バンクーバーの気候と春夏秋冬に合わせた服装

バンクーバーは、「住みたい都市ランキング」の上位の都市としてよく選ばれていますが、その理由の一つに、「過ごしやすい気候」があげられます。留学先としても人気のバンクーバーの気候の特徴やそれぞれの季節で適切な服装について見ていきましょう。

バンクーバーは少し遅めの春

カナダの中でも温暖で、四季がはっきりしているバンクーバーですが、春が来るのは少し遅めです。

3月はまだ寒い日が続くため、冬用のコートは必須です。4月上旬になっても雪がちらつく日があったり、日陰の山道には雪が残っていることもあるため、4月から渡航を考えている人でも、パーカーやジャケットなどがあると安心です。

現地のカナダ人や長年住んでいる人達は寒さに慣れているせいか、4月ごろになると急に薄着の人が増えてきます。が、4月でも特に上旬はまだ寒いので、現地で周りの服装だけを見て惑わされないようにしましょう。

バンクーバーの気候と春夏秋冬に合わせた服装 | 留学スクエア

4月下旬~5月になると日中は気温も12~13度を超え、長袖1枚やTシャツに羽織りものなどで過ごせるようになります。日本の春よりも少し涼しく、とても過ごしやすい気候だと言えます。バンクーバーの街中、特にアジア系のレストランが集まる道沿いやスタンレーパークには大きな桜の木もあり、4月下旬ごろには満開になるため、カナダにいながら日本の春を感じることができますよ。

バンクーバーのガスタウン

ベストシーズンの夏

バンクーバーのベストシーズンは何と言っても夏です。6月下旬ごろから暖かくなりはじめ、最近は9月中旬ごろまで夏の気候が続きます。夏と言っても平均気温は18度~20度ほどで、とても暑い日でも30度を超すことはありません。また湿度が低いので日本の夏よりもカラっとしています。過ごしやすいため、様々なイベントや外でのアクティビティが多く行われており、バンクーバーを楽しむにはもってこいです。

服装はTシャツ1枚やハーフパンツ、夏用ワンピースなど、日本の夏の格好で十分対応できます。ただ、気温は高くなくても日差しはとても強いので、強めの日焼け止めやサングラス、帽子などがあると良いです。

また、日照時間も長く、夜9時を過ぎても街が明るいこともあります。夜は少し冷えることもあるので、薄手のカーディガンなどがあると、夜の外遊びにも対応できますよ。

また8月に入ると山火事が増えてきます。自然が多いカナダならではのことではありますが、自然発火した火が山間部で大量発生することも最近では珍しくなく、風向きによってはバンクーバーにもその被害が出ることがあります。長期間続くと飛行機の欠航が増えたり、空気の悪い中過ごし続けることで頭痛に悩まされる現地の人もいるため要注意です。

山火事が起こりバンクーバーにも被害が出始めた時には、目に入らないようにするためにもサングラスや眼鏡を着用し、ドラッグストアなどで普通よりもしっかりしたマスクが購入するなど、不安であればそれらを活用するのも良いと思います。

バンクーバーのグランビルアイランド

雨の多いバンクーバーの秋

9月下旬ごろからが秋の到来です。気温が次第に下がり、10度前後になってきます。10月になると紅葉が始まり、街を歩けば黄色や赤の葉っぱが一面に広がります。また、紅葉が始まるとともに徐々に雨の降る頻度も増えていき、雨が降る日は一段と寒く感じられます。

服装は日本の秋の格好と同じでも対応できますが、雨が多い為、撥水加工のジャケットや靴があると安心です。気温はそこまで低くなくても、体や髪の毛が濡れてしまうと、体感温度はかなり下がり、体調も崩しやすくなってしまいます。

スポーツの時に着用するようなウィンドブレーカーや、革のブーツなど、とにかく体を濡らさないように対策し、気温以下の寒さを感じないようにする工夫が必要です。

また、11月になるとかなり冷え込む日も増えてくるので、冬用のコートが必要になってきます。その時期から渡航を考えている人はダウンコートやウィンドブレーカーが必要ですし、長期間滞在し冬に現地で調達しようと考えている人も、10月中には用意をしておくと安心です。

バンクーバーの長い冬

11月中頃になると雨の日が増え、気温がとても下がる日は雪に変わることもあります。バンクーバーはカナダの中でも比較的暖かい地域とはいえ、冬はそれなりに寒く、早い年では10月下旬から、通常は11月から3月末ごろまで冬が続きます。しかし、カナダの他の都市と比べるとバンクーバーは過ごしやすく、寒いとはいっても氷点下になることはないため気温は3~5度くらいの日が多いです。

東京の冬と似ているとも言われ、一般的に「カナダ=雪が多くて寒い」といったイメージとは少し異なります

ただバンクーバーの場合は、秋と同じように冬も雨が多いため、体を濡らさないようにするためウィンドブレーカーや革のブーツを履くのがお勧めです。割と薄着で過ごしているように見える現地の人たちも、「雨や雪、みぞれから体を守ることができれば、そこまで冷え込むことはない」とよく口にし、撥水加工の洋服や靴を身に着けています。手袋やマフラーなども現地では種類も多く、簡単に調達できるため、お気に入りを購入して使うのもお勧めです。

また、カナダは冬が長いこともあり、商業施設も普通の家も暖房設備がとても整っています。そのため、室内では長袖1枚やシャツ1枚など、薄着で過ごすことができます。実際に日本から持って行った冬用の肌着は、暑くなり汗をかいてしまったためあまり出番がありませんでした。

ニットやセーターもあまり着ることがなく、シャツやパーカーで調節し、外に出るときは撥水加工の上着を身に着けることで、寒さを十分にしのぐことができます。どうしても寒ければ現地でニットやセーターを買うこともできるので、かさばる分厚い衣類はたくさん持って行かなくても良いと思います。

バンクーバーのスタンレーパーク

過ごしやすい都市、バンクーバー

夏は湿気もなく涼しい上、冬は氷点下になることも少なく比較的過ごしやすいバンク―バー。特に夏は様々なイベントもあり、短期留学にもってこいです。ぜひ、適切な服装でバンクーバーの四季を楽しんでくださいね。

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