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オックスフォード大学・ケンブリッジ大学へ日本から進学できるか

イギリスだけでなく、世界的にもトップランクの大学である、オックスフォード大学とケンブリッジ大学。

世界の大学ランキングでも常にトップ10常連の大学です。

イギリスへの留学を希望される方で、イギリスの大学へ進学を検討されている場合、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に入学したい!進学したい!という学生や、子供たちをこれらの大学に進学させたいという親御様もおられるとは思います。

では、日本の高校を卒業して、成績が良ければ、英語力が高ければ、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に行けるかというと、そうすんなりとはいかないのが、世界トップレベルの大学です。


教育制度の違い


まずは、根本的なところから、日本とイギリスとの教育制度の違いです。

イギリスの大学学部は基本的には3年間で終了します。日本の高校にあたる過程で、日本の大学1年~2年の一般教養的なことはすでに修了する形になります。そのため、大学レベルの一般教養課程を終えていない日本の高校卒業レベルだと、そのままイギリスの大学に進学できません。

そのため、英語力が高いからという理由だけでは、残念ながらオックスブリッジ(オックスフォードとケンブリッジを合わせた呼び名)だけでなく、イギリスの大学学部へ進学することができません。

Aレベルテスト


イギリスの大学学部では、教育制度の違いからそのまま進学できない留学生向けに1年間のファウンデーションコースを設けています。大学が内部進学用にファウンデーションコースを設けていたり、私立の第3者機関がファウンデーションコースを設けていたり様々ですが、通常はこのファウンデーションコースを挟んだうえで、留学生はイギリスの大学学部へ進学することができます。

ところが、オックスブリッジだけは別格です。

オックスブリッジでは、こういった留学生向けのファウンデーションコース経由では出願できません。

ではどうするか、

地元のイギリス人が大学学部進学のために受験するAレベルというテストを留学生も同様に受験しなければなりません。そのまま同じものとは言えないですが、簡単なイメージとしてはイギリスのセンター試験を留学生も受けなければいけないといったイメージです。

オックスブリッジレベルでは、ただ受験してそこそこのグレードの結果を出すだけではいけません。受験する教科すべてで最高グレードの結果を出さなければいけません。オックスブリッジに出願する学生は、このAレベルテストだけでは差がつかないとも言われています。それはオックスブリッジを希望する生徒はほとんどが最高グレードを出してしまうからです。センター試験で言えば、受験科目すべてで満点近くを取らなきゃいけないということになります。

出願


Aレベルの結果と大学学部の出願書類をそろえて、出願するようになります。

その内容をもとにまずは最初のふるいにかけられます。Aレベルテストの結果やこれまでの学校での成績、エッセーなど総合的に判断され、次のステップである面接に呼ばれるかどうかが決まります。

面接


出願して、無事書類の選考をクリアすれば、次は面接です。

この面接が結構大変らしいです。私も話でしか聞いたことがないですが、あるアカデミックなトピックに関してオックスフォード大学・ケンブリッジ大学の教授と本気で討論することになるようです。

「自己紹介お願いします」
「趣味は何ですか」
「なぜうちの大学を希望したのですか」
「大学では何を勉強したいのですか」

といったような、面接でよく聞かれるようなことで想定問答を用意しても太刀打ちできないようです。

この面接を経て、オックスフォード大学・ケンブリッジ大学への合格が決まります。

まとめ


以上のように、日本高校を卒業したレベルで、オックスフォード大学やケンブリッジ大学の学部への進学を目指しても可能性としてはゼロではありません。ただ、優秀なイギリス人とも渡り合えるような高い一般教養レベルの土台と、非常に高い英語力、専攻したい分野の深い専門知識や洞察力など、非常に高いレベルが求められるだけでなく、日本との教育制度の違いから数年は遠回りしなければいけません。そのため、実際の大学学部在学中の資金だけでなく、遠回りする準備期間の資金も必要になります。

オックスフォード大学やケンブリッジ大学は、学部からの進学は非常にハードルが高いですが、大学院になるとそこまでとも言えないので、もし将来的にオックスブリッジで勉強したいという志があれば、日本の大学の学部で学士を取得するか、またはイギリスの他の大学(ファウンデーションコースで進学できる大学)で学士を取得し、大学院でオックスブリッジを目指すということも選択肢になりえるかと思います。

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