初めてのワーキングホリデー完全ガイド|費用・準備・仕事探しのコツまで徹底解説

初めてのワーキングホリデー完全ガイド|費用・準備・仕事探しを全網羅【2026年最新】

「ワーキングホリデーに行ってみたいけれど、何から準備すればいいのかわからない」——はじめて考えるとき、多くの方がここでつまずきます。

ビザの申請、必要なお金、仕事の探し方など、はじめてのワーホリには前もって知っておきたいことがたくさんあります。ひとつずつ整理しておけば、出発までの流れがぐっとイメージしやすくなります。

この記事では、はじめてのワーキングホリデーに向けて、費用の目安・準備の進め方・現地での仕事探しという3つのポイントを中心に、出発前に知っておきたい基礎知識をまとめています。

この記事の要点 ざっくり結論
費用はいくら? 初めてなら最低80万円、安心なのは120万円ほどが目安
準備はいつから? 出発の6〜12ヶ月前からスタートするのが安心
仕事はいつ探す? 現地に着いたその日から動き始めるのがコツ

それぞれの中身を、このあと順番にくわしく見ていきます。

CONTENTS

  1. そもそもワーキングホリデーとは?初心者が最初に押さえる制度の基本
    1. ワーキングホリデー制度の基本ルール一覧
    2. ワーキングホリデーと留学の違いは?自分に合った選び方をしよう
  2. 初めてのワーキングホリデーはいくらかかる?費用相場を国別に徹底比較
    1. 渡航前にかかる初期費用の内訳(ビザ・航空券・保険・学費)
    2. 結局いくら貯金すればいい?国別・目的別の目安額
    3. 費用を安く抑える5つの節約術
  3. 初めてのワーキングホリデーの準備|出発12ヶ月前からのやることリスト
  4. ワーホリの時間を無駄にしない過ごし方
  5. 現地での仕事探し完全ガイド|探し方・履歴書・見つからない時の対策
    1. 仕事の探し方5パターンとおすすめ度
    2. 現地仕様の英文履歴書(レジュメ)の作り方
    3. 仕事が見つからない時の対処法
    4. 注意したい詐欺求人・危ない仕事
  6. 就学できる期間の注意点
  7. 人気4国の制度比較|オーストラリア・カナダ・イギリス・ニュージーランド
  8. どんな人にワーキングホリデーは向いている?ワーホリ適性診断
  9. ワーキングホリデーの流れ|出発から帰国までのステップ
  10. 「やめた方がいい」「後悔する」って本当?よくある不安への回答
  11. よくある質問(FAQ)
  12. まとめ:準備さえできていれば、初めてのワーホリも怖くない

そもそもワーキングホリデーとは?初心者が最初に押さえる制度の基本

  • 2つの国が「若者どうしの交流」を目的に協定を結んで実施している制度
  • 対象は18歳〜30歳までの若者(国によって25歳や26歳までの制限もある)
  • 滞在中は語学学校への通学・アルバイト・観光が自由にできる
  • 日本はオーストラリアやカナダなど、30の国・地域と協定を結んでいる(2026年時点)
  • 生活費をまかなうために働くこと(付随的な就労)が認められている

ワーキングホリデーとは、かんたんに言うと「海外で暮らしながら、働いたり学んだり旅をしたりできる特別なビザ」を使って、現地でのリアルな生活を体験できる制度です。

対象になるのは、18歳から30歳までの若者です(国によっては25歳または26歳までの場合もあります)。この年齢を過ぎると申請できなくなるため、まずは自分が対象の年齢かどうかを確認しておくと安心です。

もともとは、日本と協定を結んだ国とのあいだで「若者の国際交流を進める」ことを目的につくられた制度です。滞在できる期間は基本的に1年間で、そのあいだに語学学校で外国語を学んだり、カフェやレストラン、農場、ホテルなどでアルバイトをしたりできます。

2026年時点で、日本はオーストラリア・カナダ・イギリスなど30の国・地域とワーキングホリデーの協定を結んでいます。ただし、ビザを取れる年齢や申し込み方法は国によって少しずつ違うため、出発前には必ず最新の情報を確認しておきましょう。

なお制度の内容は改定されることがあります。細かい条件は外務省のホームページや各国の大使館サイトで確認するのが確実です。

ワーキングホリデー制度の基本ルール一覧

項目 内容
対象年齢 基本は18歳〜30歳(国によって25歳や26歳までの場合あり)
滞在期間 原則1年間(イギリスは2年、オーストラリアなどは条件により最大3年間)
就労の目的 旅費・滞在費を補うための「付随的な労働」のみ
同伴者 ビザ取得者本人のみが対象。家族・子どもは同伴不可
再取得の可否 原則1国につき1回のみ(国によっては再取得できる例もある)

ワーキングホリデーには、年齢・滞在期間・就労条件などについて、上の表のような各国共通の基本ルールがあります。

まず対象年齢は18歳〜30歳までが原則です。滞在期間は多くの国で1年間と決められていて、延長は基本的にできません。ただしオーストラリアなど一部の国では、農業などの決められた分野で一定期間働くことで、最大3年間まで延ばせる仕組みがあります。またイギリスも他の国と異なり、1年間ではなく2年間のワーキングホリデー制度となっています。

働き方にもルールがあります。ワーホリ期間中はあくまで旅行や生活の補助として働くことが認められていて、長期の正社員として働くことは原則としてできません。実際に多いのは、カフェのスタッフや観光施設でのアルバイト、農場での短期の仕事などです。

また、ワーホリは「ひとりでの渡航」が前提です。ビザを取った本人だけが対象で、家族やパートナー、子どもを連れて行くことはできません。さらに、基本的に1つの国につき生涯で1回しかビザを取れない点も覚えておきましょう(オーストラリア・カナダ・ドイツなどは、条件を満たせば2回目の申請ができる場合があります)。

こうした基本ルールを先に理解しておくと、準備の途中で迷いにくくなり、現地での時間も活かしやすくなります。

ワーキングホリデーと留学の違いは?自分に合った選び方をしよう

比較項目 ワーキングホリデー 留学
ビザの目的 休暇・就労・短期の就学ができる 学習・研究が中心
就労の可否 付随的な就労ができる 国によって制限・禁止される
就学の自由度 期間・内容に制限あり(例:最大4〜6ヶ月) フルタイムで学べる
滞在期間 1年(条件しだいで延長あり) 数ヶ月〜数年の長期滞在も可能
向いている人 働きながら生活を体験したい人 じっくり学びたい人

ワーキングホリデーと留学は、どちらも海外生活を体験できる方法ですが、目的や仕組みには大きな違いがあります。

ワーキングホリデーは、18〜30歳までの若者が対象で、「休暇のあいだに働いたり学んだりできるビザ」です。滞在中の自由度が高く、旅も現地でのアルバイトも楽しみながら過ごしたい人に向いています。ただし、学校に通える期間や内容には制限があり、本格的な研究や大学での学びには向いていません。

一方の留学は、語学や専門分野をしっかり身につけたい人に向いた制度です。就学期間に制限がないため、大学や専門学校での正規の学びを目指せます。ただし、学生ビザでのアルバイトには国ごとに制限があり、特にイギリスやアメリカでは条件が厳しいので注意が必要です。

「働きながら暮らしを体験したいのか」「腰を据えて学びたいのか」で、選ぶ制度は変わってきます。まずは自分がどちらを重視したいかを整理してみましょう。

海外で働いたり旅行したり

初めてのワーキングホリデーはいくらかかる?費用相場を国別に徹底比較

  • 費用は「渡航前にかかる初期費用」と「現地での生活費」の2つに分けて考える
  • 初期費用の目安は40〜70万円ほど(ビザ・航空券・保険・語学学校など)
  • 1年間のトータルは、国によって140万〜240万円ほどが目安
  • 初めてなら最低80万円、余裕をもつなら120万円ほど貯めておくと安心
  • 学校の期間・渡航時期・住まいの選び方しだいで費用は大きく変えられる

ワーキングホリデーに必要なお金は、「どの国に行くか」「どんな暮らし方をするか」で大きく変わります。まずは費用を2つに分けて考えるとわかりやすくなります。ひとつは日本を出る前に払う「初期費用」、もうひとつは現地で暮らすあいだの「生活費」です。

ざっくりした目安としては、初期費用+語学学校+1年間の生活費を合わせて、合計140万〜240万円ほどと考えておくと安心です。

渡航前にかかる初期費用の内訳(ビザ・航空券・保険・学費)

項目 費用の目安 ポイント
ビザ申請料 約4〜6万円 国によって金額が異なる
航空券(往復) 約12〜25万円 時期や予約タイミングで変動が大きい
海外保険(1年) 約11〜25万円 補償内容で金額が変わる
語学学校(3ヶ月) 約20〜40万円 通う期間・国で差が出る
当面の生活費 約15〜30万円 仕事が決まるまでの数ヶ月分

渡航前に日本で支払う初期費用は、合わせて40〜70万円ほどが一般的な目安です。とくに航空券と保険は、時期や補償内容で金額が大きく動きます。航空券は早めに予約するほど安くなりやすいので、行き先と時期が決まったら早めに動くのがおすすめです。

見落としやすいのが「仕事が決まるまでの生活費」です。到着してすぐに働けるとは限らないため、最初の2〜3ヶ月分の生活費は初期費用に含めて用意しておくと安心です。

ワーホリ費用の内訳

結局いくら貯金すればいい?国別・目的別の目安額

国名 初期費用の目安 1年間の生活費 語学学校(3ヶ月) 合計の目安
オーストラリア 約30〜40万円 約100〜120万円 約25〜35万円 約160〜195万円
カナダ 約35〜45万円 約100〜110万円 約20〜30万円 約155〜185万円
イギリス 約40〜50万円 約130〜150万円 約30〜40万円 約200〜240万円
ニュージーランド 約30〜35万円 約90〜110万円 約20〜30万円 約140〜175万円
韓国 約20〜25万円 約70〜90万円 約15〜20万円 約105〜135万円

初めての渡航で「いくら貯めればいい?」と迷ったら、最低でも80万円、余裕をもつなら120万円ほどを目安にするのがおすすめです。

この金額があれば、初期費用をまかなったうえで、現地で仕事が決まるまでのあいだも落ち着いて生活できます。逆に貯金が少ないままだと、到着後すぐに仕事を探さなければならず、条件の悪い仕事を選んでしまう原因にもなります。

国別に見ると、オーストラリアは最低賃金が高く現地で稼ぎやすい一方、物価も高めです。イギリスはビザや保険の要件が高めで、ロンドンの家賃も高いため、総額200万円を超えることも珍しくありません。反対に、ニュージーランドや韓国は物価が比較的おだやかで、節約すれば100万円台前半での渡航も可能です。

ワーホリ費用の国別にかかる総額比較

実際に、オーストラリアへワーホリで渡航された方は貯金90万円で出発し、到着後3週間ほどでカフェのアルバイトが決まったことで、その後は現地の収入だけで生活をやりくりできたそうです。一方で、貯金50万円で渡航した別の人は、仕事が決まるまでの1ヶ月半で資金が大きく減り、焦って条件を確認せずに働き始めてしまった、という声もあります。この差を分けたのは、まさに「最初の数ヶ月をしのげる貯金があったかどうか」でした。

費用を安く抑える5つの節約術

節約ポイント 効果の目安
語学学校の期間を短めにする 1ヶ月あたり約8〜12万円の節約
渡航時期をオフシーズンにずらす 航空券が数万円安くなることも
シェアハウスを活用する 家賃を1〜3割ほど抑えられる
自炊を中心にする 外食続きより月2〜4万円の節約
保険の補償内容を見直す 必要な範囲に絞って数万円の節約

費用を抑えたいときは、まず「語学学校の期間」を見直すのが効果的です。学費は費用のなかでも大きな割合を占めるため、通う月数を1ヶ月減らすだけでも差が出ます。到着後すぐに集中して学び、その後はアルバイト中心に切り替える、という組み立てもひとつの方法です。

住まいは、はじめの数週間だけホームステイや短期宿を利用し、現地に慣れてからシェアハウスに移ると、家賃を抑えつつ生活も安定させやすくなります。ただし「安く行ける=安心」とは限りません。現地での収入や仕事の見つけやすさは国によって違うので、節約とあわせて収入の見込みも考えておきましょう。

初めてのワーキングホリデーの準備|出発12ヶ月前からのやることリスト

  • 準備は出発の6〜12ヶ月前からスタートするのが安心
  • まずは「情報収集」と「貯金」を早めに始める
  • ビザ申請は出発の4〜6ヶ月前が目安
  • 語学学校・滞在先の手配は2〜4ヶ月前から
  • 航空券・保険・荷造りは1〜2ヶ月前に仕上げる

ワーキングホリデーをうまく進めるコツは、「出発までに何を、いつやるか」を先に把握しておくことです。やることを時期ごとに分けておけば、直前になって慌てることが少なくなります。

ステップ やること 目安の時期
STEP1:情報収集 行きたい国の制度・費用・就労条件を調べる 出発の6〜12ヶ月前
STEP2:資金準備・ビザ申請 貯金を進めつつ、ビザの条件を確認して申請する 出発の4〜6ヶ月前
STEP3:学校・住まいの手配 語学学校や最初の滞在先を予約する 出発の2〜4ヶ月前
STEP4:渡航準備 航空券・保険・海外SIM・荷造りを整える 出発の1〜2ヶ月前
STEP5:現地スタート 銀行口座の開設・仕事探し・生活の立ち上げ 渡航後すぐ

最初のステップは「情報収集」です。どの国を選ぶかで、就学できる期間や働く条件、ビザの発給数まで大きく変わります。ここを丁寧にやっておくと、あとの準備がスムーズになります。

行きたい国が決まったら、ビザの申請と資金の準備を進めます。ビザはオンラインで申請できる国が多いものの、書類の準備や支払いの手続きに手間がかかることもあります。あわせて、航空券や保険、現地の生活費まで見込んだ予算を立てておくと、渡航後の不安が減らせます。

その後、語学学校の手配や滞在先探しを進めます。この段階は1〜2ヶ月ほどかかることが多く、人気の都市や時期だと希望どおりに進まないこともあります。早めに動くほど選択肢が広がります。

カナダへワーホリで渡航された方の中には、出発の10ヶ月前から準備を始め、貯金と情報収集を並行して進めたことで、直前に慌てることなく出発できたという方もいます。反対に、3ヶ月前から準備を始めた人は、希望していた語学学校がすでに満席で、第2希望に変更せざるを得なかったそうです。準備の早さは、そのまま選択肢の多さにつながります。

手続きに不安がある場合は、留学エージェントに手配を任せる方法もあります。留学スクエアでは、ビザ申請のサポートや学校の手配を無料で行っているので、はじめてで進め方に迷うときは気軽に相談してみてください。

ワーキングホリデー出発までのステップ

ワーホリの時間を無駄にしない過ごし方

  • 最初の3ヶ月で「土台づくり」:学校・住まい・生活リズムを早めに整える
  • アルバイトだけに時間を使わない:週1日は学びや交流にあてる
  • 語学以外のスキルにも挑戦する:接客・動画編集・SNS運用など
  • 旅はオフシーズンを意識すると費用を抑えられる
  • 体験を記録しておくと、帰国後に振り返りやすい

ワーキングホリデーは、長いようで短い1年間です。「働く・学ぶ・旅する」をバランスよく楽しむには、時間の使い方にちょっとした工夫が必要になります。

とくに大切なのが、到着後3ヶ月の過ごし方です。この期間に語学学校で基礎を固めたり、家探しや口座開設などの生活の土台を整えておくと、そのあとやりたいことへ多くの時間が費やせるようになります。

また、仕事に追われすぎると「海外で暮らしている実感」が薄れてしまうこともあります。週に1日は自分のための時間をつくると、気持ちにも余裕が生まれます。

ワーホリで得られる学びは、語学だけではありません。現地のカフェで接客を経験すれば、同僚やお客さんとの英語でやり取りに加えて、臨機応変な対応力や人との距離感も自然と身についていきます。最近では、動画編集やSNS運用など、オンラインで学べるスキルに挑戦する人も増えていて、帰国後の就職活動や副業につながることもあります。

実際に、ワーホリで渡航された方の中にはアルバイトの合間に週1回のペースで英語での日記を続け、帰国時には最初の頃と比べて自分の変化をはっきり実感できたと話す方もいます。日々の小さな積み重ねで、1年後の満足度を大きく左右できるようになります。

現地での仕事探し完全ガイド|探し方・履歴書・見つからない時の対策

  • 仕事探しは現地に着いたその日から動き始めるのがベスト
  • 求人サイト・掲示板・直接応募・知人の紹介を組み合わせる
  • 履歴書(レジュメ)は日本とは形式が違うので現地仕様で用意する
  • 英語に不安があれば、はじめは日本語が通じる職場から始める
  • 詐欺求人や賃金の未払いには十分注意する

ワーキングホリデー中に仕事を見つけるには、「情報の早さ」と「行動のスピード」が大切です。人気の職種はすぐに埋まってしまうため、現地に着いたその日から動き始めるくらいの気持ちで臨むと有利になります。

仕事の探し方5パターンとおすすめ度

探し方 特徴 おすすめ度
求人サイト・アプリ 数が多く、渡航前から見て準備できる ★★★
履歴書の直接持ち込み 気になる店に直接渡す。その場で面接になることも ★★★
知人・学校の紹介 採用されやすく、安心感がある ★★★
地元の掲示板・SNS 地方でも見つかるが、内容の見極めが必要 ★★
日系のあっせん・エージェント 英語に不安があっても始めやすい ★★

求人サイトは基本の探し方です。オーストラリアならGumtreeやJora、カナダならIndeedなどがよく使われています。渡航前から登録して雰囲気をつかんでおくと、到着後にスムーズに動けます。

意外と強いのが「履歴書の直接持ち込み」です。気になるカフェやお店に直接渡しに行くと、タイミングによってはその場で面接になることもあります。求人サイトに載る前の求人に出会えることも少なくありません。

実際に、オーストラリアへワーホリで行かれた方の中には、求人サイト経由でなかなか返事がもらえなかったけど、履歴書を10店ほど直接持ち込んでみると、3日目に1件の面接が決まり、そのまま採用されたという方もおられます。動いた分だけ結果につながりやすいのが、現地の仕事探しの特徴です。

現地仕様の英文履歴書(レジュメ)の作り方

応募のときに提出する履歴書(レジュメ)は、日本のものとは形式が違います。写真や年齢、性別などは基本的に書かず、名前・連絡先・職歴・スキルを1枚にまとめるのが一般的です。日本での職歴も、接客経験やチームでの仕事など、現地で希望する仕事に活かせる内容を中心に書くと伝わりやすくなります。

英語に自信がない場合は、まず日本語が通じる飲食店や日系のオフィスから始めて、少しずつ英語環境の職場に移していく方法や英語をあまり使わなくても済む仕事(清掃やキッチンなど)から始める方法もあります。はじめの一歩のハードルを下げることで、現地の仕事に段々と慣れてくるようになってきます。

仕事が見つからない時の対処法

  • 応募の「数」を増やす:1日1件ではなく、まとめて複数に応募する
  • エリアや職種の希望を少し広げる:都市部だけでなく郊外も視野に入れる
  • 探し方を変える:サイト中心なら直接持ち込みも試す
  • 語学学校のスタッフや友達に相談する:現地ならではの情報が得られる
  • 時期を見直す:観光シーズン前は求人が増えやすい

なかなか仕事が決まらないときは、探し方や希望の職種が偏っていることがよくあります。求人サイトだけに頼らず、直接持ち込みや紹介など、複数の方法を組み合わせてみましょう。希望のエリアや職種を少し広げるだけで、見つかりやすくなることもあります。

焦って条件を確認せずに働き始めるのは避けたいところです。少し時間がかかっても、安心して働ける職場を選ぶことが、結果的に長く続けられるようになってきます。

注意したい詐欺求人・危ない仕事

リスクのある仕事例 特徴・注意点 避けるためのポイント
無給トライアルを強いる飲食店 「スキルチェック」と言って長時間働かせる 事前に給与と試用期間の条件を確認する
SNSだけで募集する求人 会社情報が不明で、身元もあいまい 対面での面接・契約書の有無を必ず確認する
「高収入」を強くうたう求人 ビザ取り消しにつながるリスクがある業種も グレーな業種は避けるのが無難
「すぐ採用」を強調する求人 裏で条件が違うことがある 口コミや過去の利用者の声を調べる
法律を無視した労働条件 最低賃金以下・休憩なし・長時間労働 契約書に時給や条件が明記されているか確認する

仕事探しでは、「甘い言葉」で誘ってくる求人にも気をつけたいところです。とくにSNSや掲示板で気軽に応募できる案件ほど、実態が見えにくくリスクも高くなります。「無給トライアル」として数日間働かされ、そのまま連絡が途絶えた、という被害も報告されています。

大切なのは、求人の内容が現地の法律や労働ルールに合っているかを確認することです。時給が最低賃金を下回っていないか、労働時間や仕事内容が話と一致しているかを、働く前にきちんと確認しましょう。

どんなに短期間でも、雇用主と契約書を交わすのが基本です。口約束だけだと、トラブルが起きたときに証拠が残らず、自分を守れなくなってしまいます。面接前には連絡先を確認し、可能なら現地在住の先輩や語学学校の先生に一言相談しておくと安心です。

就学できる期間の注意点

  • 学校に通える期間は国によって違う(例:カナダは6ヶ月、オーストラリアは4ヶ月)
  • 上限を超えて学びたい場合は、学生ビザへの切り替えが必要になることがある
  • 語学学校・専門コース・短期コースなどが就学の対象
  • 働きながら通える学校もあるが、スケジュール管理が大切
  • 「語学+アルバイト」のバランスを考えて計画的に選ぶ

「就学できる期間」とは、ワーキングホリデービザで滞在中に、語学学校や専門コースに通える上限の期間のことです。この期間は国ごとに違い、たとえばカナダでは最大6ヶ月、オーストラリアでは最大4ヶ月までと決められています。

上限があるのは、ワーホリがあくまで「休暇を中心とした滞在で、就労や就学は付随的な活動」という位置づけだからです。それ以上の期間しっかり学びたい場合は、学生ビザへの切り替えが必要になります。切り替えには入学許可証や資金の証明などが求められ、手続きにも時間がかかるため、早めに考えておくと安心です。

「どのくらい語学力を伸ばしたいか」「就学と就労をどう両立させるか」を先に考えておくと、限られた就学期間を活かしやすくなります。

たとえば、到着してすぐに語学学校へ通って基礎を固め、そのあとはアルバイト中心の生活に切り替える流れは、多くの人が実践している定番のワーホリスタイルです。午前は学校、午後は仕事というやり方なら、短い就学期間でも効果的に学べます。ただし体力的にはハードになりやすいので、無理のないスケジュールを心がけましょう。

人気4国の制度比較|オーストラリア・カナダ・イギリス・ニュージーランド

オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・イギリスは、日本人にとってワーホリ先として人気の高い国です。「英語圏で英語を学べる」「治安が比較的よい」「仕事と就学のバランスを取りやすい」「観光地としての魅力がある」といった条件がそろっているためです。

同じ「ワーキングホリデー」でも、制度の中身は国によって少しずつ違います。下の表で見比べてみましょう。

項目 オーストラリア カナダ イギリス ニュージーランド
対象年齢 18〜30歳 18〜30歳 18〜30歳 18〜30歳
滞在できる期間 最長3年間(条件付き) 最長1年間 最長2年間 最長1年間(条件で延長あり)
就学できる期間 最大4ヶ月 最大6ヶ月 制限なし 最大6ヶ月
ビザの発給枠 制限なし 年間の枠あり 年間の枠あり 制限なし
主な特徴 高い最低賃金・雄大な自然 多文化で英語を学びやすい ヨーロッパ文化・歴史ある街並み 自然が豊かで物価がおだやか

★ オーストラリア:長く滞在して、しっかり稼ぎたい人に

オーストラリアの特徴は、条件を満たせば最長3年間まで滞在できる柔軟さです。延長には、地方の農業などの決められた分野で一定期間働くことが条件になります。就学は最大4ヶ月までと短めですが、最低賃金が高く、飲食店・ホテル・農場など働ける仕事の幅も広いため、「長く海外にいたい」「現地で稼ぎたい」という人に向いています。

ワーホリでオーストラリア

★ カナダ:英語をしっかり学びたい海外初心者に

カナダは、「英語をじっくり学びたい人」や「海外がはじめての人」に安心感のある国です。就学は最大6ヶ月まで可能で、語学学校とアルバイトを組み合わせた生活を組み立てやすいのが魅力です。多文化を大切にする国なので、英語がまだ得意でなくても過ごしやすいと感じる人が多いようです。ただし滞在は最長1年間で延長制度は基本的にないため、1年の使い方を計画的に考えましょう。

ワーホリでカナダ

★ イギリス:ヨーロッパを拠点にキャリアも意識したい人に

イギリスのワーホリは「ユースモビリティスキーム(YMS)」という制度で、就学期間に制限がないのが大きな特徴です。長期の語学学習や専門学校と組み合わせて、スキルアップを目指すこともできます。イギリスを拠点にヨーロッパ各地を旅しやすいのも魅力です。最長で2年間、延長手続きなしでイギリスに滞在できるのが他の国にはない大きな魅力となっています。

ワーホリでイギリス

★ ニュージーランド:自然のなかでのびのび暮らしたい人に

ニュージーランドは、雄大な自然と比較的おだやかな物価が魅力の国です。就学は最大6ヶ月まで可能で、語学学校とアルバイトを組み合わせた生活を組み立てやすくなっています。人が温かく、治安も比較的よいとされているため、はじめての海外生活でも過ごしやすいと感じる人が多いようです。

カフェや観光業、農場(ファーム)など働ける仕事の幅も広く、地方でのびのびと暮らしながら働きたい人に向いています。都市の規模がコンパクトで生活費を抑えやすいのも、はじめてのワーホリにはうれしいポイントです。滞在は原則1年間ですが、季節労働などの条件を満たすと延長できる場合もあります。

ワーホリでニュージーランド

「英語も学びたいけれど、まずは落ち着いた環境で海外生活に慣れたい」という人には、ニュージーランドは特におすすめしやすい国です。

実際に、英語を集中的に学びたいと考えていたある人は、就学期間の長いカナダを選んだことで、半年間しっかり語学学校に通い、その後の仕事探しがスムーズになったと話しています。目的と国の相性を見極めることが、満足度を大きく左右します。

どんな人にワーキングホリデーは向いている?ワーホリ適性診断

「どんな目的でワーホリを考えているか」「どんな暮らし方が理想か」によって、向いている国やスタイルは変わってきます。まずは下の表で、自分がどのタイプに近いかを確認してみましょう。

タイプ 特徴 おすすめの国 アドバイス
英語力を伸ばしたい 語学学校に通ってしっかり学びたい カナダ・イギリス 就学できる期間が長めの国を選ぶとよい
しっかり稼ぎたい 生活費を現地でまかない、貯金もしたい オーストラリア 時給が高く、働ける業種が多いのが魅力
ヨーロッパを旅したい 拠点にして近くの国も巡りたい イギリス 滞在期間が長く、自由度が高い
海外生活を試したい 海外に住むこと自体に挑戦したい カナダ・ニュージーランド 自然や治安のよさを重視する人向き
将来の移住も考えたい 長期滞在の経験を積んでみたい オーストラリア・カナダ 移民制度と結びつきのある国を選ぶ

ワーホリは、制度も就学期間もビザの取り方も国によって大きく異なります。だからこそ「なんとなく行きたい国」で決めるより、「自分がどう過ごしたいか」をはっきりさせてから国を選ぶのが、後悔しないコツです。

英語をじっくり学びたいなら、就学期間が長めのニュージーランドやカナダやイギリス。しっかり働いて資金を貯めたいなら、時給が高く仕事も豊富なオーストラリア。学びと旅の両方を叶えたいなら、ヨーロッパへのアクセスがよいイギリスがぴったりです。「いずれ移住も考えたい」という人には、移民制度と結びつきの強いオーストラリアやカナダが向いています。

目的と国の相性を見極めておくと、現地での満足度がぐっと高まります。どの国が合いそうか迷ったときは、留学スクエアの無料相談で、希望を聞きながら一緒に整理することもできます。

ワーキングホリデーの流れ|出発から帰国までのステップ

ワーホリを成功させるには、「出発までに何をしておくか」「現地でどんな準備がいるか」を、あらかじめ流れとしてつかんでおくことが大切です。大きく分けると、次の5つのステップになります。

ステップ やること 目安の時期
STEP1:情報収集 希望国の制度・費用・就労条件を調べる 出発の6〜12ヶ月前
STEP2:ビザ申請・資金計画 ビザの条件を確認し、申請と資金準備を進める 出発の4〜6ヶ月前
STEP3:学校・住まいの手配 語学学校や滞在先を予約する 出発の2〜4ヶ月前
STEP4:渡航準備 航空券・保険・海外SIM・荷造りなど 出発の1〜2ヶ月前
STEP5:現地到着・生活スタート 口座開設・仕事探し・生活の立ち上げ 渡航後すぐ

まずは情報収集から。どの国を選ぶかで、就学期間や労働条件、ビザの発給数が変わります。行き先が決まったら、ビザ申請と資金の準備を進め、あわせて航空券・保険・生活費を見込んだ予算を立てておきましょう。

その後、語学学校の手配と滞在先探しに進みます。人気の都市や時期は希望どおりに進まないこともあるため、早めの行動が安心につながります。航空券の購入や荷造り、保険の加入まで整えば、いよいよ渡航準備は完了です。

ワーホリ出発までのステップ

全体を通して大切なのは、「すべてを完璧に準備する必要はないけれど、何をいつやるかという流れを理解しておくこと」です。

この流れを頭に入れておけば、現地でのスタートもスムーズになり、慌てる場面がぐっと減ります。「調べて、準備して、行動する」——この3つを意識しておけば、はじめてのワーホリでも安心して一歩を踏み出せます。

「やめた方がいい」「後悔する」って本当?よくある不安への回答

ワーホリを調べていると、「やめた方がいい」「後悔した」といった声を目にして、不安になることがあるかもしれません。ここでは、はじめての人が感じやすい不安をひとつひとつ見ていきます。

よくある不安 実際のところ
英語ができないと無理? 到着後に語学学校で学べる。日本語が通じる職場から始める方法もある
お金が足りるか心配 最低80万円ほど貯めておけば、仕事が決まるまでの生活を支えられる
仕事が見つからないかも 複数の探し方を組み合わせ、到着後すぐ動けば見つかりやすい
帰国後のキャリアが不安 接客経験や語学力は、就職活動でアピールできる強みになる

「後悔した」という声の多くは、はっきりとしたワーホリへの目的が無いまま準備や情報収集が不足して出発してしまったケースによく見られます。逆に言えば、明確な目的を持ったうえで、費用の準備・国選び・仕事探しの見通しを事前に立てておけば、多くの不安は感じなくて済むと思います。

実際に、渡航前は英語にまったく自信がなかったという人も、到着後に語学学校で英語の基礎を固め、はじめは日本食レストランの厨房で働きながら少しずつ接客など英語を使う環境に移ったことで、半年後には現地のカフェで接客の仕事もできるようになった、という例があります。最初の不安は、準備と行動次第でだんだんと解消されていきます。

「自分に合った国選び」と「無理のない準備」ができていれば、はじめてのワーホリでも前向きにスタートを切れます。

不安がなかなか消えないときは、経験のある人に相談してみるのもひとつの方法です。留学スクエアでは、はじめての方の疑問や不安に合わせて、無料で相談を受け付けています。

よくある質問(FAQ)

Q 初めてのワーキングホリデーはいくら貯めていけばいい?

国や過ごし方によって変わりますが、初めての場合は最低でも80万円、余裕をもつなら120万円ほどが目安です。渡航前の初期費用(ビザ・航空券・保険・語学学校)に加えて、現地で仕事が決まるまでの生活費も含めて用意しておくと安心です。

Q ワーホリの準備はいつから始めればいい?

出発の6〜12ヶ月前から始めるのが目安です。情報収集と貯金を早めにスタートし、4〜6ヶ月前にビザ申請、2〜4ヶ月前に語学学校と滞在先の手配、1〜2ヶ月前に航空券や保険の準備を進めると無理がありません。

Q 現地での仕事はいつから探し始めればいい?

現地に到着したらすぐに動き始めるのがおすすめです。人気の職種は早く埋まりやすいため、到着後は口座開設や住まいの確保と並行して、求人サイトの確認や履歴書の準備を進めておくと有利になります。

Q 英語に自信がなくてもワーキングホリデーはできる?

できます。到着後すぐに語学学校で基礎を固めたり、はじめは日本語が通じる職場から働き始めたりする方法があります。少しずつ英語環境に移していくことで、無理なく現地の生活に慣れていけます。

Q ワーホリと留学の違いは?

ワーホリは働くことと短期の就学ができる自由度の高いビザで、留学は学ぶことを目的としたビザです。働きながら生活を体験したい人はワーホリ、腰を据えて学びたい人は留学が向いています。

まとめ:準備さえできていれば、初めてのワーホリも怖くない

ワーキングホリデーは自由度が高い一方で、ビザや就学期間、働き方のルールなど、気をつけたい点も多い制度です。それでも、費用の準備・国選び・仕事探しの見通しを前もって立てておけば、現地で慌てることなくスタートできます。

大切なのは、自分の目的に合った国を選び、無理のない準備を進めること。この2つがそろえば、はじめてのワーホリも前向きな一歩になります。

この記事を読んで、ワーホリや留学に興味がわいた方は、気軽に無料相談を利用してみてください。費用や国選び、準備の進め方など、あなたの希望に合わせて一緒に整理していきます。

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