってきますので、ニュージーランドの教育制度を理解していくことは役に立つと思います。

ニュージーランド教育制度

ニュージーランドの幼児教育

日本でいう幼稚園・保育園に相当しますが、小学校に入学するまでの課程を指しています。ニュージーランドでは5歳までの教育課程を「幼児教育」としています。

ニュージーランドの小学校

ニュージーランドの小学校は、Primary School(プライマリースクール)と呼ばれています。
ニュージーランドの学校教育は5歳から始まり、学年のことをYearと呼んでいます。このYearは、プライマリースクールが終わっても、Year13まで続いていきます。そのため、小学1年生が Year1 ということになります。

ニュージーランドの小学校は、Year8(12歳~13歳)まで一貫教育を行っていて、Year6が終わると、インターメディエイトスクールという2年制の学校へ進むこともできます。

ニュージーランドの中学・高校

小学校(プライマリースクール)が終われば、次は中学に相当する教育課程に進みます。

日本のように中学と高校とで分かれていることはなく、中学と高校をひとまとめでセカンダリースクールとして扱われます。Year9~Year13までがセカンダリースクールとなります。日本でいう中高一貫といった感覚です。

ニュージーランドの中高では、以下の8つの学習領域を設けていて、Year9とYear10で基礎となる必修科目を学習していきます。

<学習領域>
● 英語(日本でいう国語)
● アート(美術)
● 保健体育
● 外国語
● 数学+統計
● 理科
● 社会
● 技術

Year11になれば、必修科目以外に、得意な科目や将来の目標に合わせた科目も履修していくことになります。

そしてYear11~Year13の期間になると、それぞれの学年の修了が認められるNCEA (National Certificate of Educational Achievement)という試験をそれぞれのYear毎に受験していくことになります。

■ 関連リンク
専門学校の教育制度
ニュージーランド留学

ニュージーランド留学のオークランド行航空便組合せ

ニュージーランドへの留学で、日本の東京から、ニュージーランドの主要都市オークランドへ行く航空便の組み合わせを7つまとめてみました。東京からはオークランドへ直行便も出ていますが、ここ数年LCCも台頭してきていて、LCCも含めてどういう組み合わせがあるのか少し気になるところです。あくまで経由地での組合せを検証しますので、料金的な要素は含めておりません。航空運賃は時期により異なって参りますので、その時々でご確認ください。

オークランド直行便(ニュージーランド航空)

オーソドックスな行き方ではありますが、東京からニュージーランド航空を利用してオークランドまで直行便を利用します。通常夜日本を出て、オークランドには朝早くに到着するパターンになります。

※(参考)オークランド直行便を想定した留学スケジュール

エアニュージーランド

広州経由(中国南方航空)

恐らく最も安いパターンになるかと思いますが、中国の広州経由で中国南方航空をオークランドまで利用するパターンです。中国南方航空となりますので、東京だけでなく、大阪・名古屋・福岡といった地方空港からもこのパターンの利用ができます。なお中国南方航空はスカイチームです。

中国南方航空

クアラルンプール経由(マレーシア航空)

東南アジアのマレーシアを経由してオークランドまで行くパターンとなります。こちらもマレーシア航空が就航している大阪もこのパターンが利用できます。マレーシア航空は、JALと同じワンワールドに加盟しています。

マレーシア航空

北京経由(中国国際航空)

北京経由となりますので、日本から経由地までは比較的近いパターンになるかと思います。ただ、経由地からオークランドまでは恐らく一番遠くなるかと思います。中国国際航空は、大阪・名古屋・福岡・広島にも就航しています。中国国際航空は、ANAと同じスターアライアンスに加盟しています。

オーストラリア経由(ジェットスター)

LCCとなりますが、思ったほど一番安いということは無いようです。ジェットスターは、オーストラリアのゴールドコースト・メルボルン・ケアンズなどに日本から直行便を出していますので、オーストラリアで経由してニュージーランドへというパターンになります。LCCは、時期にセールなども良く行いますので、タイミングよく利用できればまだまだお安くなる可能性も出てきます。また、預ける荷物や機内での食事・座席指定などで追加の料金も発生してきます。

ジェットスター

上海経由(中国東方航空)

日本からの経由地までの搭乗時間で考えると恐らく韓国経由と同じくらい短いパターンです。特に大阪・広島・福岡などの西日本からは、経由地までの搭乗時間が短く便利です。中国東方航空は、スカイチームに所属しています。

香港経由(キャセイパシフィック航空)

香港経由となり、東京のみでなく、大阪・名古屋・福岡・札幌から就航しています。また子会社のキャセイドラゴン航空(羽田・広島・福岡・那覇)を利用して組み合わせてオークランドまで行くことも可能です。JALと同じワンワールドに所属しています。

キャセイロゴ

この組み合わせ以外にも韓国経由やシンガポール経由、カンタス航空でオーストラリア経由などもありますが、料金的にもお安くなりそうなパターンでまとめてみました。実際には、これらのパターンというだけではなく、料金、お持ちのマイルなどの条件によって最終的に決まってくると思いますので、あくまでニュージーランドへの渡航の一要素としてご参考にしてみてください。

■ 関連リンク
ニュージーランド留学

ページの先頭へ