ニューヨークの英語は本当に早いの?どんな特徴がある?

英語は世界標準言語として認められていることから、英語圏の国だけではなく様々な国で話されています。ですが、一言に英語といってもイギリス英語、アメリカ英語、はたまたオーストラリア英語と同じ言語でも、地域によってその歴史的バックグラウンドからそれぞれ違った特徴や表現の方法、アクセントや発音があります。

ニューヨークの英語でもニューヨークらしい独特な表現があったり、速さの違いなど特徴があると言われています。ここではアメリカで話されいる英語、そしてニューヨークの英語は実際のところどうなのか、その特徴なども踏まえてご紹介したいと思います。

アメリカ地域で話されている英語の違い

アメリカと一言に言っても、アメリカには50州あり、それぞれの地域で天候や自然環境まで大きく違いがあります。アメリカ合衆国と一言で言っても、東海岸と西海岸では3時間も時差もありますし、地域によってファッションや音楽などの流行しているものにもたくさんの違いをいつけることができます。それは生活の中で変化していく言語も然り。

本当は各州ごとによってそれぞれ特徴的な英語の部分というのはあるのですが、まずは基礎知識として、「西海岸英語」「東海岸英語」の2つの英語の違いについて、簡単にご紹介しておきましょう。

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西海岸英語

一般的にアメリカ英語の標準語は西海岸のものだと言われることが多いです。そのため英会話教材などに使われるアメリカ英語は西海岸英語を中心に作られています。

特徴としては西海岸の英語は母音がはっきりしたものになることが多いです。また英語は同じ文脈でもイントネーション(語尾が上がる、下がるなど)によって意味が変わる言語だと東海岸寄りの語学学校なら教わるのですが、西海岸英語ではあまり関係なく、ほとんどの語尾が上がるといわれています。

東海岸英語

東海岸英語と言っても、その多くはニューヨーク、ニュージャージーで話されている英語を指すことが多いそうです。この地域でしか使わない言い回しなどもあり、アメリカ人でも東海岸の英語には「都会的」なイメージを持っている人が多くいます。

例えばニューヨークに住む人々がよく使うフレーズの一つに「Forget about it」というものがあります。これは「気にしないで」と言うようなシーンで使うことが多いのですが、西海岸では「Don't worry」が一般的など、それぞれ表現にも特徴があります。

ニューヨークのアクセント

ニューヨークアクセントの特徴を一言で説明するのはかなり難しいです。なぜなら、アートやファッション、ビジネスの最先端として発展してきたニューヨークは、人種のサラダボウルと言われるほど多くのバックグラウンドを持つ人たちが暮らし作ってきた街です。アジア系、インド系、ヨーロッパ系それぞれの地域で、それぞれのアクセントや特徴を持った英語が今日まで使われているので、ニューヨークに来ることがあれば、多くの英語アクセントの違いをその耳で体験することができるでしょう。

また、ニューヨークで生まれ育ったけれど英語は話せない、そのコミュニティーの言語しか話せないと言う人も多くいますし、求めるレベルで変わりますが、実際それでも生活するのには困りません(コミュニティーが大きいチャイニーズ、スパニッシュ系の中に特に多い)。

そして、アメリカ人であっても、他州から仕事に来ている人が多いので、生粋のニューヨーカーは本当に少ないと言われています。

ですが、ニューヨークがそう言う街になる前はニューヨークアクセントと言うものがはっきり存在していました。そもそもニューヨークは今のように発展する前までは労働者の街だと言われていました。話し方も独特で、「 r 」の舌を巻く発音をしないことが大きな特徴だと言えます。

そのため、「Doctor」が「Docta」、「Watar」が「Watta」、そして「New York」と言う発音も「Noo Yawk」と言う聞こえ方になります。こう言う風に話す人は、もうニューヨークではあまり出会えません。時代の変化に伴い、大きく変わってきたニューヨークはそう言った労働者が住めないほど、家賃が高騰し、社会的格差が広がったからです。

生粋のニューヨークアクセントを持っていた人の多くがニューヨークからニュージャージーやコネチカットと言った別の地域に移動したと言われています。

アメリカの地図イラスト

ニューヨークで話されている英語のスピード

上記で説明した通り、ニューヨークの生粋の英語は、もうニューヨークでは聞くことは難しいのが現状ですが、その中でも唯一生き残った特徴的な話し方があります。

それは、英語を話す「スピード」について。ニューヨークの英語は早い、と聞いたことはありませんか?実際に西海岸英語を使うアメリカ人であってもニューヨークの英語は早いと言います。これは一概には言えませんが、ニューヨークという「ハードワーカー」が住む街だからこそ、生き残った文化かもしれません。

カリフォルニアからニューヨークに仕事の関係で引っ越しをしてきた友達がいます。彼らがニューヨークに来て最初に印象的だったのが、英語のスピードの違いだと言います。またそれに伴い、最先端のものが集まる街だからこそ、みんなが全員忙しくしているといいます。

実際ニューヨークで生きていこうと思うには物価の高さと戦っていかなければならないので、ハードワーカーが多いのは頷けますし、実際に住んでいて思うのは、全員ではなくてもニューヨークに住んでいる人の多くはビジネスや自分の成功を夢見て、そのための仕事も健康管理も日々頑張っている人は大変多い印象です。

冒頭でも書いた通り、話す言語はそこに住む人々のパーソナリティーにも影響します。生活スタイルに合わせて言語が変化する性質があるとしたら、ニューヨークの人が英語を話すスピードがとても早いのは納得できます。

最後に

英語という切り口から、ニューヨークを見てみました。たまにニューヨークはその歴史的バックグラウンドから様々なアクセントがありすぎるため、英語を学ぶことに関しては向いていないという意見もあります。確かに、クラシックな英語を学びたいのであれば、オリジナルの英語を話しているイギリスや、アメリカであれば西海岸の方に行くことはおすすめです。

でも、これほど多くの「英語」に同時に出会える場所をニューヨーク以外には無いかもしれません。そしてその英語からはそれぞれのコミュニティーで進化してきたリアルな歴史を感じますし、また様々な文化が入り混じっているからこそ、ニューヨークは枠にはめることができない面白さがあると思います。

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