海外留学やワーキングホリデーを経験しても英語ができるようになっていないという声を聞くことがあります。実際に、「留学する前と留学した後でTOEICやIELTSなどのスコアはほぼ変わっていない。」とか「留学したけど英語ではなす自信がない」という声も耳にしたりします。

せっかく留学やワーキングホリデーをして英語に浸る環境であったのに、英語力がアップしていないというのは勿体ない話でもあります。もちろん、海外体験という点では、日本では得られない貴重な体験もされているので、英語力アップだけが留学ではないということも指摘できるかもしれませんが、やはり留学したい以上は英語ができるようになっておきたいものです。

そこで、海外留学やワーキングホリデーをして英語力ができるようになったと言えるにはどういった心構えで留学に臨めばよいか、いくつかご提案してみたいと思います。

英語ができるとは?

そもそも「英語ができる」というのは、どういったことを指すでしょうか。

もちろん人それぞれで英語ができる定義は異なります。英語のスキルには、リーディング・ライティング・スピーキング・リスニングが主なスキルになります。

恐らく、「英語ができる!」と思えるぐらい実感が湧くのは、このうち英語でコミュニケーションがとれるようになったら「英語ができる!」と思う方々が多いのではないでしょうか。英語でコミュニケーションがとれるということは、相手の言っていることが理解できるリスニング力と、言いたいことが英語で言えるスピーキング力が大きく関わっていることと思います。

そのため、ここでは一旦、英語ができる=【リスニング力とスピーキング力が留学当初のレベルより上がった状態】と定義してみたいと思います。

日本語を使わない

それでは、個別に留学して英語がしっかりできるようになったと思えるようにするための施策をいくつかご提案してみたいと思います。

まず留学を経験されている方から多く聞くのは、【日本語を使わない】ということです。

カナダ・オーストラリア・ニュージーランド、そしてフィリピンなど、日本人に人気の留学先の学校には必ずと言って良いほど日本人生徒がいます。しかもこれらの国では、数十人単位で日本人生徒がいる場合もありますので、日本人生徒の多さに驚くこともあるほどです。

こういった日本人生徒が多い環境であれば、授業レッスン以外の時間帯に日本人同士で固まってしまう傾向にあります。といっても日本人だけでなく、同じ母国語を使う生徒同士で固まってしまうのは、他の国籍の生徒でも見られることです。

このような環境であっても、日本語は使わないというポリシーを徹底させましょう。具体的には、日本人同士の間でも英語を使う、または日本人以外の生徒の友達を増やすといった方法が考えられます。

カナダ・オーストラリア・フィリピンなどの国で日本人スタッフなどが在籍している学校では、緊急事態などの時は日本語を使うことがやむを得ない場合もありますが、緊急時以外は日本語を使わないというポリシーを徹底させていくことがポイントです。

文法や語彙の知識を増やす

英語をしっかり勉強する

日本では、小学校や中学校から英語と言えば文法中心の授業でやってきているので、文法には自信を持っている傾向にあります。留学先のレッスンでは文法の授業はつまらないということも仰る方も実際におられます。

ただ、文法を軽視すると、少し複雑で言いたいこともなかなか口から出てこないこともあります。もちろん短文をつなげていって言いたいことを伝えていくという方法でも可能ですが、文法を駆使できるようになることで、言いたいことがさっと口から出てくるようにもなります。受験英語のようなマニアックな文法知識や語法などを頭に叩き込む必要はないですが、語学学校で教えてくれるレベルの英文法はしっかりマスターできるようにしておいた方が良いです。

そして言いたいことの幅を広げるためにも、毎日少しでも単語や熟語を身に付けていくようにしましょう。語彙力が豊富であればあるほど、ネイティブとの会話がスムーズになります。

留学中は、文法をしっかりマスターすることと語彙力を増やすことにも注力してきましょう。

英語を使う機会を増やす

「日本語を使わない」にも少し重複しますが、英語を使う機会をどんどん積極的に増やしていきましょう。

英語の勉強は学校での授業やレッスンだけではありません。語学学校ではさまざまな英語を使う機会を用意してくれています。その一つがアクティビティです。

アクティビティは、学校内でのパーティーや、スポーツ観戦、ちょっとした旅行など様々です。学校によって開催頻度は異なりますが、このアクティビティに参加することで、クラス以外の生徒と知り合う機会にも恵まれます。そこで英語で話す機会も増えるようになります。

そして、ホームステイや学生寮などの滞在先で英語を話す機会もあります。ホームステイはホストファミリーと、学生寮では他の学校の生徒と話す機会が出てきます。もちろんホストファミリーが家にあまりいないとか、学生寮でもなかなか友達になれないといった難しいケースも出てはきますが、こういった滞在先で英語を使うという機会も逃さない方がよいです。

ホームステイや学生寮などは、それぞれの好みの問題もありますが、英語を話す機会を増やすという点において、あまり積極的に話ができない方はホームステイ、積極的に話すことができ知り合いを沢山作りたい方は学生寮が向いているとも言われています。

もちろん人によってはこういった学校や滞在先だけでは収まらず、留学先の町の飲み屋で地元の人達と友達になったり、大学付属などで大学施設を使ってそこで知り合いを作ったりと、どんどん積極的に知り合いを増やし、英語を使う機会を増やしていく方もおられます。

最後に

以上ご紹介した内容だけでなく、留学中に英語力をしっかりアップさせるには様々な方法や手段があると思います。以上の方法は一つのご提案として参考にしてみてください。

ただ、一つ言えることは、留学しても留学先で多く発言することなく、クラス以外で日本人生徒と日本語を使用する環境にどっぷり浸ってしまっていたら、伸びる英語力も伸びないままということだけは心に留めておいてください。

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