シドニーへ1年間留学する場合の費用の目安

シドニーへ1年間留学する場合の費用の目安 | 留学スクエア

シドニーは、便利な上に治安が良く、留学生でも安心して過ごすことができます。シドニーで長期留学を考えている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、シドニーへ1年間留学する場合にかかる費用の目安について詳しく解説します。

いくらぐらいの費用がかかるのかを明確にして、しっかりと留学プランを立てましょう。

シドニーに1年間留学する場合にかかる費用は?

シドニーへの1年間の留学にかかる費用は、280万円~400万円程度です。具体的にどのような費用が必要になるのか、内訳を解説するので参考にしてみてください。

渡航費

シドニーへの渡航費は、5~10万円程度です。直行便を利用するか、格安航空を利用するかなど、渡航時の状況により実際にかかる費用が異なります。

南半球にあるシドニーと、北半球にある日本は春夏秋冬のシーズンが逆になります。そのため航空券は6月ごろに安くなり、12月ごろに高くなる傾向があります。

学費

語学学校に1年間通う場合にかかる学費は80~120万円程度です。学費は留学費用の大部分を占めます。

授業料の他にも、教科書代やアクティビティ代金がかかるケースもあります。また、語学学校や受講するコース、授業数などによっても費用が変わるため、語学学校を決める際は事前にしっかりと調べておきましょう。

滞在費

滞在費は80~120万円程度です。具体的には、シェアハウスであれば80~100万円程度、ホームステイや学生寮の場合は120万円程度が目安とされています。

ホームステイや学生寮では、セキュリティがしっかりしていたり1日1~2食程度の食事が含まれていたりするケースも少なくありません。

そのため、始めのうちはホームステイや学生寮を利用し、現地の生活に慣れてきたらシェアハウスに移るというパターンが主流です。

生活費

現地での生活にかかる費用は100~150万円程度です。食費や日用品の購入費用が生活費に該当します。

生活にかかる費用は日本と同じくらいで、月10万円程度です。ただし、外食を減らしたり節約を心がけたりすれば、目安よりも費用を抑えられます。

海外旅行損害保険

留学の際は、海外旅行損害保険に加入するのが一般的です。保険料は1年間で15~20万円程度かかります。

オーストラリアは日本と異なり、国民皆保険制度がありません。海外旅行傷害保険に加入しないと、治療費は自己負担割合100%になります。万が一の際に備え保険に加入しておくと安心です。

シドニーに長期留学する際に使用できるビザと取得費用

シドニーに長期留学する場合、どのようなビザを使用することになるのでしょうか。ビザ取得費用の目安と共に解説します。

学生ビザ

学生ビザは、語学学校や現地の大学などに3ヵ月以上通う場合に使用するビザです。週20時間以上のフルタイムで授業を受講する必要があります。

学生ビザの申請にかかる費用は、2022年7月現在で650AUD(約62,000円程度)です。自分で取得することも不可能ではありませんが、手間や時間を減らしたい方、自分でできるか不安な方は留学エージェントに依頼しましょう。

ワーキングホリデービザ

ワーキングホリデービザは、オーストラリアに1年間滞在できるビザです。オーストラリア国内での就労と就学が認められています。

就学は最長17週間まで可能です。学校に通う期間が3~4ヵ月程度で済む場合は、ワーキングホリデービザも使用できます。

一定の条件を満たせば、滞在期間を延長できる「セカンド・サードビザ」も取得可能です。できるだけ長くオーストラリアに滞在したい方に適しています。

なお、ビザ取得費用は2022年7月現在で510AUD(約49,000円程度)となっています。

現地でアルバイトをした場合の収入

留学費用を少しでも少なくしたいと考えている方は、現地でアルバイトをするのがおすすめです。

学生ビザなら週20時間まで、ワーキングホリデービザでは時間の定めなく就労が認められています。

シドニーの仕事事情

シドニーでは比較的仕事を見つけやすいでしょう。日本人やアジア系の方も多く住んでいるため、日本人向け、あるいは英語がネイティブでない場合でもできる仕事がたくさんあります。

掲示板サイトを検索したり友達の紹介を受けたり、レジュメを配って歩いたりして仕事を探します。早くアルバイトを始めたい場合には、日本にいる間にレジュメを作成しておきましょう。

時給の目安金額

2022年7月現在のシドニーの最低時給は21.38AUDです。日本円で2,000円程度になります。日本に比べると時給が高く、倍以上になることもあるでしょう。

また、休日や祝日には、時給アップのサービスがあるケースも珍しくありません。オーストラリアではプライベートを大切にする方が多く、土日や祝日などの従業員が不足しやすいときは時給を上げて労働力を補っています。

1年間の滞在で稼げる費用

オーストラリアに滞在している間、アルバイトをすると留学費用の出費を抑えることができます。学生ビザとワーキングホリデービザでアルバイトをした場合の収入を計算しました。

・学生ビザ(週20時間、10ヵ月働いた場合)

21.38AUD×20時間×43週間(約10ヵ月)=約18,386AUD(約1,765,000円)

・ワーキングホリデービザ(週30時間、10ヵ月間働いた場合)

21.38AUD×30時間×43週間(約10ヵ月)=約27,580AUD(約2,648,000円)

上記のスケジュールで働けば、約200万円前後の収入を得られます。留学による支出を減らしたいときは、現地のアルバイトも検討しましょう。

留学費用を節約する方法

アルバイトの他にも留学費用を節約する方法はいくつかあります。特に1年間という長期で留学する場合は、「語学学校の安い時間帯を狙う」「キャンペーンを利用する」といった方法がおすすめです。

語学学校では、デイタイムとイブニングタイムで授業料が変わるケースもあります。具体例を挙げると以下の通りです。

ILSCシドニーの場合

コース名1年間の学費
Day English$14400
(約1,354,000円)
Evening$10800
(約1,015,000円)

上記のケースでは、デイタイムの方が、授業時間が長く設定されているため費用が高くなっています。授業時間の短いコースを受講したり、受講する授業数を減らしたりすると学費を抑えられます。

また、キャンペーンを利用するのも方法のひとつです。語学学校では授業料が割引料金になったり、入学金が無料になったりするような特典サービスを提供していることがあります。

大学の費用

1年間の留学となると大学にかかる費用についても気になる所です。

大学進学にかかる費用は、大学のプログラムや専攻、滞在先のタイプなどによって振れ幅が大きいため一概に費用の目安を出す事が難しいですが、ニューサウスウェールズ大学での1年間の費用を一例としてご紹介しておきます。

費用項目1年間の費用
授業料$42000~$52000
(約3,948,000円~約4,888,000円)
コース諸費$1500~$2000
(約141,000円~約188,000円)
滞在費$17000~$26000
(約1,598,000円~約2,444,000円)
合計$60500~$80000
(約5,687,000円~約7,520,000円)

まとめ

シドニーに1年間留学する場合にかかる費用は、280万円~400万円程度です。まとまった金額が必要になるので、余裕を持って準備を進めましょう。

また、「現地でアルバイトする」「語学学校のキャンペーンを利用する」といった節約方法も効果的です。現地でアルバイトすれば、年間100万円~200万円程度の収入が得られるでしょう。

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