ロンドン芸術大学付属ランゲージセンターを選ばれた理由は何ですか
日本の大学で芸術を専攻しているため。
芸術を勉強している他国の人と出会いたかったため。
ロンドン芸術大学付属ランゲージセンターの周辺の環境はどのような感じでしたか
大英博物館やコベントガーデン、ピカデリーサーカスも歩いて行くことができる環境で、ロンドンのなかでもかなり中心地でした。
でも文教地区としても有名な地域のため、賑わってうるさいということもなく、良い環境だったと思います。
最寄り駅からは徒歩5分くらいで、バスの停留所も近いので交通の便はよかったです。
ロンドン芸術大学付属ランゲージセンターの授業はいかがでしたでしょうか
クラスメイトには、ファッションやデザインなどを勉強したいと思ってイギリスに来ている人が多く、英語は二の次という雰囲気かもしれません。
授業も、ゲームをやる時間が多く、英語を短期間で集中的に勉強したい人には向かないと思いました。
文法、語彙、コミュニケーション、発音と時間がわかれているわけではなく、1つの授業枠のなかで1人の先生の采配で授業が行われるため、バランスが悪かったです。
ただ、あとあと友人に聞いたところ、先生によって授業のやり方、クラスの雰囲気もだいぶ異なるらしいので、自分でスタッフに相談し、クラスを変えてもらえばよかったのかなとも思います。
ロンドン芸術大学付属ランゲージセンターの全般的なご感想をお聞かせください
授業は私の希望のものではありませんでしたが、クラスの雰囲気はとても良かったと思います。
クラスメイトもフレンドリーかつそれぞれが自律したメンバーだったので、ほどよい距離感で親しくなることができました。
先生も、クラスの雰囲気を大事にする先生だったように思います。
半分以上の生徒がデザインや写真を勉強しているので、彼らと出会ったり、話せたのは楽しかったです。
ファッションやデザインを勉強したい人、そういう人と知り合いたい人には勧められる学校です。
ホームステイ先(または学生寮や学生アパート)はいかがでしたでしょうか
ハウスシェアに滞在しました。
家の雰囲気、立地、フラットメートにはとてもとても満足しています。
ただ、管理しているスタッフは最悪でした。(苦笑)
フラットメートのみんなが文句を言っていました。
初日、家の前で待ち合わせるはずのスタッフが来なくて1時間以上外で待ち、何度か電話をしました。
3回目の電話で、その日は行けるかわからなかったから玄関マットの下に家の鍵を置いたということが判明し、入ることができました。
私の英語力不足のせいもありますが、一度目の電話では来ると言っていたので、管理スタッフの間のコミュニケーション不足もあったと思います。
バスルームの電気が自動センサーになっているのですが、電球が切れていて、しばらく夜はシャワーを浴びれない状態でした。
フラットメートが電話をしても、スタッフは来てくれなかったそうです。
それに加えて、ボイラーが壊れ、1週間お湯が出なくなってしまいました。電話をしてもスタッフがなかなか来ず、やっと来ても修理不可で、フラットメートもいらいらしていました。
私はたまたま日本人の友人が留学していて近くに住んでいたのでしばらくシャワーを借りていましたが、ほかのメンバーは台所でお湯をわかしてシャワー代わりにするという手段を使っていました。(笑)
あと、ハウスシェアのwifiが異常に遅い、たまにつながらなくなる、などの問題がありました。
ただ、最初にも書いた通り、こういうちょっとした我慢できるような問題以外は、とても満足しています。
まず雰囲気ですが、
週に一度か二度は清掃スタッフが入ってくれるため、家のなかは基本的にはきれいでした。(男の子は洗い物をしないので台所はすぐに汚くなりますが。)
各自の部屋は、ホテルの一室よりも広く、ゆったりとしていて、収納スペースもしっかりあり、長期間住めるような心地よさがありました。
各自の部屋の鍵は内側からしか閉めることができませんが、フラットメートが良いメンバーだったし、清掃スタッフも危険ではないことがわかったので、安心して使えました。
つぎに立地ですが、
閑静な住宅街のなかだったため、基本的には静かで交通量や人通りは少ないですが、安全な空気感でとても過ごしやすかったです。
スーパーもすぐ近くにあるため、便利でした。
バス停が家のすぐ前にあるため、交通の便もとてもよかったです。
最後にメンバーについてですが、毎週誰かが去り、新しいメンバーが入るという状態だったので、そのたび空気が入れ替わり、会話もはずみ、新鮮でした。
キッチンや食べる場所が共有スペースなので、自然とコミュニケーションをとることもできました。
また、ハウスシェアはホームステイより少しお金がかさむ形式だからか、みんな落ち着いた良い人でした。
私はアジア人が多いと予想していたのですが、メンバーにはヨーロッパの人が多く、
フランス、ポルトガル、ブラジル、スイス、ロシア、ポーランド、イタリア、スペイン、台湾と3週間でさまざまな国籍の人と話すことができました。
生活を共にすることで、それぞれの国民性も垣間見たり、それぞれの国について話すこともでき、とても貴重な機会だったと思います。
語学学校だけではできない出会い、会話、つながりができました。
英語を勉強しに来ている50代の男性など、年齢のはなれた人もメンバーにいましたが、それがとてもよかったです。
同じ世代だけではなかなか話題にしないことも話せたり、様々なアドバイスをもらうこともできました。
語学を勉強しに来ている人だけでなく、大学の研究会でチームで滞在している大学の先生も短期間滞在していて、彼らと話すこともできました。
ハウスシェアという滞在形式は、ホームステイより少し値段ははりますが、お金にはかえられない経験ができると思いました。
今回の留学全般についてご感想をご自由にお書きください
当初目的としていた英語の学習は、自分の力不足もあってあまりうまくいかなかったように思いますが、はじめての短期留学としては予想以上に得るものが多く、たいへん満足しています。
ハウスシェアでは他国の同世代からたくさん刺激を受け、私ももっと英語を使えるようになりたいと強く思ったので、今後に向けて、ますます勉強に励みたいと思います。
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