語学の検定試験(英語・フランス語・ドイツ語)

語学の検定試験について

英語をはじめ語学の検定試験は様々実施されています。日本の団体が主催するものや海外の団体が主催し実施するものなど、いくつもあるのでその特徴など簡単にわかる語学系検定試験の種類をまとめてご紹介します。

英語の検定試験(日本)

まず、日本の団体が主催する主な英語の検定試験で代表的なものをいくつかご紹介します。

英検

日本では最も認知が高く、多くの方が英語と言えばというほど代表的な英語の検定試験です。正式な名前は「実用英語技能検定」です。

公益財団法人である日本英語検定協会が実施しています。

年に3回実施され小学生から大人まで幅広い年齢層が受験することでも特徴のある検定試験です。留学となると海外では英検の級に応じて英語レベルを認めてもらえない場合が多いですが、アメリカなど日本人が多く留学する大学やコミュニティカレッジなどでは英検の取得級で英語レベルを認めてくれる教育機関もあったりします。

リンク英検【公式サイト】

GTEC

まだ認知は低い英語検定試験ですが、ベネッセコーポレーションが開発実施している英語力を測る試験です。主に中学生や高校生向けの試験となっていますが、大学社会人向けのバージョンもあります。今後の日本の大学入試における英語4技能を測るテストとしても認められています。

リーディング・ライティング・スピーキング・リスニングの4技能を測ることができ、各都道府県で年に3回実施されます。日本のみで、海外の留学先ではまだ認定されていないかと思います。

リンクGTEC【公式サイト】

英語の検定試験(アメリカ)

 

アメリカの団体が開発実施している英語検定試験をまとめてご紹介します。アメリカの英語検定試験を開発実施しているのはETSと呼ばれる組織が中心となっています。

TOEIC

日本でも最も認知の高い海外の英語検定試験と言えば、TOEICだと思います。Test of English for International Communicationの略で、主にビジネスコミュニケーションの領域の英語スキルを測る検定試験として認知されています。

TOEIC試験単体では、リーディングとリスニングのスキルを測る内容となっていて、本体の試験とは別にスピーキングとライティング能力を測るSWテストも別途受験することができます。

TOEICのスコアを認めてくれる海外の教育機関もアメリカを中心に一部ありますが、多くの場合で海外の教育機関への出願にはTOEICのスコアは認められていません。

ご参考TOEIC試験がどのくらい留学に使えるか

TOEFL

同じくETSが開発実施している英語の検定試験です。TOEICがビジネスよりであれば、TOEFLはアカデミックに寄った試験内容になっています。そのためアメリカやカナダなど北米を中心とした教育機関へ留学するにはTOEFLのスコアを提出しておけば受け入れてくれます。

一昔前はPBTと呼ばれるペーパー試験が主流でしたが、今ではiBTと呼ばれるインターネットベーステストが主流となっています。試験会場でパソコンに向かって、試験を受け、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの能力を測れるようになっています。

ご参考TOEFL試験についての詳細

英語の検定試験(イギリス)

今度はイギリスのケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge Assessment)という組織が開発実施している英語検定試験となります。

IELTS

IELTSは、イギリスをはじめオーストラリアやニュージーランドなどコモンウェルス国の高等教育機関で幅広く認められている英語能力検定試験です。カナダやアメリカなどの大学やカレッジでも認める教育機関が増えてきています。GeneralとAcademicの2つのパターンがあり、留学目的であればAcademicnの方を受験します。Generalはどちらかというと、一般的な英語能力を測る内容になるので、永住権など就学目的ではないビザ申請で英語能力のスコアを提出しなければいけない時にGeneralの方を受験するようになります。

イギリスやオーストラリアの大学やカレッジへ進学する場合には、このIELTSのAcademicのスコアを優先して取得した方が良いと思っていて間違いないでしょう。

リーディング・ライティング・スピーキング・リスニングの4技能を記述式で評価していきます。スピーキングは試験官と面接をしてそのスキル度合いが測られるようになっています。

ケンブリッジ英検

IELTSがアカデミックよりであれば、通常の英語能力を測る検定試験として用意されているのがケンブリッジ英検です。いくつか細かく種類が分かれているのですが、多くの留学生が受験するのはFCEとCAEになってきます。

日本でも受験することができますが、日本ではまだまだ認知が低い検定試験でもあるので、対策コース少なかったり受験会場が限られていたりもするので、イギリス留学中に対策コースを受講しイギリスで受験するというパターンが多いのが特徴的です(もちろん今後はどう変化していくかわかりません)。

イギリスほどではないですが、オーストラリア・カナダ・アメリカの学校でもこのケンブリッジ英検対策のコースを開講していたりもします。

フランス語の検定試験

フランス語でも日本とフランスとで検定機関がありますので、それぞれでご紹介します。

仏検

フランス語の英検版のようなイメージです。日本の公益財団法人のフランス語教育振興協会が実施し、文部科学省が後援しています。春と秋の年2回実施されています。3級までは1次試験のみですが、準2級から1次試験の他に2次試験も実施されます。

リンク仏検【公式サイト】

DELF/DALF

フランス国民教育省が公式に認定しているフランス語技能能力試験です。日本でも受験できますし、フランスでも受験できます。フランス語のスキルを証明する資格として一般的に認められるほか、フランスへの留学にも必須となる検定試験です。

DELF/DALFはCEFRのスケールと連動しており、DELFはA1~B2レベル、DALFはC1/C2レベルに該当します。

受験会場は主要都市に限られていますので、事前にチェックしておきましょう。

リンクDELF/DALF【公式サイト】

ドイツ語の検定試験

ドイツ語の分野でもフランス語と似たような検定試験の分類になります。

独検

日本の公益財団法人ドイツ語学文学振興会が実施しているドイツ語技能検定試験となっています。夏と冬の年2回実施され、準1級と1級には2次試験もあります。試験会場は全都道府県で実施されてはいませんので、事前に受験できる会場を確認しておきましょう。

リンク独検【公式サイト】

ゲーテ・ドイツ語検定

ゲーテ・インスティトゥートが実施するドイツ語技能検定試験です。CEFRのスケールに沿ってレベル分けされています。ドイツやオーストリアへの留学などに認められているドイツ語検定試験です。日本では東京と大阪のドイツ文化センターで実施されています。

リンクゲーテ・ドイツ語検定【公式サイト】

TestDaf

ドイツのテストダフインスティテュートが実施しているドイツ語の高等教育機関へ留学するための、ドイツ語技能試験です。ドイツ語圏へ進学する場合、必須のドイツ語試験にもなっています。日本での受験値は東京ゲーテインスティテュート及び獨協大学の関東のみとなりますが、世界中で受験できるドイツ語検定です。ドイツでも受験できますので、TestDaf対策に向けたドイツ語留学ということも可能です。

基本的には大学などのドイツの高等教育機関への進学向けのドイツ語能力検定なので、初級レベルの設定がされておらず、中級以上の3段階でレベルが分けられています。TDN3~TDN5(CEFR B2~C1に相当)の3段階で、ドイツの大学に入学できるレベルはTDN4以上とされています。

リンクTestDaf【公式サイト】

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