アメリカの水道水事情

アメリカの水道水事情

「水」は私達の生活には欠かせない大切なものですが、日本では蛇口をひねれば当たり前のように安心・安全な水が利用できるため、水の大切さに気づかない人が多いのではないでしょうか。アメリカへ留学や旅行などで行けば日本とは大きく異なる水道水事情を実感し、日本の水が恋しくなるかもしれません。

州によって水質事情は異なる

大部分を占めるアメリカの水道水は行政機関である米国環境局が管理をしています。世界の中でもトップクラスの水質基準だと言われていますが、米国環境局の管理が行き届いていない州や地域もあり、全ての水道水が安全だとは言い切れません。

水道水or市販の水購入or浄水器

多くの地域の水道水は米国環境局の管理が行き届いているとは言うものの、実際のところ、どこまで信用していいのか分からないのがアメリカです。そのため、浄水器を設置したりウオーターサーバーをレンタルしている家庭も多く見受けられます。特に赤ちゃん用の水や現地に住む日本人は浄水器もしくは市販の水を購入しているようです。

また、不純物を取り除いたり濾過をする目的であれば浄水器を使うべきですが、硬水(カルシウムやマグネシウムを取り除く)から軟水化には別に専用機器が必要になります。

水道水を飲まない他の理由とは

アメリカの水道水にはフッ素化合物が割と多く添加されています。このことに関しては賛否両論あるようで、虫歯予防になるので賛成派もいれば、歯には良くてもフッ素の取り過ぎは体に害を及ぼすという理由で反対する人もいます。

また、水道管やフィルターに問題があり、水道水をそのまま飲用するのは避けたほうがいい場合もあります。アパート自体の管理が行き届いていなければ、水道管から有害な化学物質が溶け出していることも考えられます。現に学校に設置してあるウオータークーラーの水から鉛が検出され、管理のずさんさが浮き彫りになったニュースもあるぐらいです。

水の種類(購入する場合)

アメリカのスーパーには多くの種類の水があります。湧き水(spring water)、蒸留水(distilled water)、ミネラルウォーター(mineral water)、濾過水(filtered water) 精製水(purified water)炭酸水(sparkling water)などがあります。水の種類やブランドによって値段や硬度が違うので、どれを選んでいいのか悩むかもしれません。そういう場合は私達日本人に馴染みのあるクリスタルガイザー(spring water)を選ぶと間違いないでしょう。値段もお手頃で尚且つ有名ブランドなので、安心して飲用できます。

水を購入する場合のボトル

水の硬度

州によって水の硬度は違いますが、約85%の地域が硬水だといわれています。子どもの頃から硬水に慣れ親しんでいるアメリカ人には違和感なく飲めるものでも、私達日本人は普段飲みなれていない分、舌触りなどの違いに飲みにくく感じたり、胃腸が弱い方はお腹を下す人もいます。また、硬水でお米を炊くとパサパサになったりと、料理の味にも影響がでます。それ以外ではシャンプーや石鹸の泡立ちが悪くなったり、髪の毛が普段よりも多く抜けたり肌荒れを起こしたりする人もなかにはいます。

水質が気になる場合

水質が気になる人はキットを購入して調べる方法もあります。自分の住むエリアの水質を知る方法は、ウォーターテストキットを購入すれば一発で分かります。キットの値段も大体$15~$30とそんなに高い値段ではないので水質が気になる方は購入してもいいかもしれません。

水の利用を制限されるも

水に関して触れておきたいのが、アメリカでは水不足が深刻化しています。特に西海岸辺りはその影響を受けています。そのため、普段雨が降らない地域では水の利用を制限される場合もあります。ホームステイ先や寮でのシャワーの時間や洗濯の回数を制限されてしまう可能性があることを頭の片隅にでも留めておきましょう。

最後に

アメリカの水道水事情をご紹介しましたが、結局は現地の水道水を特に抵抗なく飲んでいる人もいれば、飲用水には市販の水を購入して料理には浄水器を通した水道水を使うなど十人十色です。地域や場所によっても水質事情は大きく変わってくるので、周りからの情報も貴重といえるでしょう。

アメリカ留学バナー

アメリカ基本情報

アメリカ生活情報リンク

ニューヨーク生活情報

カリフォルニア生活情報

その他