ニューヨークの物価はどのくらいかかる?物価世界一のニューヨーク

ニューヨークの物価はどのくらいかかる?物価世界一のニューヨーク

旅行でも留学でも、日本と違う国に行くとなると気になるのはその物価。日本でいつも普通に手に入るものが案外高かったり、日本で手に入りにくいものが案外安かったり、はたまたこんな所にも料金がかかるなて…なんてことも、国が変われば日常茶飯事。

中でもニューヨークは各分野の最先端が集まる場所で魅力的なのは事実ですが、残念ながら物価は世界的にみてもかなり高い場所だとランク付けされています。旅行に来る人にはもちろん、ここは留学生にとっても一番痛いところ。

ニューヨークに来てから「こんなにお金がかかるなんて信じられない!」と焦らなくてすむように、項目ごとに物価をご紹介します。ニューヨーク観光、もしくは留学のお役に立てば幸いです(なお表記している日本円は2020年4月末時点調べのものです)。

ニューヨークの物価を項目立てまとめると以下のよう相場観となります。各費用項目を以下で詳しく解説していきます。

項目 物価相場
(ドル)
家賃/月
(マンハッタン)
$1,500
(約¥160,500)
サンドイッチ $10~$15
(約¥1,070~¥1,605)
パンケーキ $13~$15
(約¥1,390~¥1,605)
レストランで一皿 $30
(約¥3,200)
マックのセット $5~$7
(約¥530~¥750)
マックのドリンク $1
(約¥107)
コーヒーM
(スタバ)
$2~$2.50
(約¥210~¥270)
コーヒー
(コンビニ)
$1~$1.50
(約¥107~¥160)
コーヒー
(ローカルカフェ)
$3.50~$4.50
(約¥380~¥480)
缶コーラ $1
(約¥107)
500mlジュース $1.50~$2
(約¥160~¥210)
地下鉄初乗り $3
(約¥320)
地下鉄1週間 $33
(約¥3,500)
地下鉄1ヵ月 $127
(約¥13,600)
タクシー初乗り $2.5
(約¥270)

ニューヨークの家賃

ニューヨークのアパート

まず最初にご紹介するのは、留学する人にとって一番大きな問題になる家賃について。ニューヨークと一言で言っても、マンハッタン、ブロンクス、ブルックリン、クイーンズのどこのエリアに住むのかでその家賃額平均は大きく違ってきます。

もちろん一番高いのはマンハッタン。マンハッタンの中でもどのエリアかで大きく変わってくるのですが、日本と違い、一人暮らしをしている人は少なく、マンハッタンではルームシェアが通常。キッチン・バスルームのシェアはもちろん、部屋にはベッドと小さな机しか置けないという小さなスペースでも毎月家賃は1500ドル(約160,950円)くらいするのが普通です。

これにはもちろん食費などの必要経費は含まれていないですし、日本で家賃が高いと言われている東京都内の家賃相場と比較しても圧倒的に高い家賃額だというのは明らかです。

 

詳しいエリア別の家賃相場についてはここでは触れませんが、昔は留学生にも人気なブルックリンやクイーンズと言った土地も開発により、毎年家賃が高騰しているので、本当に安く住もうと思ったら中心地からはかなり離れたところになる可能性が高いです。

 

また、留学も大学などに行く場合は寮という選択肢も考えられます(入寮が義務になっている大学もあるので、大学進学を考えている人は必ず前もってオフィスに確認をしましょう。)ただ入寮に関しては、もっと高くなる場合があるので、寮のお金を払うために奨学金などのローンを組んでいる人も大勢います。

ニューヨークでの学費

ニューヨークの学校の教室
 

これはニューヨークに学生ビザで留学に来る場合ですが、ニューヨークの学費は本当にばらつきがあります

たとえば大学や大学院に行くのであれば、それがニューヨーク市立なのか、ニューヨーク州立なのかでも大きく違いますし、どんな学部に通うのかでも大きく違うので、どういう分野に進みたいかでも学費はかなり変わってきます。

だからこそ編入で、卒業までの最後の2年だけニューヨークの大学で過ごし、ニューヨークで学位を取る、という道を選ぶ人はとても多いです。また、アメリカは日本と違いダブルメジャーと言って学位を同時に2つ専攻することが法律で認められているので、その分お金もしんどさもありますが、全く別ジャンルの分野を選び、その学位を取ることで自分の将来の選択肢を広く持つことが可能です。

 

また、大学などではなく語学留学と言う形で、ニューヨークにある語学学校に通う場合でも、その立地や、どういう学校で習うか、習う英語によっても(日常会話レベルから、ビジネス英語など幅広いレベルの英語をニューヨークでは習うため)学費には大きく差が出ます。

ただ、大学とは違って語学学校では奨学金などの教育ローンを組むことはできないので、大学に行くよりかはかなり安く抑えられるのは事実です。

ニューヨークの食費(レストラン)

ニューヨークのスーパー

ここからは観光目的でニューヨークに来る人にも関係するは食費について紹介します。

ニューヨークではオーガニックフードなどに注目している人も多いことから、食材に関してもかなり物価の幅が出てきます。ただ、留学をする人や、観光でも長期滞在する人で、生活費を抑えたいと人には自炊を強くお勧めします。

アメリカの食品や食材は、日本とは違い1つが大きくものすごい量にもなるので、知恵を使えば冷凍をして一人分であれば何日かやりくりすることが可能でしょう。また家賃と同様、同じ食材でもエリアのスーパーに寄って若干値段に差があります。やはり一番高いのはマンハッタンです。

 

また、日本のファミレスのモデルとなった、“ダイナー”と呼ばれるいろんなアメリカンフードを食べられるお店はニューヨーク中にもあちらこちらに存在していて、現地に住んでいる人はそれぞれ自分のお気に入りのダイナーがあるもの。

そんなアメリカ人の食文化を感じられるダイナーの値段は、ダイナーによっても変わりますが、平均値を見ているとサンドイッチ10~15ドル(約1,075円~1,610円)パンケーキも13~15ドル(約1,395~1,610円)が通常価格です。

また、普通の夕食でレストランに行くと、一切ドリンクなどを頼まなくてもだいたい一皿30ドル前後(3,220円)

かなり高いと思われるかもしれませんが、ここにさらにTaxとチップがかかってきます。ニューヨークは商品に対してTax率が変動するシステムになっており、食事に関してはおおよそ8%ですが、チップが20〜25%がかかってきます

少し前までこのチップ率はだいたい18%〜と言われていましたが、近年ニューヨークの物価が高騰したこともあり、残念ながらニューヨークのチップ率も上昇傾向にあります。このチップとはサービスをしてくれた気持ち代という意味ですが、物価の高いニューヨーク、ましてや日本やヨーロッパ諸国のようにまともな時給額が設定されていない飲食関係の職業の人は、このチップだけで生活していると言っても過言ではありません。

日本人の多くもチップ文化に馴染みがないからこそ、このお金を渋る人も多くいますが、25%ととは言わなくても、全くチップを払わないのはニューヨークでは「マナー違反」と言われるほど白い目で見られます

もしお得なお店を探すなら、チャイニーズ系、韓国系のテイクアウトは、ほんのちょっと安く食べられます。基本的にテイクアウトに関してはチップは払っても払わなくてもいいという認識がニューヨークにはあるのでどうしても自炊したくない、でも食費を安く抑えたいという人は、アジアンフード系でテイクアウトを考えましょう。アジアンフード系は日本料理とも似通った部分があるので、口にあう確率も高く、リスクが少ないでしょう。

 

また、テーブルマナーなどがちゃんとしている高級レストランや、またショーを見ながら食事を楽しむような場所に関してはこのチップ代、25%ですでにお会計に込みになっている場合もあります。そう言った部分も含めて最初からどの程度のランクの店に行くのかリサーチは必須。

ニューヨークの食費(ファストフードやカフェ等)

ニューヨークでファストフード
 

ジャンクフードやカフェなどはテーブルでサーブしてもらう訳ではないのでチップを払うという概念がないのでニューヨークでも利用者は多いです。また、先ほど説明したレストランと比べると、そのお値段もかなりお手頃だといえます。

 

例えばどの国にもあるマクドナルド、かなりの崩れ気味のチーズバーガー2つ、ポテト、巨大ドリンク(それでもMサイズほど)がついて約5ドル(540円)ほど。、よくあるチーズクウォーターパウンダーバーガーのセットは約7ドル(750円)ほど。ドリンクのみだと、1ドル(107円)から買えます。

ファーストフード店などの自分でカウンターへ取りに行くタイプのお店はチップがかかりませんが、ニューヨークは上記で説明したレストランと一緒でファストフード商品にかかる消費税(小売売上税)は8.875%。

 

また、ハードワーカーの多いニューヨークの人々はコーヒーが大好き。街を歩くとスターバックスなどの有名店から、ローカルのカフェなど、本当に様々なコーヒーを楽しむことができます。日本にもあるスターバックスで物価比較をしてみると、ドリップコーヒーのMサイズが1杯2ドル強(220円)ほどでそこまで高い印象はありません。

ですが、道のいたるところにあるデリという日本でいうコンビニのようなところでは同じサイズのコーヒーが1~1.5ドル(108~162円)ほどで購入ができます。また、ローカルのカフェはコーヒーそのものの値段もこだわりがあるのか少し高めで、3.50〜4.50ドル(375〜485円)で購入が可能です。

 

また余談ですが、缶のコーラ、スプライトなどのジュース類も約1ドル、500mlのペットボトルも1.5~2ドル(162~216円)程度で購入が可能です。日本食品スーパーもありますが、大体日本の1.5~2倍の値段です。お隣ニュージャージーでは州が違うので消費税率なども異なりますが、ニューヨークよりかは安めとなっています。

ニューヨークの交通費

ニューヨークの地下鉄
 

次に絶対必要な交通手段についての料金を紹介します。

まず多くの人が利用するニューヨークの地下鉄ですが、こちらは距離には関係なく改札に出るまでだったら一律3ドル(320円)ほどで乗車が可能です。しかし購入するチケットによって値段は大きく代わり、1週間乗り放題33ドル(3,540円)1か月乗り放題で127ドル(13,627円)となっており、これもよく値上げします。

 

また、ニューヨークの象徴とも言われるタクシーのイエローキャブは初乗り2.5ドル(270円)ほどなので東京などと比べれば安いかもしれません。ただ日本と違う点は距離だけではなく利用時間(分単位)によっても料金がチャージされるところ。約320メートル毎、もしくは1分毎にに50セント(54円)が加算されるシステムとなっています。渋滞が多いニューヨークでは時間によって捕まらず、時間も結構かかるのでいつ使うかというのは見極めが必要です。

また忘れてはいけないのが、タクシー利用にももちろんドライバーに対してチップが発生します。タクシー利用のチップ率は乗車料金の15~20%となります。

ニューヨークで美容院

 

これは女性ならではかもしれませんが、ニューヨークでは美容院やネイルサロンに行くのもとてもお金がかかります。基本料金に関しては、それぞれのサロンによって値段が違うのですが、ニューヨークの場合1つ1つの行程毎にもチップが発生する場合が多いです。

例えば美容院の場合だとシャンプーしてくれた人ににチップ、ブローしてくれた人にチップという風に。一回のチップ平均は5−10ドル(536〜1,075円)と言われていますが、回数が多くなると費用はかさみますし、シャンプーをしてくれた人だけにチップが発生する場合もありますが、そういう場合はやはりサービス料として、お会計時に全体に20%のチップの支払いは普通だとされています。

 

また、ちなみにですがニューヨークのショッピングに関しては日本よりもお得な場合があります。ニューヨークでは洋服や靴などの値段がそれぞれ110ドル(11,805円)以下の場合は税金がかかりません。しかし、アクセサリーや時計、バックは対象外なので、購入時は注意が必要です。

まとめ

 

以上がニューヨークで生活していく上で必要になってくるであろうものの物価の相場感となります。

観光や留学、どんな場合であれ、ニューヨークに滞在することは、思っているよりも費用がかかると考えていた方がいいと思います。日本で生活したことがある人ならなおさら、ほぼ全てのものが高く感じると思います。またお金は多く出しているのに、日本で同じことをする場合に得られるクオリティーもかなり違ってくるので、生活水準を下げることが辛い人に、ニューヨークでの長期滞在は向かないかもしれません。

ただ、世界中から、各分野で活躍する魅力的な人たちが集まるニューヨークだからこそ、生活のクオリティーが落ちたとしても強い意思と大きな夢を持ってニューヨークに来るという人は世界中からあとを絶ちません。そういうモチベーションにあふれた人が集まる場所がここ、ニューヨークです。今回ご紹介したことを参考に、金銭的にもしっかり準備をした上で、観光、または留学でニューヨークを訪れてほしいと思います。

堀江保夫(編集長)

英語圏を中心とした留学を無料でサポートしているトランスリエゾン株式会社)のマーケティングを統括。大学進学希望者へのカウンセリングも行っています。留学経験者の体験をヒアリングしながら記事の作成をまとめています。

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