留学中に就職活動をどう行うか

留学中に就職活動をどう行うか

海外留学をした場合に悩ましい種の一つが、就職活動です。特に日本で大学生をやっている方などは帰国してから就職活動をどうするか、または海外の大学に留学している方は海外で就職活動すべきか日本に帰るべきかを悩むことも多いと思います。

海外留学をしている方の就職活動は基本的に、2つのパターンが考えられます。1つ目は、海外留学をして日本で就職をする場合。2つ目は、海外留学をして現地で就職をする場合です。

それぞれの就職活動のパターンを見ていきましょう。

①日本で就職する場合の就職活動

まず、1つ目の日本で就職する場合の就職活動についてです。日本での就職を検討している留学生は、ボストンキャリアフォーラム(主にアメリカに留学した人)やロンドンキャリアフォーラム(主に欧州に留学した人)に参加することです。

このキャリアフォーラムは、海外留学をしている学生が現地で就職活動を実施できる合同企業面接会です。こういったキャリアフォーラムに参加するメリットとしては、海外に留学した方を積極的に採用する企業が出展していたり、世界各国に勤務地があり、将来、海外勤務を希望している学生たちをつなぐ就職説明会です。さらに、これらの説明会は、日本での新卒の合同会社説明とは異なり、その場で面接を受けることができます。

日本の就職活動は企業の説明会などに参加して、エントリーシートを提出して、複数回の面接を経て内定になります。そのため、日本の就職活動の期間は数カ月かかりますが、キャリアフォーラムに参加すると約1週間以内、早い企業だと3日や当日に内定を獲得できる企業があります。

キャリアフォーラムに参加する対象者は、正規の海外大学を卒業した新卒の大学生だけではなく、海外の語学学校に留学をして日本語と英語でビジネスができるだけの英語力と海外経験がある留学生も対象になります。そのため、海外に留学している方はこれらのフォーラムに参加して就職活動をすることがおすすめです。

留学生向け就職サイトに登録しよう

そして、海外留学をした方を対象とした就職サイトに登録することです。例えば、マイナビのマイナビ国際派就職などが挙げられます。

海外留学をしている方は、将来、海外勤務を希望していたり、語学力を活かしたいと考えている方が多いと考えています。海外に留学生を積極的に採用しているような会社やグローバルに活躍できるような企業の求人情報が掲載されています。

また、国別の就職活動のスケジュールや海外留学をした人を対象とした相談会や、実際に海外留学をした先輩の体験談を読むことができます。そのため、一般的な就職サイトや転職サイトとは異なり、海外留学をしている方にとって魅力的な就職サイトであり、就職活動をする際に、登録することをおすすめします。

②現地で就職する場合の就職活動

海外での就職活動は、日本のような新卒の一括採用をしておらず、企業の合同説明会があまり多くはありません。さらに、海外で就職するためには、日本のような正社員登用からではなく、インターンシップを経験してから、そこでの実績を評価されて、現地の会社で働くことが一般的です。

そのため、積極的に自分の気になる求人票を確認して企業のインターンシップに応募することが大切です。

例えば、海外の大学にはキャリア支援センターがあります。そこでは、その国の就職活動の進め方や英文の履歴書や面接の指導を受けることができたり、現地の会社の求人の情報があります。こういった大学内のキャリア支援センターを利用して、求人に応募していくことも選択肢として考えておく事も大切です。

語学学校からの現地就職

海外の語学学校の場合はキャリア支援センターを設置している学校は多くはありません。キャリア支援センターを設置しているような学校は、それを利用して現地での就職活動を進めていきます。

しかし、キャリア支援センターがない学校の場合は、自分で就職情報を集める事になります。例えば、語学学校の先生や現地の友人に就職活動の情報をもらったり、海外の求人サイトに登録、現地の企業に求人情報について直接問い合わせる方法があります。

このように、海外で現地で就職するためには、自分で積極的に現地の企業や友人などに求人情報について尋ねてみたり、キャリア支援センターを利用して現地の企業に応募をしたりして就職活動を行うようになります。

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