留学先の国はどこがおすすめ?目的・スタイル別におすすめの国を紹介
留学先の国を決めようとして、国別の特徴や費用のランキングを調べても、結局どこがいいのか決めきれない、という声をよく聞きます。
国ごとの特徴や費用の違いは大切な判断材料ですが、それだけでは自分に合う国は見えてきません。大事なのは、何のために留学するのか、留学中に何を優先したいのかを先に考えておくことです。
そこでここでは、留学のスタイルや目的、重視したいポイント、年代・ライフスタイルという3つの軸から、おすすめの国をまとめて紹介します。
この記事の使い方
国ごとの詳しい特徴や費用の内訳は、留学先の選び方(国別特徴)や留学費用が安い国ランキングで詳しく紹介しています。ここではまず、目的や状況に合わせてどの国を候補にすればよいかを考えていきます。
留学の国選び、まず考えたい3つの軸
留学先の国を調べ始めると、多くの場合「国別の特徴一覧」か「費用の安さランキング」のどちらかにたどり着きます。どちらも大切な情報ですが、それだけを見比べても「結局どこがいいのか」は決まりません。
費用や治安といった条件は、あくまで比較の材料の一つです。同じ条件の国が並んでいても、留学の目的や状況によって、向き不向きは大きく変わります。
そこでここでは、国を軸にするのではなく、次の3つを軸にしておすすめの国を見ていきます。
| 軸 | 考え方 |
|---|---|
| ①留学のスタイル | 語学留学・ワーキングホリデー・大学正規留学など、何をしに行くか |
| ②重視したいポイント | 費用・英語力・キャリア・治安など、何を優先したいか |
| ③年代・ライフスタイル | 学生・社会人・シニアなど、今の生活状況に合っているか |
この3つの軸から候補となる国が絞り込めたら、そこから先は国別の特徴や費用のランキングで細かく比較していくと、遠回りせずに国を決めやすくなります。
留学のスタイル別:何をしに行くかでおすすめの国は変わる
同じ「留学」でも、語学留学・ワーキングホリデー・大学への正規留学では、そもそも選べる国や重視すべきポイントが変わります。まずは留学のスタイルごとに、おすすめの国の傾向を見ていきます。
語学留学でおすすめの国
語学留学の場合、英語力を伸ばすことが主な目的になるため、費用・学校の選択肢・生活環境のバランスで国を選ぶ方が多くなります。費用を抑えたいならフィリピンやマルタ、学校数やコースの幅広さを重視するならアメリカやカナダ、落ち着いた環境でじっくり学びたいならニュージーランドやアイルランドが候補になりやすい国です。
ワーキングホリデーでおすすめの国
ワーキングホリデーは、日本と協定を結んでいる国の中からしか選べません。現地で仕事を見つけやすく求人が多いオーストラリア、自然と都市のバランスがよいカナダ、ヨーロッパ生活も経験できるアイルランドなど、国ごとに仕事の探しやすさや生活コストが異なります。「稼ぎながら生活したい」のか「英語環境を優先したい」のかによって、向いている国は変わってきます。
関連記事:ワーキングホリデーの国選びを詳しく知りたい方はこちら
大学・大学院への正規留学でおすすめの国
大学や大学院への正規留学は、語学留学やワーキングホリデーよりも滞在期間が長く、費用も大きくなるため、学費の水準や卒業後の進路まで含めて国を検討する必要があります。
| 国 | 学費の傾向 | 卒業後の就労のしやすさ |
|---|---|---|
| アメリカ | 高い(大学により差が大きい) | OPT制度はあるが期間・条件に制約 |
| イギリス | 高い | 卒業後ビザ(Graduate route)あり |
| カナダ | 標準〜高い | 卒業後就労許可(PGWP)が充実 |
| オーストラリア | 標準〜高い | 卒業後ビザ(Temporary Graduate visa)あり |
実際に、社会人経験を経てからカナダのコミュニティカレッジに正規留学されたお客様の例では、大学に比べて学費を抑えながら現地の教育を受け、卒業後はPGWP(卒業後就労許可)を活用して現地企業への就職につなげたケースもあります。
学費だけでなく、卒業後にどのくらい現地に残って働きやすいかも、国選びの大事な判断材料になります。
卒業後の就労ビザ制度は、対象となる学校・専攻や申請条件が変更されることがあります。最新の条件は、各国政府の公式サイトでご確認いただくか、留学スクエアまでお問い合わせください。
留学スクエア カウンセラーより
留学のスタイルが決まっていない場合も、目的をお伺いしながら国選びから一緒に考えていけます。まずは気軽にご相談ください。
重視したいポイント別:何を優先するかでおすすめの国は変わる
留学のスタイルが同じでも、費用を優先したいのか、英語力を優先したいのかによって、向いている国は変わってきます。ここでは、留学でよく重視されるポイントごとに、おすすめの国の傾向をまとめます。
| 重視したいポイント | おすすめの国の傾向 |
|---|---|
| 費用を抑えたい | フィリピン、マルタ |
| 英語力をとにかく伸ばしたい | フィリピン(マンツーマン中心)、ニュージーランド、アイルランド |
| 将来のキャリア・進学に活かしたい | アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア |
| 治安・安心感を重視したい | ニュージーランド、マルタ、カナダ |
費用を抑えたい人におすすめの国
費用を最優先にするなら、フィリピンやマルタが候補になります。フィリピンは授業料・滞在費・食費がセットになっている学校が多く、予算管理がしやすいのが特徴です。マルタは相部屋の学生寮オプションが多く、アメリカやイギリスなど他の留学先と比べても学費を抑えやすいのが特徴です。ヨーロッパでの生活も経験できます。
関連記事:費用の安さで国を比較したい方はこちら
英語力をとにかく伸ばしたい人におすすめの国
英語力を短期間で底上げしたいなら、日本人比率が低く、授業以外でも英語を使う機会が多い環境が向いています。フィリピンはマンツーマン授業が中心でたくさん話す機会を作りやすく、ニュージーランドやアイルランドは落ち着いた環境で英語に集中しやすい国です。
将来のキャリア・進学に活かしたい人におすすめの国
就職や大学進学につなげたい場合は、ビジネス英語コースや大学進学準備コースが充実しているアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアが候補になります。特にカナダ・オーストラリア・イギリスは、卒業後の就労ビザ制度が比較的充実しています。アメリカのOPTは期間や条件の制約があるため、卒業後も現地に残りたい場合は事前によく確認しておくとよいでしょう。
就労ビザの条件は国の制度改定により変わることがあります。最新の情報は各国政府の公式サイトでご確認ください。
治安・安心感を重視したい人におすすめの国
初めての留学で不安が大きい場合や、安心して生活できる環境を優先したい場合は、日本からの直行便があり治安も比較的良いオーストラリア、ニュージーランド、カナダが候補になります。
マルタやアイルランドなど乗り継ぎが必要な国は、移動の負担も含めて検討しておきましょう。ただし同じ国でも都市によって治安に差があるため、国だけでなく滞在するエリアも合わせて確認しておくと安心です。
年代・ライフスタイル別に見る国選びのポイント
留学の目的が同じでも、今の生活状況によって「無理なく選べる国」は変わります。ここでは、学生・社会人・シニアという3つの年代・ライフスタイル別に、国選びで意識したいポイントを紹介します。
学生・新卒で留学する場合
学生の場合、長期休暇を使った短期留学や、卒業前後のまとまった期間を使った留学など、選べる期間の幅が広いのが特徴です。予算が限られることが多いため、費用を抑えやすいフィリピンやマルタは検討しやすい候補です。
大学に在籍している場合は、まず所属大学の交換留学や認定留学の制度を確認すると、費用を抑えながら留学できることもあります。
社会人・キャリア休職で留学する場合
社会人の場合、休職や退職といった形でまとまった時間を確保する必要があるため、期間に対してどれだけ効率よく成果を出せるかが重要になります。ビジネス英語コースが充実しているアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアは、キャリアに直結させたい社会人に選ばれやすい国です。
仕事を辞めて留学するかどうかで迷っている場合は、まず短期間で試せる国から検討するのも一つの方法です。
シニア・セカンドライフとして留学する場合
近年は、定年後のセカンドライフとして留学するシニア層も増えています。留学スクエアへのご相談を見ていても、費用面より体力面や医療面を理由に、2週間〜1か月程度の短期留学を選ばれる方が多い傾向があります。英語力の伸びよりも、無理のないペースで安心して過ごせる環境を優先したい方には、医療体制が整っていて気候が穏やかな国が候補になります。
国別にじっくり知りたい方へ
ここまでは、目的や状況から見た大まかな傾向を紹介してきました。候補となる国がある程度絞れたら、それぞれの国のメリット・デメリットや特徴を詳しく確認しておくと、より納得したうえで決められます。
よくある質問
Q留学の国はどうやって決めればいいですか?+
国別の特徴や費用だけで比べるのではなく、まず「何のために留学するのか(語学留学・ワーキングホリデー・大学進学など)」と「何を優先したいか(費用・英語力・キャリア・治安など)」をはっきりさせておくと、候補が絞り込みやすくなります。そのうえで、気になる国の特徴や費用を詳しく比較する順番がおすすめです。
Q初めての留学におすすめの国はどこですか?+
治安が比較的良く、生活面での安心感が高いニュージーランドやマルタ、カナダは、初めての留学先として選ばれやすい国です。ただし同じ国でも都市によって治安に差があるため、滞在するエリアもあわせて確認しておくと安心です。
Q費用を抑えて留学するならどこがおすすめですか?+
フィリピンやマルタは、欧米圏に比べて費用を抑えやすい留学先です。フィリピンは授業料・滞在費・食費がセットになった学校が多く、予算管理もしやすくなっています。詳しい費用の比較は、留学費用が安い国ランキングのページでも紹介しています。
Q英語力を伸ばすのに一番向いている国はどこですか?+
特定の1カ国というより、日本人の少ない環境で英語を使う機会が多いことが重要です。マンツーマン授業が中心のフィリピンや、落ち着いた環境で英語に集中しやすいニュージーランド、アイルランドなどが候補になります。
Q社会人の留学におすすめの国はありますか?+
限られた期間で成果を出したい社会人には、ビジネス英語コースや大学進学準備コースが充実しているアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアが選ばれやすい国です。休職や退職に踏み切る前に、短期間で試せる国から検討する方法もあります。
Qワーキングホリデーと語学留学では、国の選び方は違いますか?+
違います。ワーキングホリデーは日本と協定を結んでいる国の中からしか選べず、現地での仕事の探しやすさも判断材料になります。語学留学は協定に縛られないため、費用や学校の選択肢の幅広さを軸に選べる点が異なります。
まとめ|目的から絞り込めば国は決めやすくなる
留学先の国選びは、国別の特徴や費用のランキングだけを見比べても、なかなか答えが出ません。
まずは「何のために留学するのか」「何を優先したいのか」「今の生活状況に合っているか」という3つの軸で候補を絞り込むと、比較する国の数がぐっと減り、決めやすくなります。
候補が絞れたら、気になる国の特徴やメリット・デメリット、費用の詳細を確認して、納得のいく1カ国を選んでいきましょう。留学スクエアでは、目的や希望条件を伺いながら、国選びから学校選び、費用のお見積もりまで無料でサポートしています。
目的に合う国・留学スタイルを相談する
卒業後の就労制度の確認に利用した公的情報
卒業後の就労ビザ・許可制度は変更されることがあります。申請前に各国政府の最新情報をご確認ください。



























































































































































